集客はプロの仕事のひとつ

タツ氏(以下、タツ):あとJリーグの話でぜひヨッピーさんに伺いたいなと思ってるのがありまして。Jリーグは実はまだまだ集客の面で課題を抱えておりまして、皆さん「日本代表は観るけどJリーグ行かない」っていうところで、観客動員が増えないという問題抱えてるんですが。

ヨッピー氏(以下、ヨッピー):僕もスポーツビジネスは全然わからないので、それこそ僕にもし依頼が来たら、今プロレス盛り上げてるブシロードの人とか。

あと勝手に名前出していいのかわからないですけど、ヤフーにいる小澤(隆生)さんっていう人がいて、その人は野球ですけど、楽天が球団を立ち上げた時から面倒見てた人なんですよね。だからその人なんかはもう、球団買ってすぐ黒字化して、新しく皆で観れるシートつくったりとか、いろんなサービス導入したりして、それで黒字化したりしてたんで、そういうちゃんと実績ある人を連れて来たらいいのになと思いますけどね。

タツ:あ〜、なるほど。スポーツ業界で実績がある人を連れてきたほうがいいんじゃないかと。

ヨッピー:結局やっぱ、ファンサービスをどれだけやるかっていうとこじゃないですかね。あの、武井壮さんがこの間、すごい良いこと言うなと思ってたんですけど。

タツ:僕もアレ、思わずRTしちゃいました。

ヨッピー:国立競技場を今建ててて、すげートラブってるじゃないですか。そこでみんな、プロの人は競技をやりやすい環境にするために「こうして、こうして、こうしてくれ」って散々言うけれども、そうやって立派な競技場を建てたところで、日本代表を決める陸上の選手権大会とか、1万人も集まらないじゃないかと。そんなガワだけ立派にしてどうすんだと。

なんでプロの一人ひとりが、もちろん練習するのもそうだけど、集客っていうところを見てないのかと。例えば選手が500人出るんだったら1人100人集めてくれば、それで5万人になるのに、「それすらも今できてない」って言って。「そんなんでガワを良くして意味あんの?」みたいな。

「プロっていうことはちゃんと競技をやるっていうのももちろんだけど、集客するっていう意味でも頑張んなきゃいけないんじゃないか?」みたいなことを言ってて、まあまあそれは、あるんじゃないかな。

選手と観客の距離感を縮める施策が必要なのでは

タツ:本当そうですよね。リアルにその1人の選手が100人のお客さんを呼べるように頑張ることがすごい大事なんじゃないかっていうと、これはJリーグも本当に同じことだなというのは言えますね。選手がお客さんをちゃんと集めるっていう意識を持つっていうことも。競技面だけ頑張るってだけじゃ、今の時代は駄目っていうことですよね。

ヨッピー:そうですね。例えばですけど、皆Twitterとかやってリプライ返せばいいんじゃないかなと思いますけど。

タツ:本当そうですよね。

ヨッピー:なんかやっぱ、こっちからしたら相手は有名人で、その有名人が普通に返してくれたら、「あ〜っ! スゲーいい人だ! 応援しに行こう!」ってなるんで。だから皆Twitterでリプライ返せば。1個10秒もあればできることですし。

タツ:この番組でもご紹介したんですけど、今回東アジアカップという大会に初めて日本代表に選ばれた遠藤選手っていう湘南ベルマーレの選手が、まさにそれをちゃんとやりまして。いろんなファンが「日本代表おめでとうございます!」って遠藤選手にリプライしたら、多分ほぼ全てやったんだと思うんですけど1000件くらいですかね。全部「ありがとうございます!」っていう風に返した神対応で。

ヨッピー:素晴らしい。

タツ:それだけでもファン増えますからね。

ヨッピー:増えますよね。だから僕、距離感ってすごく大事だなと思ってるんですよね。プロレスがうまく成功しているのって、選手と観客の距離感が結構近いのかなとか思ってまして。その距離感を縮める施策があるといいのかなっていう気がしますね。

タツ:本当そうなんですよね。

ヨッピー:多分。わかんないです。今適当に言ってますけど(笑)。

タツ:そこは本当、そうだと思いますよ。ということで、ちょっと延びてしまいましたが、以上ニュースでした。

「サッカー選手は本当にモテるの?」の裏話

タツ:ということで、ここからは特集で「サッカー選手は本当にモテるのか?」の取材裏話ということで伺いたいんですが、今回は私のほうからBFB2015の盛り上げをぜひヨッピーさんにお願いしたいということで、原稿の依頼をさせていただきまして。

BFBのVTRってある? じゃあ、BFBの「こんなゲームです」っていうVTRが一応ありますので、今サマフェス中(※すでにキャンペーンは終了しています)ということなので、サマフェスご紹介のVTRを出したいと思います。

ヨッピー:(ニコ生のコメントで)「ひどい記事」(笑)。

タツ:「ひどい記事で面白かった」って、ヨッピーさんにとっては褒め言葉ですね。

ヨッピー:ありがとうございます。

タツ:ということでBFBのVTR、いけますでしょうか?

(動画再生)

タツ:VTRを見ていただいたんですけれども。このサマフェスキャンペーンを盛り上げたいということで、今回私からヨッピーさんに記事をお願いしまして、企画からヨッピーさんに考えていただいて。すいません、僕完全に企画から丸投げした感じでお願いさせてもらったんですけれども。

今回改めて、何故この「サッカー選手は本当にモテるの?」っていうところの企画を考えたのかっていうところも教えてもらいたいんですけど。

ヨッピー:いや本当、単純に「すげーモテるんだろうな、あの人たち」って何となく思ってたんで、それを実験してみようと。プロになりきって実験してみたっていうと、本当にちゃんとやったのかなと思いますけど、ぶっちゃけて言うと「サッカー選手の格好してキャバクラに行く」っていうだけの話なんで……。

タツ:(笑)。短く説明すると、そういう感じなんですね。

ヨッピー:そうなんですよ。今、僕を見てサッカー選手とは到底思わないと思うんですけど、今日そのサッカー選手の格好を持ってきてるんですよ。今の僕のこの格好、ぜひ皆さん覚えておいて下さい。これがヨッピーですと。ちょっとはけて戻ってくるんで、その時に完璧にJリーガーになってますから!

タツ:Jリーガーになってヨッピーさんが戻ってきてくれる?

ヨッピー:ちょっと待ってて下さい。(ヨッピー退出)

サッカーのユニフォームは意外と高い

タツ:わかりました! ヨッピーさんお着替えタイムということで、一旦ちょっとはけてもらって、着替えてもらいます。僕この番組10ヵ月やって初めてですね、一人になるのは。今ヨッピーさんのお着替え待ちということで。ヨッピーさんは身長もあるんで、結構サッカーユニフォームが似合うんですね。結構サッカー選手っぽくなるっていうのはあります。

(ニコ生のコメントで)「PV今流せよ」確かに(笑)。今流せばよかったね。相変わらず僕は段取り悪いな。「タツもそれっぽくなりそう」僕は太り過ぎてて駄目ですね。ちょっとメタボが過ぎちゃうんで。今ヨッピーさんが早着替えをしてくれております。はい、もう少しで……。

「どこのユニでしょうか?」それはお楽しみですね。「タツはマラドーナ」なるほどね。太ってるサッカー選手といえばマラドーナですね。今すぐそこでヨッピーさんが着替えてくれてます。凄いですね、上から下までフル装備(笑)。

ヨッピー:OK!

タツ:OKですか!? じゃあ、プロサッカー選手のヨッピーさんです!(拍手とともにヨッピー入場)ということで、完全にサッカー選手の感じになって出てきていただきました。スパイクも履いていただいて、サッカー選手っぽい感じで。

ヨッピー:めちゃくちゃJリーガーじゃないですか?

タツ:Jリーガーっぽいっすよ、ヨッピーさん! 結構イケてますよ。やっぱ身長あるってのは。(ニコ生のコメントで)「三浦(淳)っぽい」(笑)。

ヨッピー:これね、本当はちゃんとしたユニフォーム買いたかったんですよ。で、サッカーグッズ屋さんみたいなとこ行ってユニフォーム買おうとしたら「2万円」って言われたんですよ。「2万円もすんの?」と思って。

タツ:高いんすよ。

ヨッピー:ちょっと諦めて、それっぽいやつだけに……。

タツ:なるほど。ヨッピーさん身長いくつですか?

ヨッピー:僕、182センチあるんですよ。

タツ:182センチあるから、そういうのが似合うっていうのはありますよね。

サッカー選手の格好でキャバクラに突撃取材

ヨッピー:これ見てる人たちは「それっぽくないよ」って言ってますけど、これは皆サッカー好きだからわかっちゃうだけであって、全然知らない一般人からしたら、これで全然サッカー選手なんですから! 本当に。

タツ:ははは(笑)。で、実際これでキャバクラに入っていただいたと。

ヨッピー:ちょっと写真出せますかね?

タツ:写真出せます、はい。

ヨッピー:僕が案内所に行ってる写真。

タツ:キャバクラに行く前に、最初にどのキャバクラに行くかということで。

タツ:すごい写真が出てきましたね。無料案内所に入っていくヨッピーさんが出てきました。

ヨッピー:これ、6時くらいに行ったんですよ。夜遅い時間とれなかったんで。まぁ、ちょっと早めだけど6時に行ったら、キャバクラがあんまり開いてないんですよね。

タツ:6時だとそうですね。

ヨッピー:それでしょうがないから、こういうとこ行って「早めに開いてるとこ何処ですか?」って聞いて。で、おっちゃんに連れられて出てくるんですよね。次、写真あります?

(写真)

タツ:こういう感じで(笑)。渋谷ですね、これは。

ヨッピー:はい。これで熟女キャバクラに行きまして。昼間開いてるのってそういう所なんですって。

タツ:なるほどね。ちょっとコンセプト系のキャバクラが開いてるということで。

ヨッピー:プチ熟女キャバクラに行きまして。本当はこれ本番でも使いたかったんですけど、如何せんその、案内所の人の許可とってないんで(笑)。怖い人出て来たら嫌だなと、載せなかったんですけど。

タツ:そうですよね(笑)。一応ボツ写真ということで。

ヨッピー:こういうことがありましたと。

「プロは違う」

タツ:なるほど。で、実際キャバ嬢にモザイクがかかってる写真があると思うんですけど。準備できますか?

どうですか? まずそもそも原稿にも書いてありますけど、この格好で渋谷の繁華街を歩くこと自体が、かなり注目浴びそうじゃないですか。

ヨッピー:いや、そうでもなかったですよ。むしろスパイクの、カツカツいう音だけが響き渡ってました。「うるせぇなぁ」と思いながら。

タツ:それでかなり注目浴びそうだけど、そうでもないんですね。

ヨッピー:そうでもない、そうでもない!

タツ:渋谷だと、やっぱそういうもんなんですかね。写真も準備できた?

タツ:はい、これが実際に取材に行ってくれた写真なんですけども、(ニコ生のコメントで)「熟女やなー」って来てますが、どうですか? 熟女だったんですか?

ヨッピー:まぁ熟女ってほどでもない。30前くらい。28、9ぐらいかな。でも結論から言うとね、記事を見ていただければわかるんですが、マジでモテたんですよ。

タツ:マジでモテたんですね!

ヨッピー:女性の方3人についていただいたんですよ。で、うち1人は本当にサッカー好きな人で、そこそこ皆さんと同じようにすぐ気づいたんですよ。「いやいやいや、おかしいでしょ」ってスゲー突っ込まれて。

タツ:瞬殺で。

ヨッピー:そう瞬殺で「あ、僕ダメだ」と思ってすぐギブアップしたんですけど、あとの2人はそのまま騙されてましたからね。

タツ:ええ〜っ!

ヨッピー:1人目の人なんか、ず〜っと僕のこの辺(胸のあたり)触って、「プロは違う、プロは違う」って。

タツ:はははは(笑)。

ヨッピー:「何のプロだよ!」と思いながら(笑)。「いや、そうでしょ〜!」とか言って。これもまたイヤらしくなっちゃうんで記事に書けなかったんですけど、1人目についた人なんか、僕のことスゲー性的な目で見るんですよ。

タツ:えっ、どういうことですか?

ヨッピー:まず、太ももにずっと手があるし……いいんですか続けて?

タツ:オブラートに包んでください。

ヨッピー:僕の目を見ながら、こうやって「なんかぁ、スポーツ選手って性欲すごいって本当ですか?」とか言って。

タツ:あははははは(笑)

ヨッピー:で、僕が「本当ですよ」と。「僕すごいんですよ」と。そしたら「え〜っ! ワタシも結構、性欲強いタイプでぇ」とか、スゲー言われて。これ俺、狙われてる感じスゲーあるなと思って。

タツ:マジっすか(笑)! モテるってことですね、これは。完全にモテてますね。

ヨッピー:モテてましたよ。

1時間3千円のキャバクラだから

タツ:すごいな、なるほどね。まずアレですね。つまりスポーツ選手ということで、セクシャル的な見方をされるっていうことが証明されましたね。性的に強いからモテるという部分もあるということで。

ヨッピー:あるんじゃないかなと思って。「そういう仕事だからでしょ?」って皆さん仰いますけど、1時間3千円とかのキャバクラなんで、別にそんなプロじゃないんですよ。

タツ:まぁ、そうですよね。

ヨッピー:ある程度高めのね、新宿とか六本木のキャバクラとか行くと、皆さんプロなんで、スゲー来るんですよ。「キャー!素敵!」って来るんですけど、そこはそういうノリな感じでもない、ちょっとアットホームな感じのところなのに「すご〜い! 太もも、すご〜い!」ってずっと言ってるから。だからモテるんだなと思って。

タツ:あははははは(笑)。じゃあ完全に証明されましたね。サッカー選手はモテるっていうことで。

ヨッピー:この格好で行くのも、1人目の人と3人目の人は、「僕、今日はスポンサーの人に接待されてる」って言ったんですよ。接待で何で熟女キャバクラ行くんだって話なんですけど、「スポンサーがいて接待されてるんだけど、約束したのに忘れてて、私服を今日持って来なかった」と。「いつも練習着でそのままスタジアム行ってるから、ロッカーに入れてる替えの練習着でそのまま今日は来てるんです」って言ったら、スゲー信じて、「あっ、そうなんですね」みたいな感じで。「チョロ!」って思って(笑)。

ヨッピー演技上手い問題

タツ:ヨッピーさんて、いろいろ設定つくって取材するじゃないですか。その時にはやっぱり演技力が抜群にあるっていう。

ヨッピー:僕多分、上手いと思います。

タツ:だから普通だったらちょっと恥ずかしくなって笑っちゃったりとか、照れが出たりとかっていうのはあるじゃないですか。ヨッピーさんはその辺、全く出ない。

ヨッピー:全然ないですよ。

タツ:それ、すごいですよね。それだけ演技力あるんだったら、演技のオファーとか来ないんですか?

ヨッピー:来ないです(笑)。

タツ:ヨッピーさん、俳優としてもいけるんじゃないですか?

ヨッピー:「僕、演技上手い問題」も確かにあるんですよ。問題じゃないですけど(笑)。インターネットの記事を書くときに、例えば「スゲー白けた顔が構成で欲しいな」ってなった時に、役者の人とかを雇ってやってもらったりするんですけど、僕のほうが上手いんですよ、白けた顔が。ちょっとやってみますけど、例えば役者の人に「ちょっと白けた顔して下さい」って言ったら、こういう顔するんですよ。

で、僕が白けた顔したら、こう。

タツ:はははははははは(笑)。

ヨッピー:これが結構できないんですよ、みんな。でも、そうじゃないと。顔を前に出してくれってやるんですよ。こうやって。

タツ:これが白けた顔(笑)。この顔をよくヨッピーさんの記事で見ますね。

ヨッピー:これ意外とできない人が多いんですよね。

タツ:なるほど。なんかMr.ビーン的な感じもありますね。

見下す顔と怒る顔も実演!

ヨッピー:眉毛を上げながら瞼を下げると、スゲー見下してる感じが出るっていうやつもあって。

タツ:ちょっとやってもらってもいいですか?

タツ:あはははははははは(笑)。

ヨッピー:結構できないんですよ。

タツ:かなり見下してますね。

ヨッピー:眉毛を上げて瞼を下げるんですよ。

タツ:すごい! ADが「ムカつく!」て言ってましたよ今(笑)。これはすごいですね。

ヨッピー:本当の役者の人が、結構できなかったりしますんで。

タツ:そういう表情を、ヨッピーさんは写真におさめなきゃいけないじゃないですか、原稿で。だからどんどん芸が磨かれて。

ヨッピー:磨いてないですけどね(笑)。

タツ:磨いてるつもりはないですけど、普通にできてしまうと。

ヨッピー:アイドルの人とかもこういう顔できなくて。みんな笑顔はすごい上手いんですよ。すぐ笑顔つくれるんですけど、「小バカにした顔して下さい」って言ったら、「えっ」って固まっちゃうんですよね。「小バカにした顔? ん?」ってなる。

タツ:見下す顔はヨッピーさん完璧ですね。

ヨッピー:そうですね。

タツ:怒る顔とかも結構あるんですか?

タツ:あはははははははは(笑)。

ヨッピー:これもできないんですよ。

タツ:それもできないですね。一瞬で! ちょっと面白すぎますね(笑)。