クリス・エルガ氏(以下、クリス):創業以来、Googleはいつも検索とともにありました。デスクトップ検索、モバイル検索、そして音声検索。私たちが向かうのは、人々がまったく検索をする必要のない世界。

あまりにも優秀で何でも聞きたくなるうえに、その愛らしさに思わず抱きしめたくなるプロダクトをご紹介しましょう。

Google Pandaです。

最新の対話型感性インテリジェンス機能を搭載したGoogle Pandaがあれば、あなたは思った事を口に出すだけ。

まずは、こちらのビデオをご覧ください。

少年:高尾山の高さは?

Google Panda:高尾山の標高は599メートルです。

お婆さん:みかんのビタミンCは?

Google Panda:100グラムのみかんには25ミリグラムのビタミンCが含まれています。

クリス:Google Pandaはどんな方にとっても使いやすく、デジタルデバイスに慣れていない方でも手放せなくなるでしょう。やがて老若男女が、あらゆる質問をPandaに問いかけるようになるはずです。ここでGoogle Pandaのエンジニアリングリードをしているオザンをご紹介します。

オザン、デモをお願いします。

オザン・ミンデック氏(以下、オザン):クリス、紹介をありがとう。こんにちは、日本でGoogle Pandaのエンジニアリングリードをしている、オザン・ミンデックです。こちらがGoogle Pandaです。

では早速、デモンストレーションをはじめましょう。

オザン:週末、雨降る?

Google Panda:いいえ。原宿ではこの週末、雨はふらないでしょう。20度で快晴でしょう。

オザン:よかった。今週末、ぼくデートなんだよね。

(会場笑)

じゃあ日本語以外もできるかな?

How do you say "Black and White" in Japanese?(「Black and White」は日本語で何て言う?)

Google Panda:シロクロ

オザン:おお、さすが! 自分の色だもんね、そりゃあ知ってるよね。

(会場笑)

いかがでしょうか? Googleの最先端のテクノロジーがいっぱいつめ込まれた、このGoogle Pandaですが、この3つを紹介したいです。

まずはこちら、カワイイ機能。圧倒的な話しかけやすさを実現する、つぶらな瞳。そして、やわらかい丸みを帯びたデザイン。かわいさを妥協なく、追求しました。今回のデザインにあたって、和歌山のアドベンチャーワールドにお世話になりました。

特にこのメスパンダのユウヒンちゃんに、このGoogle Pandaのデザイン上のヒントをたくさんいただきました。

そしてモバイル機能。

がっちりユーザーの腕にしがみつくことで、モバイル性を実現しています。

オザン:大江戸温泉まで何キロ?

Google Panda:車での距離は12.8キロメートルです。

オザン:いつもそばにいて、いつも話しかけることができます。

そして、衝撃吸収機能。ふさふさな毛並みが生み出す衝撃吸収力。こちらの映像をみてください。

こんなに高いテーブルから落ちても中身は大丈夫です。これなら安心して持ち運ぶことができます。

(会場拍手)

そして視認性を高める、白と黒の配色でユニバーサルデザインを実現しています。しかも、50ヶ国語以上に対応する多言語対応。何語で話しても対応してくれます。そして複雑な質問にも、約0.3秒以内で答えてくれるGoogle Panda。

つまり、「即答」です。

(会場拍手)

クリス:オザン、ありがとうございます。Google Pandaの能力や機能を説明しましたが、「なぜパンダなのか?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。それにお答えするためにGoogleのエンジニア、パンダ技術の権威、マット・カッツからのメッセージをご覧ください。

マット・カッツ氏:私たちの持つふわふわな好奇心は、数百万の繊維、まるで毛虫のようです。知らない未知のことを「黒」とするなら、もう間もなくわかること、または検索できることは、データベースの「白」部分だと言えるのです。

これらを合わせて柔軟で、全く新しい、クラウドベースの学習メカニズムを構築するために この両極端なものを集める。それを実現するのに最適な方法はひとつしかありません。

そう、それはパンダなのです。

クリス:Google Pandaは2サイズで展開いたします。小さめの「Google Panda 5」と大きめの「Google Panda 6」があります。

ぜひGoogle Pandaをあなたの家族の一員としてください。ありがとうございました。