女子の暮らしや住まいについて一緒に考えていこう

江藤愛氏(以下、江藤):皆様こんばんは。お足元が悪い中、ようこそお越しくださいました。本日は本当にお忙しい中、三井不動産レジデンシャル株式会社モチイエ女子project主催、「女子103人でおうちのこと考えてみよう会議」にお越しくださいまして、誠にありがとうございます。

本日、司会進行を務めさせていただきます、私、TBSアナウンサーの江藤愛と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

(会場拍手)

江藤:ありがとうございます。お仕事帰りなどでお忙しい中お集まりいただいた皆さんだと思いますが、本日の「女子103人でおうちのこと考えてみよう会議」は、暮らしや住まいについて、いろんな切り口から皆さんと一緒に考えていこうという、モチイエ女子projectのイベントとして今日は2部構成で開催いたします。

第1部では、おうちでの暮らし方をテーマに皆さんにリアルタイムでアンケート調査をさせていだだきます。

皆さんのリアルなおうち事情を覗いていきたいなと思っています。そして第2部は、女子とおうちの視点から、生き方や暮らし方についてゲストのお二人にそれぞれの考え方を伺ってみたいなと思っております。

1部、2部共にいろんな角度からおうちのことを皆さんと一緒に考えていきたいと思いますので、どうぞ最後まで、2時間あっという間だと思いますが、お付き合いください。よろしくお願いいたします。

(会場拍手)

江藤:ありがとうございます。改めてこのイベントのタイトルである、「女子103人でおうちのこと考えてみよう会議」なんですが、この女子103人という数字は随分半端だなと思った方もいらっしゃるかもしれません。

これは今日、ご来場いただいた皆様、そしてゲストのお二人、そして私のことも含めた103人ということになります。ですので、皆さん100人ということですね。103人全員でおうちのことを考えていこうという意味が込められております。

もう早速ですが、残りのお二人をお呼びしたいと思います。お二人のスペシャルゲストに登場していただきましょう。

まず1人目は、作詞家・コラムニスト・ラジオパーソナリティーで生粋の日本人、著書『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』で第31回講談社エッセイ賞を受賞しました。

またTBSラジオ『ジェーン・スー 相談は踊る』では、毎週リスナーから届くいろんなお悩みを受け止め続けているなど、様々なシーンで活躍されていらっしゃいます。ジェーン・スーさんです。どうぞお入りください。

(会場拍手)

ジェーン・スー氏(以下、スー):こんばんは。よろしくお願いします。

江藤:よろしくお願いします。そしてお二人目です。編集者を経てフリーのライターになり女性としての自意識に向き合った自伝的エッセイ『女子をこじらせて』をリリース。この「こじらせ女子」が2013年度の新語・流行語大賞にノミネートされ、更にモチイエ女子projectが運営するWebサイトでコラムを連載されていらっしゃいます。雨宮まみさんです。どうぞ。

(会場拍手)

雨宮まみ氏(以下、雨宮):こんばんは。今日はよろしくお願いします。雨宮まみです。

江藤:どうぞよろしくお願いします。

(会場拍手)

女子の家の中での生活実態とは

江藤:ここからスペシャルゲストお二人と共に皆さんのおうちのことを考えていきますが、改めてこのモチイエ女子projectなんですけれども。モチイエ女子webというWebサイトを運営しています。

このWebサイトの中に女子イエナカ研究所というのがありまして、これ、人気コンテンツなんですが、独身女子の家の中での赤裸々な暮らし方を調査して、その結果を発表しているんですよね。

例えばですね、「お酒が自宅にあるモチイエ女子のおよそ3割が焼酎ボトルを所有している」とか。「賞味期限が何日切れた納豆を食べることができますか?」という質問に対して、どうですか? お二人。

スー:どうですかね。

雨宮:1週間以内なら。

スー:私、最近納豆食べるようになったんですよ。

雨宮:スーさん、納豆嫌いだったんですよね。

スー:そうなんです。42にして遂に食べられるようになった。

江藤:答えは、平均10日。

スー:納豆はもう元々腐っているから大丈夫です。

江藤:そういうことですね(笑)。改めて考えればそうなんですが。そういう、皆さん女子の知られざる生活実態がこの中であぶり出されているわけなんですね。

で、今日はこれをWebではなくて、皆さんとリアルなこの現場でやってみようという企画でございます。

因みに、Webの女子イエナカ研究所の中で、単身でマンションを購入したモチイエ女子の研究員、賃貸一人暮らしの研究員、更に実家暮らしの研究員の3人で構成されている。ということで、今日はこれ我々103人でやっていきたいと思います。

単身でマンションを購入したモチイエ女子の割合は?

江藤:では早速ですが、ウォーミングアップ行ってよろしいでしょうか? まず練習を兼ねて、皆さんがどうかというのをみていきたいと思います。最初の質問出ますでしょうか? これウォーミングアップです。練習してみてください。

江藤:「皆さんは、どのタイプに当てはまりますか? 既婚者の方は、結婚する直前、どのタイプだったかを教えてください。」という質問です。「1. モチイエ女子」「2. 賃貸一人暮らし女子」「3. 実家暮らし女子」です。では皆さん、もうボタン押してください。どうぞ。

江藤:(ゲストに向かって)どうでしょう?

スー:押しました。

江藤:さあ、皆さん押せましたか? それではカウントダウン入りますよ。3、2、1、そこまで。ということで締め切らせていただきました。結果出ますでしょうか? どうぞ。

江藤:おっ、すごい。

スー:16パーセントはモチイエ持ってる。ローンを組んでいる人たちがいる。16人くらいいるってことですね、この中に。

江藤:103人ですから、ほぼそういうことになるんですね。賃貸は圧倒的66.7パーセント、7割。実家暮らしもいらっしゃる。16パーセント。

スー:なるほどね。

江藤:いいですね。モチイエ女子の方もいらっしゃるんですね。

ブラジャーはどんなふうに洗ってる?

江藤:では早速次の質問にまいりたいと思います。おうちの中での暮らし方をテーマに伺いたいと思いますが、これは実際にWebの中のイエナカ研究所でやって意見がすごくわかれた質問なんですが。いきましょう、こちら。

突然ですが、「皆さんブラジャーをどのように洗っていますか?」という質問ですね。「1. 手洗いする」「2. ネットに入れて、オシャレ着モードで洗う」「3. ネットには入れず、オシャレ着モードで洗う」「4. ネットに入れて、通常モードで洗う」「5. ネットには入れず、通常モードで洗う」「6. 洗わない・持っていない・その他」ということですが、さあ皆さんボタンを押してください。

雨宮:6が何人かっていうことしか目がいかない。

江藤:けっこうそこ気になりますよね。

江藤:さあそれではカウントダウンまいりましょう。3、2、1、そこまで。さあ、これ気になりますね。答えを見ていきましょう。どうぞ。

江藤:おーー。

スー:意外と雑!(笑)

江藤:ですね。一番多いのが68.3パーセント。ネットに入れて、通常モードで洗う。次に多いのがネットに入れて、オシャレ着モードで洗う。そして、3位が手洗いですね、11パーセント。という感じで。

スー:6は?

江藤:いますよね。

スー:「洗わない・持っていない」がいるよ。

江藤:これ聞きたいですよね。

ジェーン:これどういうことですか? 間違えたんですかね。

江藤:(会場に向かって)押した方って?

スー:絶対手挙げないでしょう。

江藤:あげないですかね。ちょっと聞きたい。洗わないっていう可能性もありますかね?

雨宮:ノーブラ派っていう。

スー:そうですね。あとは、付けても終わったら貴族のように捨てる。

(会場笑)

お惣菜をパックからそのまま食べる女子の割合は?

江藤: では次の質問まいりましょう。こちら。

「コンビニ・スーパーで買ったお総菜はどうやって食べていますか?」「1. パックからそのまま」「2. 器に移してから」「3. そもそも買わない」「4. その他」というお答えですが、さあそれでは皆さんボタン押してください。どうぞ。

スー:これもうせっかちだから、出た瞬間にパッと(ボタン)押しちゃう。

江藤:押せました?

スー:押せました。

雨宮:細やかな国勢調査すごいですね。このデータ何かに活かせるのか。

江藤:活かせますよね。どのくらいコンビニを使っているのとかわかりますしね。

スー:使わないって人もいますからね。無かったら死んじゃいますよ。

江藤:じゃあ、答え見ていきましょう。締切は、3、2、1、そこまでです。では、答えこちら。

雨宮:ぞっとする答えですね。

江藤:パックからそのまま、58.5パーセント。そして、器に移すのが24.4パーセント。そもそも買わないが15パーセント。その他もいますけどね。お二人はいかがでしょうか?

スー:もうパックからそのままですね。

江藤:雨宮さんも?

雨宮:そうですね。

スー:あの、何が辛いってプラゴミが増えるんで、心が荒みますよね。

雨宮:コンビニよく行くとごみがかさばるんですよね。

江藤:それ見たとき反省しますよね。やっちゃったって思いますけど。

スー:プラゴミが何かワーッとゴミ箱に。プラゴミってちっちゃくならないんです。

雨宮:あれ、なんとかならないですかね。

スー:テクノロジーで。もうね、近所の人はタッパーとかにその場で入れてもらうとかそういう。

江藤・雨宮:(共感して)あ〜〜。

雨宮:持ち帰り用ね

スー:そう。大手弁当チェーン店とか積極的にそういうのやってほしい。食中毒になっても自己責任てサイン書きますから。

「ていねいな暮らし」についてどう思うか

江藤:今やった2問というのは、ていねいな暮らしについての質問だったんですけれども、ていねいな暮らしって聞くと、お二人どう思います?

スー:私は身の毛がよだっちゃって。背筋が凍って「すみません」って言って退散したくなる感じですかね。

江藤:じゃあていねいな暮らしとは(遠慮がちに)ほど遠い?

スー:もう、ていねいな暮らしなんて全く縁がないですね。憧れはあるんですけど、できないですね。

江藤:しようとも? 努力も特には?

スー:だって、テフロンじゃないフライパン使ったりするんでしょう?

江藤:テフロンじゃないフライパンって何ですか?

雨宮:使った後に手でごしごしと洗う、鉄のフライパンとか。あとストーブとか使う。

江藤:なるほど。雨宮さんいかがでしょうか?

雨宮:私は何回かやってますけど、ていねいな暮らしの良い部分は享受したいけど、自分がそのていねいな暮らしをやる労力みたいなのはちょっと……。無理。

スー:難しいですよね。なかなか。ていねいな暮らしをしてない人、手挙げてもらっていいですか?

(会場挙手)

スー:よし、仲間だ。ていねいな暮らしはしていないけど、家は欲しい。

雨宮:家買ったらやろうっていう。いつかは、みたいな。

スー:欲しい家が手に入ってからやるんだって。

江藤:家があるからこそやるって。

雨宮:今逆にできないのは家が悪い。

スー:家が悪い。賃貸だからね。

雨宮:この家じゃあ、ていねいな暮らしなんてやる気にならない。

江藤:そういうせいにしたくなります。

人の髪の毛が落ちているのが許せない

では、次のテーマにまいりましょう。続いてこちら。

「おうちの中であなたが許せないのはどっちですか?」「1. お風呂から出たらバスタオルがなくて、誰もいないので部屋にバスタオルを取りに行ったら床がビチャビチャになった」「2. 洗面所に行ったら、洗面台に一緒に住んでいる人の髪の毛がたくさん落ちている」

さあそれでは皆さんボタンを押してください。どうぞ。

もう押しましたかね? 答えを見ていきましょうか。では、締切まで3、2、1、そこまで。では答えを発表してください。どうぞ。

スー:ですよね。

江藤:そうですね、たくさん人の髪の毛が落ちているのが許せない。これが8割ですね。78.3パーセント。要は自分か人かっていうことですかね。

スー:自分の毛でも嫌じゃないですか。

江藤:そうですね。

雨宮:自分の毛でもけっこう嫌ですよね。

スー:全然気がつかないところに落ちた髪の毛とかワーッてやると、わーもう全部の毛を無くしたい。本当に髪の毛という概念をなくしたい。なぜあんなに洗面所とか床に落ちていると髪の毛って心がざわざわするんですかね。

雨宮:腰より下の脱毛の話ってあるじゃないですか。ないと落ちないんだなって思ったときに、これはありかもしれないって思いましたね。

スー:全部、毛はないに限りますよね。

江藤:(笑)。毛はないに限る。

雨宮:なかったら落ちないんですもん。

スー:そうですよね。

江藤:白いタイルほど目立ちますからね。皆さん許せないのは髪の毛。では、どんどんまいります。続いては今度ハッピーな質問です。

江藤:「おうちの中で、あなたがハッピーなのはどっちですか?」「1. 好きな格好で、好きなことをしながら自由に食事をする」「2. 誰かとおしゃべりをしながら、ゆったりと食事をする」ではボタンを押してください。どうぞ。

雨宮:おうちの中でなんですよね。

食事を1人でするのと、誰かと食べるのは、どっちが幸せ?

江藤:おうちハッピーですね。どっちか。さあ、皆さん押せましたでしょうか? では、3、2、1、そこまで。では答え発表してください、どうぞ。

スー:これちょっと半々にわかれましたね。

江藤:半々ですね。好きな格好で、好きなことをしながら自由に食事をするのが52.4パーセント。誰かとゆったり食事をするがちょっと負けてますか、47.6パーセント。

雨宮:「そんなにいるんだ?」っていうのを今、思いました。

江藤:どちらが多いことに? 2番が多い?

雨宮:2番が多いことに衝撃を受けてます。

スー:私1番です。

雨宮:私もです。

江藤:私もです。

雨宮:ゆったり食事をする、その食事は誰が用意するかっていうところから、ゆったり食事をするスペースがあるのか。

江藤:気を遣いますよね。でも2番がハッピーという意見も半分くらいはあるようですね。

スー:やってみたいってことかもしれませんよね。だったらいいなって。

江藤:そっか。今やってるよりというよりは、こういうのがいいなって思うという。

雨宮:そうですよ。みんな絶対パソコンの前で何か見ながらコンビニのやつ開けて、じか食いしているっていうの私は今思ってた。

スー:私もねー、まさか1リットルの紙パックにストロー指して飲む大人になると思ってなかった。

(会場笑)

スー:グラスに開けると思ってた。

江藤:楽ですよね。あれ。

スー:長いストローつけて

江藤:そのままね。

雨宮:せっかくくれたもんだから、使ったほうが。

江藤:楽ですよね。