アメリカに対して物申したいことはただひとつ。「約束したことを守れ!」。

中国、ロシアに代表される全体主義国家に住んでいたなら、もしかしたら、国の矛盾も理解したかもしれない。もしかしたら基本的人権が守られないことだって理解できたかもしれない。全体主義国家では、国家権力は国民に基本的人権を約束しないからだ。

でも私はアメリカに住んでいる。そして米国憲法修正第一条で、集会の自由、言論の自由、報道の自由が約束されている。そしてアメリカ合衆国は、これら基本的権利は必ず守られなければならないと謳っている。つまり私たちは犬をけしかけられたり、放水されたり、どんな妨害もされてはならないのだ。

これからどうなるかはわからない。今後さらなる困難が待ち受けていることだろう。でもそんなことは私の行く手を阻むことはできない。なぜなら私は、山の山頂にたどり着いた男だからだ。どんな困難にも立ち向かう。

皆、誰もが願うことだろうが、私も同じように少しでも多く生きることができればと思う。しかし、今の私は長寿を全うできなくてもいいとまで思う。ただ、神が指し示す私の生きる道、私の使命を全うしなければならない。そのために短命で終わることも厭わない。神が私をここまで、山の頂きまでお導きになられた。

私は、山の山頂から向こう側の世界を見た、そう、「約束の地」を。皆が「約束の地」に行く時、私はこの世にいないかもしれない。これから何が起ころうとも、絶対に忘れるな。“私たち”は必ず「約束の地」へたどり着く。私は今夜とても幸せだ。不安も恐れもない。何も恐れる必要がないのは、神が私達の味方であると知っているからだ。