2018年、Yahoo!ファイナンス株価予想達人はどんな運用をするか

中原良太 氏(以下、中原):こんにちは株式予報中原良太です。新婚旅行から無事帰ってくることができました。フィンランドから帰ってきて初めての収録となります。

今回の動画セミナーは2018年版・中原家の運用方針です。奥さんと僕の二人で、中原家はどのようにして運用していこうかというのを、ここ半年くらいずっと話し合いをしてきました。

その結果、2018年はこういう方向でいこうよという方針が固まりましたので、せっかくの機会ということでこの動画セミナーの場所をお借りして、僕が実際2018年度方針で運用していくかということを中心にお話ししていきたいと思います。

ということで、今回の本講座の目的は、2018年の中原家はどのように運用するかを披露して参考にしてもらうということです。

なかなか人の家庭の運用方法なんて聞かないじゃないですか。僕がブログやメールマガジンでお話ししてることも含め、どうやって運用しているのかと気になってた方もいると思うんですね。

今回は年始早々ということで、一年の目標決めてる方もたくさんいらっしゃると思うんですね。そういった経緯もあり、2018年僕らはどうやって運用するのかというのを、公開して行きたいなと思います。

まず背景として、共有しておきたいことが1点ありまして、僕は1年半くらい、運用をストップしていました。 Yahooファイナンスとかで予想記事をアップしていて、自分の買い付けた銘柄とかぶってしまうと、株価操縦に当たってしまう恐れがあるので。間違えて銘柄を重複させてしまったりすると良くなかったのでストップしていたんです。

ストップしたんですけれども、2018年から、ちゃんと運用できる下地を整えて運用を開始しようと思っています。ポートフォリオを組んで、一週間に一回とか一か月に一回とか、定期的に結果を共有しようと思っています。

国内株はシストレで年利50%が目標

さっそく本題に移ります。中原家のポートフォリオとしては、資産を三つに分割して運用することを考えています。

まず一つが現金・預金を取っておくこと。生活費とかですね。そういうものを、また何か事故が起きてもすぐに取り出せるお金ということで、現金預金は必要最低限の目安としては、何か事故が起きても3年間何もしないで暮らしていけるようなお金っていうのを、僕は目安に貯めるようにしています。

次にやろうと思っているのは、国内株のトレードです。これはシステムトレードでの運用を考えていて、目標の年利は50%程度としたいと思っています。ただ、あくまで目標であって、最悪、0%にならなければいいかなと思っています。あるいは日経平均に負けなければいいかなと思ってるところです。

最後はインデックス投資ということで、僕が運用しているシステムトレードの手法は、あまりシグナルが出ません。結構長い期間、お金を眠らせてしまうような手法なんです。お金が大きすぎるとシステムトレードで運用していても、ほぼ眠っている状態になってしまって非常にもったいないので、資金をNISAとかiDecoに入れて、節税を行いつつ、効率的に活用していこうかなと考えています。インデックス投資の目標年利は、だいたい10パーセントです。株式ETFとかを買い付けて、利益を狙いたいなと思ってるんですけれども、年利で見て、株式のETFは年間で8パーセントぐらいのパフォーマンスが出れば十分だというふうに考えられています。それを若干余るぐらいのパフォーマンスが出せれば、インデックス投資も成功かな、というふうに考えています。

ということで現金、預金、国内株のトレード、インデックス投資と この3つに資産を分けて、2018年運用をして行こうかなと思ってます。

これは、 奥さんともきちんと話し合っておきました。

シストレは4つの戦略を駆使

僕はシステムトレードという運用手法が得意ですので、システムトレードを使って4つの戦略で運用しようと思っています。

どんな戦略かというと、順張り戦略2種類、逆張り戦略の2種類です。順張り戦略は高値圏に特化している順張り戦略、そして安値圏に特化している順張り戦略がそれぞれ一つ。あと、高値圏に特化している逆張り戦略と、相場が暴落したときに株を買い付けるような安値圏に特化している逆張り戦略です。

この4つのパターンに売買ルール、投資戦略を作って、4つを組み合わせて国内株をトレードしていこうかなと思います。バックテスト結果上だとスリッページとか、売買手数料込々で、平均年利が大体45パーセントくらい、単利で―の売買ルールを作成しました。

これだと目標の50パーセントには到達しないんですけれども、利益が出たら複利で運用して、1年以内で何とか単利ベースで50パーセントとぐらい出せればいいかなと考えています。

インデックス投信も活用し、眠る資金をゼロに

これが国内株のトレードなんですけれども、本当は、トレードの方法とか、トレードした銘柄を共有したいと思っていたんです。でも、システムトレードやってきて5年ぐらいやってきた所感として、マーケット・インパクトというものがどうしても発生してしまいます。

国内株のトレードについては、ストラテジーの内容や取引銘柄など、僕が使っているものに関しては一切公開しない予定です。この点についてはご了承いただければと思います。

国内株のトレードは、だいたい500万円くらいで運用しようと思っているんですけれども、これ以上の資金になってくると、僕の今の技量だと、年利50パーセントというパフォーマンスを維持するのが難しくなってきます。

奥さんのオッケーをもらえた投資戦略を使ったり、いろいろ制約があるなかで年利50パーセントを狙うと、どうしても資金が500万円を超えると難しくなってくるので、余った資金についてはインデックスの投資信託に回そうと思っています。

シグナルが出ない時とか、どうしても利益を出せないときが、システムトレードだと必ずあるんです。あるいはシグナルは出ているけど、全額は使わない時期です。ポツポツ現れているけど、資金の8割9割がずっと眠っているような状態の時は、ずっと眠らせてしまってはもったいないのでインデックス投資に回そうと思っています。ちょっと利益が出すぎてしまった場合は、その資金をインデックス投資に回すということで、運用をしていこうかなと思っております。

インデックス投資は年利10パーセントぐらいを目標にしていこうかと思っています。買う予定の金融商品は、いくつか種類を分けています。

NISAの場合とiDecoの場合で2種類に分けて運用をしようと思っていて、NISAの場合はドル建てのものをベースに、iDecoの場合は円建ての商品をベースに運用をしていこうと思っています。

それで、このNISAにもiDecoにも当てはまらないような資金が発生した場合、NISAの上限を超えてiDecoの条件を超えてしまうような利益が出た場合、そんな夢のような状態になった時には、それはそれで別の投資信託を買おうかなと思っています。やることとしては、何度かNISAの対策講座などでお伝えしたように、人口が増えていて経済が成長期調に乗っている成長している国の株式の投資信託に回そうと思っています。あとはリスクヘッジとして金のETFですね、この2つを組み合わせます。相場が上がった時には経済成長の波に乗って利益が出て、下がった時にはリスク回避の金が値上がりして利益が出る、というふうにこの2つを半々ぐらいで組み合わせて利益を狙っていきたいなと思っています。

NISAもiDecoも、僕も奥さん2人でやっていくつもりです。何でNISA、iDecoを使うかというと、NISAは出口が非課税、iDecoは入口も出口も非課税ということで、節税効果が非常に高いんです。iDecoの場合は、所得控除の対象にもなりますし、なおかつ出口でも非課税になりますので、この入口も出口も非課税のiDecoというのは最強の節税対策兼長期的な視野を向けた運用ができるということで、僕はかなり重要視しています。

この2つを優先的に、お金が余った場合はさらなるインデックス投資にお金を割り振るという感じで、運用をしていきたいと思っています。

ということで、2018年度の運用方針はこんな感じです。

本講座のまとめ

最後に今日お話ししたことをまとめていきたいと思います。

まず、2018年から資産運用を再開する予定だというお話をしました。どういう運用をするかというと、3つに資産を分けるというお話をしました。1つ目が現金・預金、2つ目は国内株トレードで目標年利50パーセント、3つ目はインデックス投資で目標年利10パーセントです。

国内株トレードはハイリスク、ハイリターンのトレードを行いますので、僕はあんまり多くの資金は投入出来ません。必要最低限の分散投資が出来るだけの金額、要は500万円程度を使っての運用を使用と思っています。

インデックス投資はあまりに資金が増えてお金が増えすぎて困ってしまったという時に、お金を振り分けて、安定・着実な成績を出せればと思っています。

ということで、今週は以上です。最後までご視聴いただきまして、ありがとうございました。

2018年はこれから始まりますけれども、1年の始まりということで、自分が一番納得できる成績を残せるように、ぜひ計画をしていただけたらなと思います。

今週は以上です。

最後までご視聴いただきまして、ありがとうございました。