北条政子は肉食系?

しみちゃん:「ミソジニー問題」ですね。これ4つあるんですけど、3つ目ですね。強い女性の例として『SEX AND THE CITY』に出ていらっしゃる女性などを取り上げたんですけど、日本だったらこの人じゃないでしょうか? っていうコメントをいただきました。こちらですね。「北条政子は肉食系!!」と。

奥野:ああ。

しみちゃん:これご存知ですか?

奥野:でも北条政子は肉食っていうか、すごいその「かかあ(天下)」って感じだけどね。けっこう年上だったはず。

しみちゃん:そうですね。尼将軍でお馴染み、源頼朝の奥さんですね。今日「チラッ」と調べてきたんですけども、一夫多妻制の時代なんですけども、北条政子さんは嫉妬深いということでも有名だったみたいです。

奥野:そうそう。源頼朝を尻に敷いてたんだよね。

しみちゃん:そうです。だからなかなか多妻になれなかったからコソコソしてたっていうね。

奥野:でもちゃんと源頼朝を立てるところは滅茶苦茶立てて、死んだ後を全部まとめたのも北条政子さんだし、そうね。そうだと思う。

しみちゃん:肉食系だったかは、どうかという所ですね。

奥野:肉食って一杯男がいるみたいなことだとしたらちょっと違うんじゃないかなと思う。

しみちゃん:なるほど。わかりました。流石ですね。

奥野:うわっ、真面目なこと言っちゃった(笑)。

(会場笑)

しみちゃん:いいですよ。ぜんぜん。

奥野:むしろ淀君だよ。淀君のほうが肉食系だと思う。豊臣秀頼って実際誰の子かわからないからね。だって2メートル近くあったっていうからね、豊臣秀頼。めっちゃでかくて実際に会ったのよ徳川家康が。上洛してこいって豊臣秀頼呼び出して頭下げさせれば格好つくだろうと思ったら、来た豊臣秀頼がめちゃめちゃでかくて、ものすごい格好いいというか、自分の息子と比べてこいつヤバイなと。織田家の血を引いてるとヤバイなってことで、ちょっと俺が死んだ後のことヤバイなと思ったから無茶苦茶難癖つけて冬の陣夏の陣起こして潰したっていう。

しみちゃん:なるほどね。

奥野:というのが一説ですけどね。

しみちゃん:なるほど。じゃあ北条政子さんよりはどちらかと言うと淀君のほうが。

奥野:まあそうですね。淀君のほうがそうじゃないかなって。

しみちゃん:わかりました。「ミソジニー」コメントラストですね。こちらですね。番組中でも取り上げられました。山田玲司先生へのコメントですね。なかなか秀逸ですね。「俺らにとっての 使徒だったよ レイジわw」ということで。

奥野:なるほど。

しみちゃん:なんて言われてましたけども、先生からの落とし所もちゃんとございまして、こんなコメントをいただきまして、こちらブロマガのほうですね。「ミソジニー問題」の方ですね。「ランキング時代の崩壊が男女の和解に導く」という落とし所もちゃんといただきましたので、前回紹介されてましたミソジニーソングなどを、ちょっと聴きながら崩壊を待ちましょうと。

そして大きな波紋を起こしました「ミソジニー放送」だったんですけども、アンケートの結果はこんな感じになっております。これちょっと細かいんですけども。注目すべきは4と5ですね。アンケートの。こちらが難しい話題だったにも関わらずゼロということで。

奥野:やあありがたいことで。

しみちゃん:これに因んでいただいたコメントですね。こんなかんじですね。「また4,5完封」。

奥野:何なのこのコメント(笑)。

しみちゃん:これけっこう気に入ってて、「スカッ!」とするなと思って。完封って言うね。しかも「また」って言うね。最近これが多かったから。本当に完封されたのは素晴らしいというかんじでした(笑)。

奥野:完封ありがとうございます。今日も期待しております。

ネタバレのお陰で……

しみちゃん:そしてですね最後に山田玲司先生への感謝のLINEもいただきまして、こちらご紹介させていただきます。こんなコメントいただきました。「先生のおかげで、見てもないのに女の子と『君の名は』について語れたYO」。

奥野:何よ最後の「YO」って(笑)。だからネタバレイジのお陰で。

しみちゃん:見てもないのに。

奥野:見てもないのに見たかのように、しかもわりと深めに。

しみちゃん:鋭い分析した。

奥野:「何で朝起きて理由もなく泣いてたか知ってる?」って言うね(笑)。

しみちゃん:本当に彼への評価も上々というこということで、浮いた映画代で彼女にジュースでも買ってあげてください(笑)。

奥野:なるほどね。はい、はい、はい。

しみちゃん:こんなかんじでコメントコーナー行われてたんですけども、番組最後にあったんですけども、こちらですね。来週ですね。「12月21日ヤンサン2016年の流行語大賞」が行われますので、プレゼント等はありませんけども、ぜひみなさんの意見も参考にしたいので思いますのでよろしくお願いします。

奥野:そう去年、滅茶苦茶盛り上がったからね。

しみちゃん:今回だいたい54コメントくらい。

奥野:うちらも忘れてるやつあるんで。ペロ太とか、まあ後はペロ太とか、いろいろあるんでね。しみちゃんペロ太と呼ばれていることに関してはどう思ってるの?

しみちゃん:ペロ太はもうね神隠ししちゃいましたよ(笑)。

奥野:ああ、おもしろい。

しみちゃん:今回は以上になりますので沢山のコメントどうもありがとうございました。応募先上のほうに出ておりますのでクリックお願いします。

奥野:別に流行ってなくてもいいんだよ。これ滅茶苦茶おもしろかったとか、例えば山田玲司さんの名言でもいいし。あれね。毎朝の時の「落ちてる」とか。

しみちゃん:たしかに。来てましたこれは。

奥野:そういうのでもいいから、そんなかんじでとりあえずね。今年のまとめとして、「みんなで盛り上がろうじゃないか!」っていうことでよろしくお願いします。

しみちゃん:よろしくお願いします。

奥野:では山田玲司さん。

しみちゃん:後半戦お願いします。

奥野:よろしくお願いします。

エヴァの中でもとくに異常な回

山田:はい、どうも。お待たせしました。ありがとうございます。

奥野:いやいや。

山田:ほっとするよね。しみちゃんコーナーが入るとね。

奥野:まだ公式も続いているんで。

山田:君は・・。

奥野:『エヴァンゲリオン』とうい名のアニメを知っているか!?

しみちゃん:そういうやり方になったんですか(笑)。

奥野:パスがね。

山田:サングラスを忘れた山田玲司です。

奥野:あーやばい(笑)。

山田:できない! ゲンドウさんできない(笑)。「君は『エヴァンゲリオン』という名のアニメ」を知っているか!?

奥野:映画もあるんですけどね。

山田:映画もあるんですか?

奥野:恐らく来年の春ぐらいにはそこに辿り着くと思いますので。

山田:へぇ。みんな何回も見たと思いますけども、「使徒侵入」。

奥野:はいはい。

山田:こんなにね本当にガイナックス大変だったんだなっていうのが、今回まあ映画動かないですけど。顔がね。もはやミサトさんがミサトさんの顔じゃないのよ。

奥野:えっ?

山田:よく見ると虫プロダクションとか手伝ってるの。今回。

奥野:へぇ。

山田:週刊でアニメを作らなきゃいけないという中で生まれてくる、ギリギリの状態で創意工夫しながら、ここは動かすけど、ここは動かさないでいこうぜみたいな、格闘がそろそろものすごいことになってきてるんだけど、この回の話やっぱりちょっと異常だよね。『エヴァンゲリオン』ってだいたいにおいて異常なんですけど、この回は。

奥野:とくに。

山田:コンピューターウイルスみたいなかたちの使徒がマザーコンピューターに侵入するっていう話しなんで、どういう絵柄かというのがですね、基本的にはですね、メカ動く、人どなる、アップのみ口だけ動くんで、あとモニターだけ変化するみたいなもので、動かねー(笑)。それをどう見せるかというと、もう音楽でしかないと。画面退屈でしょ。これ工夫しましたね。庵野先生。もうね、前半で3人を全裸にするという離れ業ですよ。あれは。しかも見せないって言うね(笑)。

奥野:なるほど。

山田:「カメラ止めるから歩いて行きなさい。」、「それ映るんじゃろか?」と言って待ってしまうがなこれは(笑)。中学生だったんでしょこれね。待ってしもたやろ?

奥野:まぁ、ちょっとドキドキしながら

山田:アスカのアレが一瞬でも映るのかなみたいなさ。ほんの一瞬だけ映ったりするじゃん。そんなドキドキで難しい話を解決するというさ、動きのない難しい話しを前後にあの3人関係ないよね。

奥野:そうですね。今回はね。

山田:だからさぁ、本当に『エヴァンゲリオン』見て思うのが、大学生のアニ研が作ってる自主アニメだよね。あれ。いい意味で。

奥野:言いますね(笑)。

山田:いい意味で言ってるの。ガイナックスってもともとタツノコプロとかじゃないじゃん。タツノコプロ手伝ってるけどさ。大バジェットの場所じゃないんだよ。やっぱり辺境。だから「この世界の片隅」だったわけよガイナックスって。

奥野:当時はね。

山田:この世界の片隅で革命を起こしてる真っ最中に、TVシリーズの『エヴァンゲリオン』やってるわけ。あのシリーズで革命が起こるわけじゃん。だからまだ、さぞ狭い所でやってるんだろうなという、やり繰りなんだよなあれってな。今回のやり繰りはどうするかっていうと地味な話しをいかに見せるかって絶対会議したと思うんだよね。「脱がせます? 3人。」

奥野:そこまで読み取る?。

(会場笑)

山田:どう考えてもそうじゃんあれ(笑)。

奥野:制作会議まで想像しちゃう?

エヴァは知ったかぶり選手権

山田:そうまでしてマザーコンピューターに侵入する話ししなきゃいけないのかなっていう話しなんですよ。それは跨いでから話そうと思ってたけど、もっと言っていいのかな。今回ねコンピューターが早く動くっていう下りが一杯出てくるの。若手の子にリツコさんがね「こうすればショートカットキーみたいなの押せる。」、「流石ですねはやーい!」文字列が早く動くと早いっていうことになってるんだよね。あれね。

(会場笑)

山田:そういう感じだよね。だからメモリー増設みたいな感じなんだよね。それでマザーコンピューター「MAGI(マギ)」に繋ぐとさ処理が早い。要するにサーバー的なものだよねあれ。それに繋ぐと処理が楽みたいなことを言ってるという会話がいいシーンなんだけど、あれだよね。実家に頼ると楽だみたいな感じに見えるなと思って。マザーコンピューターって母じゃん。自分ちの実家に仕事頼むと早く終わるみたいな感じに見えるんだよ。考え過ぎですか?

(会場笑)

山田:俺のさらなる考え過ぎについては跨いで。今回ね、スノッブでお馴染みの。

奥野:スノッブでお馴染みの。

山田:知ったかぶり選手権なわけじゃん。『エヴァンゲリオン』って。だから難しげなこと言ってはオタクがバトルするための「カルトQ」的な感じの準備をしてたわけじゃん、燃料なわけじゃんこれって。『エヴァンゲリオン』って「カルトQ」的な謎を。

奥野:カルトQって何? ウルトラQみたいなもの?

山田:だからさぁ、80年代のフジテレビを舐めんなつーの。

奥野:80年代のフジテレビ見てない。

山田:あの頃のカノッサの屈辱をやりたいんだよ俺は。

奥野:はいはい。

山田:誰もわからないかもしれないけど。それで「MAGI(マギ)って何? 神みたいなやつ? からーのー?」みたいなやつがあったじゃん。今回。それがあったからこれは萌えるわみたいな話しをしたいので、ちょっと跨いでやりますか?

奥野:はい。

山田:はい。そんなわけで。大した話じゃないかな(笑)。

奥野:えっ!

(会場笑)

山田:大した話しですよ。

奥野:おもしろい話ですよね。もちろん。

山田:おもしろい話ですよ。はい。それでは跨ぎましょうか。

奥野:ということでヤンサンの本編に戻りますんで。よろしくお願いします。

山田:今年も残り少ないですけどじゃあね。何だろうこれ。同じ場所でやってるのに気が楽になる。公式ってアウェイ感あるんだろうな。別に何が見えてるわけじゃないのにね。何か不思議な圧を感じて。やっぱりあるんだよ。喋ってて「お前その程度か。」みたいなのを感じるの。すごいな、この何か。目に見えない何か。ネットの世界って。

奥野:「99パーセントホームだった。」って(笑)。

山田:マジで?

(会場笑)

山田:今週俺「Abema TV」に出てきたんですけどね、漫画家が。