トークショーの模様を放送

西澤ロイ氏(以下、ロイ):I'm at Taiseido bookstore in Shibuya. 「西澤ロイの頑張らない英語 シブ読スペシャル」。   (会場拍手)

上村潤氏(以下、上村):このコーナーは、英語のコンサルタント兼カウンセラー西澤ロイが、英語に関するさまざまな話題を取り上げたり、英語を使って活躍している方にインタビューするコーナーでーす。ロイさん、おはようございます

ロイ:おはようございます。

上村:なんか先ほど、「シブ読スペシャル」っていう言葉が聞こえてきましたけど。

ロイ:さすが日本語なんで聞き取れましたね。

上村:さすがに聞き取れましたね!

ロイ:(笑)。

上村:これ聞き取れなかったら、さすがにまずいです(笑)。

ロイ:(笑)。

上村:これはいつの音声なんですか?

ロイ:約1ヶ月前なんですけれども、新刊の『頑張らない基礎英語』が出たタイミングで、渋谷の大盛堂書店さんという書店さんがあって、そちらでイベントとして、トークイベント&サイン会をやらせていただきました。

頑張らない基礎英語

上村:おー、そのイベントがシブ読という。

ロイ:渋谷駅前読書大学、略してシブ読。

上村:あー、そういう総称だったんですね(笑)。知らなかったです。

ロイ:もう160、70回とか、80回とかやってる、かなり続いてるイベントで。

上村:おーー。これ、ちなみに、どなたが主催してやってらっしゃるとか、あるんですか?

ロイ:主催は大盛堂書店さんがやっていて。

上村:大盛堂書店さんが。

ロイ:そして、ホスト役として、団長さんという方がやってます。

上村:はい。あの……、映像のほう、ちょっと見させていただいたんですけど、見た目的にもインパクトがある方で(笑)。なんでも年間1,000冊以上の本を読んでらっしゃる。

ロイ:そうそう。本のソムリエ。ただ、でも、本の人ではなくて、団長っていうのは一里塚華劇団というロックバンドの団長なんですよ。

上村:へぇー! ロックバンドをやりつつ、1年で1,000冊以上の本を読む。

ロイ:ただ、ロックバンドのほうも、ここ1年、1年半とか2年ぐらい、ライブやってないんですよ。

上村:おや(笑)。

ロイ:だから、僕まだ見たことがないんですよ。

上村:(笑)。団長の歌ってる姿は見たことがない。

ロイ:まだないですね。

上村:ちなみに、今回、シブ読に出演されてらっしゃるんですけど、何回目になるんですか? なんでも聞いたら、かなり、最多出場ぐらいの勢いだっていう話だったんですけど。

ロイ:今回で4回目ですね。

上村:4回目。

ロイ:毎回出させていただいていて。まあ、本当に出てる人だと、シブ読の女王がいて。

上村:シブ読の女王!

ロイ:はい。恒吉彩矢子さんっていう方が、もう十何回出られてるんで。

上村:あー、それはもうぶっちぎりですね(笑)。

ロイ:だってもう、出版数がもう桁違いですから。

上村:なるほどねー。まあ、でもね、今後、その女王と並ぶぐらいの勢いでね(笑)。

ロイ:いやいや。

上村:今日は、シブ読スペシャルということで、そのシブ読の内容を少しずつちょっと収録でリスナーのみなさんに聞いていただこうかな、というかたちになってますのでね。まずさっそく1本目の収録のほうですね、聞いていただきましょう。

年1,000冊本を読む男、団長

団長氏(以下、団長):じゃあ、今回、基礎英語編を出すに至ったその経緯というか、そのへんからいきましょうか。

ロイ:はい。前作の『頑張らない英文法』、この本を書いた時に、僕、2ヶ月半ぐらいかけて、すごいがんばって書いたんですよ。「なんでこんなに大変なんだろう?」って思うぐらい大変で。

それで、編集者さんに原稿を送ったんですね。Wordで250ページあって、送ったら、「Wordの1ページは本にすると2ページあります」と、「だから、500ページあります」と言われて。

(会場笑)

「あ、2冊分書いちゃったんだ。だから、こんな大変だったんだ」っていうことになって。その前半が『頑張らない英文法』として、去年夏に出たんですね。

頑張らない英語学習法

それで、この本がおかげさまで1年間で2万5,000部ぐらい売れてくれて、おかげさまで続編が出せることになったと。そのお蔵入りせずにすんだというのが、今回の『頑張らない基礎英語』。

団長:なるほど。

ロイ:それで、中学校英語の、例えば現在進行形ですとか、助動詞、canとか、mayとか、mustみたいなものとか、あとは現在完了形とか、そういった時制のあたりをくわしく、「こういう考え方なんですよ」っていうのを解説しております。

団長:なるほど。それゆえに『基礎英語』というタイトルと。

ロイ:そうですね。

団長:そもそも、『英文法』の時とこの『基礎英語』の時、じゃあ、これ、一緒に書いた時の原稿なんですか? 基本的に。

ロイ:基本はそうですね。一緒に書きました。

団長:それで、最初にこの英文法のほうに、入ったのと入ってないのがあるわけじゃないですか。

ロイ:そうですね。

団長:なぜ、どういうように識別されたんですか? 基礎っぽいのはカットした、って感じなんですか? そういうわけでもない?

ロイ:最初は、中学校で習う順番に並べたいなと思ってたんですよ。ですので、『頑張らない英文法』のほうはその順番で並べていって。でも、こう分ける時に、次の本を考えた時に、「ここで分けたらいよね」っていうちょっと事情があって。で、時制のところを全部まとめたという。

説明する順番とかもあったりするので、それを考えると時制でまとめるといいなという感じで。それで、『頑張らない時制』とかだと売れないので、まあ、『基礎英語』という名前にしたと、そんな事情ですね。

団長:なるほど。