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池上彰氏が自称コミュ症の大学生たちに贈った「トーク力のみがき方」とは

池上彰氏が自称コミュ症の大学生たちに贈った「トーク力のみがき方」とは

あなたは自分の会話力に自信がありますか? 学校や職場、その他日常生活において、会話は他者とのコミュニケーションを円滑に運ぶうえで欠かせない能力です。つい自分の話ばかりしてしまったり、相手を不快にさせてしまって気づかない内に損をすることがないように、池上彰氏が語った「情報発信力」のみがき方から学びましょう。

スピーカー
ジャーナリスト 東京工業大学教授 池上彰 氏

コミュニケーションの基本は聞く力

th_gazou01 学生たちに向けて、情報発信力の磨き方について語られたトークセッション。池上彰氏はパックンことPatrick Harlan(パトリック ハーラン)氏との絶妙な掛け合いを披露し、コミュニケーションの基本となる「聞く力」について語りました。

要するにコミュニケーションとか対話とか伝える力、どうやって自分のことを相手に伝えようかとか、みんなにアピールしようかとか、みんなそればっかり考えるんだけれども、基本はまず相手からいろんな話を聞き出す、聞く力が大事と。 人間って不思議なもので、2人だけで例えばずっと話をするでしょ。相手ばっかりしゃべってて、自分があんまりしゃべれなかった時は、終わった後本当に欲求不満なんですよ。今日はなんかぜんぜん話ができなかったな。 ところがうまく話を引き出して、例えばパックンに全体の7割しゃべらせ、私が3割しゃべると、パックンは「いやー今日はお互い五分五分に話し合って楽しかったなあ」って思って満足して帰るんですね。 ゴール前で「ほらお前、シュートしろよ」ってね(笑)。ボールをやり取りしているということなんですが。つまり、なるべく相手の話を聞いてあげる、相手に興味を持つ、それによって話が出てくることによって、相手はとっても楽しく時間を過ごせるということですよね。
引用元 池上彰氏「会話のコツは7:3。あとアメリカの悪口(笑)」 パックンとの対談で語った、情報発信の極意

日本人に必要なのは空気を読まない力

th_gazou02 グローバル化が進む中で、私たちには日本人同士の会話だけでなく、海外の人とコミュニケーションをする力も求められます。異なる文化や考え方を持つ相手とどのように会話をしたらいいか。池上彰氏がちょっとしたコツを語りました。

やっぱり外に出て初めて、日本あるいは日本人とは世界の中でどういうふうに思われているのか、とかそんなことを考えるようになりますね。 海外に行くと、実はとっても日本は人気で評判がいい。でも日本にいると日本の周辺の国からいつも悪口ばかり言われていて、本当に世界から嫌われているのかなと思うんですが、これが東南アジアに行ったりアフリカに行くと、本当に日本というのは人気ですよね。 私は日本人にはめずらしく、わりとおしゃべりなほうです。しかし、国際会議を成功させるにはどうしたらいいのか、コーディネーターとして国際会議を成功させるにはどうしたらいいのかというと、インド人を黙らせ、日本人をしゃべらせると国際会議は成功すると。 空気を読むってことは、いろいろな議論の場とかにおいては必ずしも良いことではないと思うんです。とりあえず社交として、知らない人としゃべって親しくなるという力はそれなりに必要かなと思いますけどね。
引用元 空気を読みすぎる日本人へ–池上彰×パックンが教える、嫌われない自慢の仕方

何でも頑張ってくださいの一言でまとめないこと

th_gazou03 若者の間で一般的になっている「コミュ障」という言葉について、池上彰氏が見解と克服方法を語りました。コミュ障の人間にかけている話を展開する能力について、まずはきっかけとなる「つかみ」を意識することをアドバイスしました。

自分たちのコミュニケーション能力が欠けてるというのを、自虐的に「コミュニケーション障害」、略してコミュ障と言っているということです。はい、これでいらしてる地域の方もわかったと思うので話を続けてください。 こちらが伝えたいことってありますよね? でもそれを興味を持って聞いてもらうためには、何らかの「つかみ」というものが必要になりますね。業界用語で「つかみ」というんですけども、とりあえず興味を惹きつけるものが必要なんですね。 そうすると、どこかで現代的な課題であったり、ニュース性のあることを、とりあえずきっかけにして話を展開すると。そのためには、まず今伝えたいということを現代においてはどういうニュースになっているんだろうか? と。 (中略) 例えば東日本大震災があるでしょ。そして被災者の方々のところに行って最後に、「頑張ってください」と。どう頑張ればいいわけ?私がぜひ言いたいこと、安易に頑張ってくださいと言わないこと。 逆に、頑張ってくださいっていう安易な言葉に逃げ込まないで、他の言葉で励ますためにはどうしたらいいかって考えること。そこから始まると思うんですね。「頑張ってください」は皆に言える事でしょう。でも個別に事情は違いますよね。その人を励ます言葉は何だろうかということを考える。これが実は大事なことで、そのためにぜひ頑張ってくださいね。
引用元 池上彰が”コミュ障”大学生たちにトーク術を伝授! 「ストーリーをつくる」「相手に問いかける」 池上さんほどトークに引き出しがあれば、会話相手はきっと楽しい時間を過ごせることでしょう。勉強や外見磨きにプラスして、スキルとしてのトーク力を磨いてみませんか?

  
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