本日のハイライト

岩本眞二氏(以下、岩本):マルコ株式会社、岩本でございます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

本日のハイライトです。新ブランドを投入いたしまして、新商品が好調に今販売を推移しています。さまざまなプロモーションを実施した結果、累計の売上は3期ぶりに100億円を突破いたしました。前期比113.5パーセントということで、非常に好調に推移いたしています。

それから累計の営業利益は10億円以上の改善となりました。これも5期ぶりの黒字化達成ということになっています。

3つ目に第4四半期にまた新商品を投入いたします。プロモーションを強化いたしますので、2018年3月期が大幅な増収増益の見込みでございます。では、この後説明をさせていただきます。

2018年3月期第3四半期 連結PL

まず第3四半期累計の売上ですけれども、105億円ということで、前年比12億円ほど増収いたしました。売上総利益が54億円で、こちらも前年に比べまして11億円ほど増益しています。25.5パーセント増です。それから営業利益。ここは前年の第3四半期では6億円の赤字でしたが、今期、黒字転換いたしました。

3億9,300万円。まだ金額は小さいですけれども、改善幅としては10億円という金額を改善しています。営業利益率としましては約10パーセントの改善ということが、この第3四半期までで実現したということでございます。

2018年3月期 第3四半期業績の推移

こちらがそれをグラフに表したものですが、105億円を久々に突破いたしまして、営業利益もわずか3年前は14億円ほどのマイナスであったものが、現在、3億円のプラスということでございます。

新ブランド「Curvaceous」(カーヴィシャス)を投入

先ほども申しました新ブランドですけれど、「Curvaceous」を投入いたしました。これは非常に機能性を向上したことはもちろんなんですけれども、かなり軽量化を実現いたしました。12月に発売開始したんですけども、お客さまの声を毎日聞いていますと、非常に軽くなって、それも付けている感じがしないというようなお客さまの声をいただいています。

今まで補整下着というのは、きついというイメージがあったと思うんですけど、現在それが非常に軽量化されて、付けている感じがしないという感想をいただいています。販売価格も、やはり補整下着のイメージをなんとか回復していきたいということで、上限の15パーセントの低減というのを実現いたしました。これによりまして、売上は、第3四半期ですけれども、前期と比べますと141パーセント伸びています。

これが「カリーユ」という主力ラインと「Curvaceous」の、この2つの利益収入を見ますと、1.4倍の売上になっています。この「カリーユ」というのが、7年ぶりにリニューアルされたブランドが「Curvaceous」ということです。1.4倍になっているということで、非常にお客さまは「Curvaceous」の良さを実感していただいているという数字ということになります。

「m-fit」ブランドの再構築

それからもう1つ、「m-fit」を昨年販売スタートいたしまして、これは若い女性、やはり20歳前後の女性向けでも、マルコの商品を提供したいということで販売開始いたしました。これも非常に順調に進んでいまして、第4四半期では第1四半期のときと比較しまして、2.5倍の売上で推移いたしています。

美容コスメのラインナップ拡充

それから「me more MARUKO」という商品、これ実は数年前に販売していた商品を、再復活いたしました。もちろんリニューアルしてですけれども。

私どものお客さまは、みなさんに美に非常に敏感な女性ですので、そちらにネイルケアとかハンドクリームとか、そういったものを販売したところ、数千万円が毎月もう上がってきているということです。これも非常に売上貢献の要因でございます。

新たな商品カテゴリへの挑戦

それから今度、、サプリメントを販売開始しています。これは去年までと比べますと、新しい商品も投入いたしましたので、3倍の304パーセントと、これも非常に好調に推移いたしています。

主なプロモーション施策

今、いろいろなCMを開始しています。残念ながら東京ではまだほとんど流れていませんけれども、大阪や名古屋ではすでにCMを開始いたしています。

テレビCMを開始してから、インフォマーシャルの成約率が上がっているというデータが出始めてきていますので、CMとインフォマーシャルの相乗効果が出始めたということになります。

それから雑誌への掲載ということも始めました。こちらイベント等のここでの予約というのがすごく好調に続いている次第ですので、今後も雑誌との連携を強化していきたいと思っています。

店舗の状況

昨年は店舗が減っている現状でしたけども、平均の1店舗当たりの売上というのは、どんどんどんどん伸びてきています。これで店舗効率が上がってきているということにもなります。

RIZAPグループ各社との取り組み

RIZAPグループ各社との取り組みです。

高級バッグのシェアリングサービス

高級バッグのシェアリングサービスをやっています。会員料5,980円をいただきまして、いろんなブランドのバッグをレンタルしていただけるというサービスをやっています。

もうすでに6,000名の会員登録がありまして、これも1ヶ月に1回くらい商品を交換するお客さまで、喜んでいただいているサービスでございます。

KPI(重要業績評価指標)

アクティブ会員、これが第3四半期の累計で完全に前年より大きく増大いたしています。購入単価もだいぶ上がってきています。

昨年度まで18万3,000円だったのが、今期は19万5,000円になって上がってきています。これもいろんな商品の販売というのが、寄与していくということになります。

2018年3月期第3四半期 コスト構造の改善

また、これは先ほど申し上げましたように、営業利益が10パーセント改善したという内容でございます。販管費で5.4パーセント減、原価率で4.9パーセント減、こういうことによりまして、営業利益率が10パーセント改善されたということでございます。

2017年12月末 連結BS

これはBSでございますが、前年度、増益いたしましたので、非常に財務体質も改善されているということでございます。

「Curvaceous」の追加ラインナップ

これは先ほど申し上げた「Curvaceous」という新しい商品でございます。

「m-fit sports light」の発売

今回「m-fit sports light」というのを発売しました。

圧力かかって蒸れるというのを、非常に多いお客さまが嫌がりますので、私どもでもお客さまの要望に対応したスポーツ用品といいますか、スポーツフィットネスの商品も発売いたします。

主な販売施策の内容

ECO回収キャンペーンの実施です。これが非常に私ども今新規顧客の獲得に貢献いたしています。どこの商品でもいいんです。マルコの商品じゃなくて他社の商品であっても、私どもが新しいマルコの商品をプレゼントするということで、非常に好調になっています。

多彩なプロモーション施策の実施

プロモーションの内容です。どんどん加速していきます。

第4四半期業績の見通し

今回第3四半期で浸透力が低いというお話をいただいていますが、過去数年間におきましても、第4四半期が私どもで一番稼げるところでございます。従いまして過去を比べても、そんな今期だけが特別に売上を取っているというわけではなく、前年並みの割合で前年30.8パーセント第4四半期の売上でしたので、今回はこの29.8パーセントになります。そういう、あまり無理をした数字を言っているわけではないということでございます。

営業利益の比率におきましてもそうです。前年度は7億5,200万円の利益でございましたが、今期は8億円の利益を想定しているという状況でございますので、第4四半期が前年並みにいくだけでも、進捗はすんなり進んでいるということがおわかりいただけると思います。

2018年3月通期業績の見通し①

これが今期の予定の数字でございまして、(売上高は)150億円ちょうど、営業利益で12億円、経常利益で13億円という見込みでございます。

2018年3月通期業績の見通し②

これから今現在の「Maruko Reborn Project」ということで、早くから成長軌道に転換いたしています。それから主力商品をどんどんん展開して、成長スピードを加速していきます。それからRIZAPグループの連携強化で実効性の向上を図ってまいります。

株主還元施策

株主還元は前回に発表させていただいたとおりで、優待利回りが現在10.7パーセントぐらいでございます。

これからもよろしくお願いいたします。ありがとうございました。