手っ取り早く優良株を見つける2ステップ

中原良太氏(以下、中原):こんにちは。株式予報の中原良太です。今回は、「手っ取り早く優良株を見つける2ステップ」という題目で株式投資のコツをご案内したいと思います。

なぜこのテーマを選んだかというと、株式投資を始めたばかりの方とか、株式投資を始めようかどうか迷っている多くの方が、「時間がなくてできない」と言うんです。

まあ今は働く時間も長いですし、残業が当たり前の世の中になったじゃないですか。こんな若い僕が言うのもなんなんですけど。

ただ、それで時間が足りないという方が非常に多いなという印象を受けました。実際に、「仕事終わりに家に帰ってきて、「株式投資をやるのは億劫だ」と。しかも、「それで下手な株を選んでしまったら、元も子もないじゃないか」と思うんですね。私もその通りだと思うんですけれども。

ただ、株式投資、きちんと要所要所のポイントを押さえていけば、手っ取り早くいい株を見つけることは不可能ではないんです。

実際に私は1日5分くらいの時間があれば、そこそこ利益につながりそうな株を見つけることができます。それで、勝率70〜80パーセントくらいの精度の高いものを見つけることができます。

これは別に特別な能力があるという話ではなくて、誰でもできることなんですね。ただ、そのコツを知らないだけです。当たり前のことなんですけど、まだうまく実践できていない方が多いなと思いました。

この背景をふまえて、手っ取り早くそこそこいい株を見つけるために、この2ステップが非常に重要になりますので、今回はこのポイントについて、具体的にご紹介していこうと思います。ぜひ最後までご覧いただければと思います。

優良株を見つけるための参考記事

本題に入る前に、ご紹介したい参考情報が3つあります。

1つ目、「なぜ、日経新聞を読んでも利益を出せないのか?」という記事です。こちらはHow toではなくて、何を参考にすればいいのかという、小手先のことではなくて、その源泉をもっと重要視しましょうというお話をした記事です。

2つ目が、「たらたら仕事すんな!!」という記事です。こちらは手軽に株を見つけ出すためのヒントをお伝えした記事です。

3つ目が、「大切なのは「時間」? 投資テクニックごとに、分析にかける時間をまとめてみた。」という記事です。けっこう古いんですけど、非常にいい内容が詰まっています。

何をお話ししたかというと、あなたがこれから株を買って、どれくらい保有するか。1日しか保有しないのか、1ヶ月以内しか保有しないのか、あるいは数年単位で保有していくのか。この保有期間に応じて、分析にかけるべき時間の量というのは、まったく変わってきます。

短期間で投資すればするほど、分析時間は短時間ですみます。ただ、運用期間が長ければ長いほど、分析にかかる時間はグンと増えてきます。

ということで、タイムスパンごとに分析にかける時間をここでまとめていますので、ぜひこちらも併せて読んでいただければと思います。

今回の講義の目的・目次

ではさっそく講義に移っていきます。今回の講義は、手っ取り早く優良株を見つける方法を知っていただくことが目的です。

具体的なノウハウではなくて原理原則についてお話ししていきますので、「こうやれば短時間でいい株が見つかるんだ」という概要がつかめるようになっていただければいいかなと思っています。

具体的なところは個人個人に合わせて、実際に本を読むなりレポートをご購入いただいて、できるようになっていただければと思います。

今回のお話では、大まかに分けて3つのポイントについてお話していきます。

まず一番最初、「意思決定に必要なものとは何か?」。株式投資するときに、株を買うべきかそうじゃないか。いつ買うべきか、いつになっても買わないとか、いろいろ決めるべきポイントがあると思います。まずこの意思決定に必要なものを明確にします。

どこから情報を仕入れればいいのかを知っておくことで、やるべきことと、別にやらなくていいことを明確に分けることができます。

次に、「簡単に優良株を見つけるコツ・注意点」ということで、重要なポイントをご紹介していきます。

次に、「投資のタイミングを決めるときの2つのヒント」。こちらも非常に大事なポイントですので、併せてご紹介していきます。

今回この3つのポイントをご紹介して、手軽に株式投資をできるようになっていただくことが目的です。