日本のコンテンツを世界に発信していきたい

高田徹氏:皆様こんにちは。本日はご足労いただきありがとうございます。私、BuzzFeed Japan、およびヤフー株式会社の高田と申します。BuzzFeed Japanなんですけども、昨年の8月12日に本国BuzzFeed、および、ヤフー株式会社のジョイントベンチャーとして生まれた会社でございます。

8月12日というのは、私にとっては大事な日でして、実は私の誕生日でございます。この誕生日から4ヶ月の準備期間を経て、いよいよ昨日(1月19日)サイトをオープンすることができました。これが第2の誕生日ということでございます。

私からはご挨拶とともに、「このジョイントベンチャーがなんで生まれたのか」ということを簡単に触れさせていただきたいと思います。当たり前なんですけど、時代の変化。インターネットも長い歴史がだんだんできてきました。

ヤフー株式会社も今年で20周年を迎えます。その中でもポータルの時代、検索の時代と言われていましたけど、今はソーシャルの時代ということでございます。

それぞれポータル、検索と、こういったものがなくなったわけではないんですけど、やっぱりメディアの形もその時代に合った形を取るべきだと。こういった世界でメディアはどのようにあるべきかと。そこでBuzzFeedというすばらしいメディアに出会いました。

提携の目的は何なのか? ということでございますが、クロスプラットフォームですね。1つのプラットフォームに依存しない。こんなメディアであると。そしてBuzzFeedはその中で、成長するためにデータとテクノロジーを駆使していると。

しかしながら、実体のコンテンツを作る、その点に関しては愚直といいますか、コンテンツを作る基本を編集部がきっちりやっていくと。こういった3つの要素を兼ね備えているメディア。これがBuzzFeedだというふうに覚えていただきたい。

そこで生まれるコンテンツを、若い人から(あらゆる世代へ)。クロスプラットフォームですから、今までの方法ではその人たちに情報が届かない、こんな環境の中できちんとコンテンツを届ける、日本に紹介するということであります。

そしてもう1つが日本のコンテンツを世界に発信する。2020年に向けて日本をどんどん世界に紹介していく。これがぜひやりたいということでございます。

2つめが、当然ながらBuzzFeedも営利事業でございますので。中心が、広告、およびマーケティング。このご支援をすることによって、ビジネスをしているわけですけど。

そんな世界の中で、新たなマーケティング手法。従来型のバナー広告だけではやはりメッセージは届かない。こんな課題を持っているクライアント様も多くいます。

ですから、クライアント様にも新たなマーケティング手法。クロスプラットフォームによるマーケティング手法をしっかりとご紹介したい。これがパートナーシップの目的でございます。

BuzzFeed Japan、1月19日にローンチしまして、この年末年始はみんなで記事を書くのが大変だったんですけど、こんな日を迎えて本当に嬉しく思います。

また、このBuzzFeed Japanを通じて、日本を世界に紹介する。最先端の形で記者を支えて、より良いコンテンツをユーザーに届ける。これが最初のステップでございます。

まずはこんなメディアを目指してます。