外国美女が日本式の棺桶を体験

男性:どうぞ、こちらに。

アノーラ:一緒に入りますか?

男性:こんな狭いところに一緒に入ったら変な気が起きちゃう(笑)。申しわけございません。

アノーラ:フローリが幽霊仲間になるわよ。

※葬式を知ってもらうためのサービスだそうです。

アノーラ:うわあー!

いってらっしゃーい!

スタッフ:ご遺族の方は、お花がございますので故人のお顔の周りにぜひいれてあげてください。

アノーラ:フローリ(泣)。

スタッフ:こちらは天に登る際に必要な杖なので、利き手の右手側に置かせていただきます。

ご遺族の方は、故人さまの手を組んであげてほしいのですが、利き手が上になるように組んであげてください。

大変安らかなお顔をしております。

それでは最後のお別れの時間がやってまいりましたので、棺のお蓋を閉めさせていただきます。ご一緒にお願いいたします。

アノーラ:バイバーイ(泣)。

スタッフ:最後にこちらの窓から、お顔をぜひ見てあげてください。

スタッフ:最後のお別れのお時間がやってまいりましたので。

男性:うわあ! もう焼いちゃえ焼いちゃえ!

フローリ:生き返った!

最初は「お笑い」みたいで ちょっと嫌やったけど、日本の葬式は知らんかったし、海外のお葬式とはぜんぜんちゃうからいい勉強になったわ。貴重体験アンビリーバボー! アノーラも入り〜や 。

アノーラ:楽しめばいいのよ! 楽しければOK!

フローリ:まあとにかく楽しかった。

おもろかったなー。

アノーラ:すっごく楽しかったわね。本物の幽霊がいたしね 。

フローリ:本物ちゃうやろ。ホラー映画好きにはええと思うで。

アノーラ:怖い物が好きな人とかね。

フローリ:古くから伝わる日本の幽霊も見られるしな。ほんまよかったわ 。

アノーラ:最高ね。

フローリ:日本のお葬式の作法を知ることができてよかったわ。棺は最初見たとき私たちの国のとそっくりやと思ったで。

アノーラ:まるっきり同じじゃないけどね。

フローリ:同じではないけどな。

アノーラ:でも映画で見たことある 。

フローリ:そうやな、ホンマによかったわ。

アノーラ:あとはコレ。タダでもらえるの 。

フローリ:駅まで着けて行かな呪われるんやて。

アノーラ:それとね、次回来店するときに、駅から店までこの三角を頭に着けて来るとディスカウントしてくれるんだって。それって最高じゃん!

フローリ:ええなぁ。

アノーラ:さっきの驚いてた人だ(笑)。

フローリ:まぁ、楽しかったやんか。この店は絶対オススメやわ。

アノーラ:「遊麗居酒屋」よ。

フローリ:料理もおいしかったで。

アノーラ:それじゃ、行きましょ。バイバイ、みなさん。

フローリ:またな、バイバーイ。