「G1カレッジ」とは?

平将明氏(以下、平):こんにちは。カフェスタトーク、しーずん10、司会の平将明です。よろしくお願いします。

そして、本日のコメンテーター、築地魚河岸三代目、魚屋こと著述業、生田よしかつさんです。

生田よしかつ(以下、生田):論客の生田でございます! みなさんこんにちは~!あい!

……あ~疲れた(笑)。

:生田さん、今日もよろしくお願いします。

生田:よろしくお願いします。

:そしてアシスタントは、現役慶応大学ユニドル、大澤咲希さんです。

大澤咲希(以下、大澤):こんにちは~。あい!

生田:おぉ、いけたいけた。

:邪魔しないようにね。

生田:はい、すいません(笑)。

:今日のゲストは、小幡和輝さんです! 「いや、なにやってる人かわかんない、誰!?」みたいな(笑)。よろしくお願いします。

小幡和輝(以下、小幡):(笑)。

大澤:お友達で~す。

:僕は、ちょこちょこ会うのよ。「G1カレッジ」で。

生田:そもそもG1カレッジってなんぞや。

:G1という日本版ダボス会議みたいなのがあるのよ。それで毎年、経済人とか政治家とか学者とかアスリートとか、200人くらいで合宿してるの。毎年。

生田:へ~。合宿してなにするの?

:色んな政策の議論をしたりさ。そういうことをやってるんだけど、それから派生した会議体で、ちょっと頑張ってる大学生を集めて……。

生田:意識高い系だな?

:そうそう、意識高い系。だから、けっこうダブってるんだよな。G1にくる子と、咲希ちゃんが言ってた意識高い系が。

生田:あ~そうなんだ。

:だから前回もさ、昆虫食の彼もG1カレッジ来てたし……。G1カレッジってすごく難しいんですよ。厳しいの。

生田:入る条件が?

:そう、選出が。年1回限りのイベントで、前夜祭、後夜祭とかってあるんだけど、なかなか来れないよな、G1カレッジ。

小幡:そうですね。

生田:金出せば行けるってもんじゃないんだ? 選ばれるの?

小幡:周りの友達も落ちている子がたくさんいて。

(大澤氏、自分を指差す)

生田:選ばれたの? そりゃ咲希は選ばれるよ。

:いやいや、この人は「私、平さんと知り合いです」って、俺の知らないところで(笑)。

大澤:志望理由のところに、「平さんからカフェスタで聞いて応募しました」って、ちゃんとこう……。

:そうそう、抜け目無いから。

生田:うまいよな! それも実力の内だ。咲希ちゃんは大したもんだ。

平氏が作った来年の成長戦略

:でもね、それも俺の知らないうちに受かってましたよ。だから俺は、そんなこと書いたくらいじゃ、G1カレッジ行けないなと思いながら……。

生田:いやいや、ご謙遜を。もうやだわ先生(笑)。

:なんだこのノリは(笑)。ということで……だから彼はG1カレッジで、地方創生をやっているっていうイメージだったんだけど、いろんなことやってんだね。

生田:和輝くんはなんでG1に来たの?

:誰に言われて……そもそもなにでG1カレッジを知ったの?

小幡:一番最初は、G1の運営の中に友人がいて……。

:そうかそうか、運営のやつがまたイケてるんだよな。

小幡:紹介してもらってっていう感じです。

:なるほどね。ということで、今日はおいおい聞いていきたいと思いますが、その前にちょっと私から……。

生田:そうですね、平将明の番組だから! 平将明の活躍を言おうよ。言ってくれ!

:実は前回ちょっと言いましたけども、自由民主党に経済構造改革に関する特命委員会というのができまして、これと合わせて働き方改革に関する特命委員会というのが、二本柱で茂木さんの元で、私が事務局長代理で色々アイデアを出して、ようやく先週まとまりまして。安部総理大臣のところにも、総理のところにも報告をしてまいりました。

生田:じゃぁこうやって渡して、こうやって写真とるんだ?

:やるやる。もちろん。官邸でね。

大澤:いいなぁ。

生田:いいなぁだって(笑)。

:それで、まとめた中間報告で、来年の成長戦略になるんですけど、その中間報告の主な内容が、自由民主党の予算要望大綱というんですね。来年の予算をこういう予算にしてくれというのを、与党として政府に言う予算大綱という非常に力のある、格式のあるものがあるんですが、なんと最初の1ページ目と2ページ目がですね、我々が作った中間報告の内容という目玉になりまして。

生田:すげぇじゃん!

:すげぇなぁと。俺が作ってるな、日本の成長戦略を(笑)。

生田:国動かしてるな~!

:一応安部総理からも、私が作ったって言っていいってことを言っていただいて。

生田:(総理の真似をしながら)「平さん、平さん」。

:真似すんな(笑)。

生田:「平さんが作ったって言っていいよ」って、そんな感じ?

:ええ、了解をもらっているので。だからまぁ、そういうことで。それで、説明すると長くなるので、詳しくは私のFacebookで見ていただくと、総理とのシーンと中間報告はホームページに載っていて、中間報告を読んだ後に自民党の予算大綱を見ると、おぉってなりますよ。

予算大綱に、ワードを入れるのだけでも大変。自分たちの関係するワードを入れるのだって大変。それをパラグラフ1個やるなんていったらもう、大変な作業。これ、2ページあるから。しかも1ページ目、2ページ目。

生田:すごいじゃん! 大したもんだ! だからもうG1カレッジは平さんの紹介ですって書けば入れるよな(笑)。

大澤:やっぱり国を動かしてますから!

:動かしちゃってるね。

異次元の成長戦略

生田:ところで今、中間報告って言ってたけど、本報告ってのはいつあって、その本報告っていうのはどうなの?

:これはもともと茂木さんが政調会長で委員長も兼務してるっていうのが異例中の異例だよね。それで、事務局長が新藤義孝さんだったっけ? ここでいうところのシンディーですよ。それで新藤義孝さんから俺に電話がかかってきて、事務局長代理をやってくれないかっていうから、いやどう考えても茂木さんで、しかも幹事長は林芳正さんで……。

生田:ちょっと違うね。筋がね。

:そうそう。事務局長で新藤さんって、どう考えても俺の筋じゃないなって思ったんだけど、やっぱり役所から出てこないアイデアを出してもらいたいと。いわゆる異次元の成長戦略。

生田:ということは異次元の人だってことなんだね!

:そうそう、そう思われてる! 多様性ですから。これができたら異次元の成長戦略だと思うよ。よく通ったなと思って、自民党。びっくり。安部総理もノリノリで、どんどんやっていこうということになると思います。

生田:今言えるの? 内容について。

:言えるよ。もうオープンにしてるから。

生田:じゃあ安部さんが一番「これいいね」みたいに喜んだやつってなに?

:1ページ目に、地域未来牽引企業とその取引先を生態系として捉えて、すべての政策を総動員するというパッケージを作ったんですよ。

生田:ミラサポ関連か?

:ミラサポじゃなくてRESAS(リーサス)。

生田:リーサスか!

:コネクターハブ企業とかさ。そういう関連のやつで、しかも成長戦略と地方創生を融合させたわけ。だから経産省が元々持っていた政策と、僕がやっていた地方創生ね。まち・ひと・しごとがやっていた政策を合体させたんだけど、こっち(地方創生側)はけっこう総務省系が強くて、こっちは経産省でしょ。経産省と総務省って仲悪いわけ。それを僕の部屋に集めて……。

生田:「お前ら仲良くしろ!」みたいな感じだ。

:そう。それで、政策議論をして、それで俺が最後、「こういう考え方で進めましょう」というのをまとめる、と。

平将明オリエンテッドの政策

生田:やっぱりこの合わせて入るっていう、今(コメントで)「PPAP」って書いてあった(笑)。

:そうですよ。「ウーッ!」ですよ。大変ですよ。

生田:総務省と経産省が「ウーッ!」なるんだ。なるほど。

大澤:マサ太郎?

:マサ太郎(笑)。(大澤氏に棒でつっこむ)あ、でも今のパワハラになるのか俺。すいません。

生田:そうだよ。俺にやる分にはいいけど、俺年上だし。なんで年下に頭叩かれるんだ俺はいつも! まぁいいや(笑)。

:なんで急に怒りだしてるの(笑)。ということで、僕のホームページ見てもらえば、これで世の中動いてくんで、ぜひよく熟読してください。

生田:でも異次元はいいことだよ。役所の考えることって本当陳腐なことしか考えないからね。本当に陳腐だよ。

:今回、超まじめに作った。というのは、普通は有識者会議で話を聞いて、経産省がペーパーにまとめてきて、議論なんだけど、今回はちょっと異例で、僕が役所を呼んで、まずは私のアイデアを延々喋るわけ。そうすると役所としてはああだこうだ言ってくる。

「そうじゃなくて俺が言ってることはこういうことだ」とか、「いやいやできません」「こうやったらできるだろ」とか散々やって。だからスタートがこっちなわけ。俺なわけ。平将明オリエンテッドだよ。それで作った政策なので、まぁまぁおもしろい政策になってるんじゃないかなと思います。

生田:楽しみだねそれは。ちょっと見てみたい。どうやると見れるの?

平将明ホームページのタイムラインにPDFが貼り付けてあるので、それ見ていただいてもいいし、Facebookから来ていただいてもいいと思います。

生田:そうだね、それでみんなに見てもらって、それについてのご意見は平将明までぜひお願いいたします。

:(生放送の画面にリンクが出たのを見て)ウチ優秀だね。ニコ生をご覧の方ですね。

生田:「経済構造改革特命委員会中間とりまとめ内容」クリック!

:(画面を見ながら)カッコ通称平ペーパーカッコとじ。

大澤:名前がちょっと長くて……。

:まぁ長いよね。

生田:安部さんからも言っていいよと言われたよカッコとじ。

:こういうのってあんまり脚光浴びないので。