2018年の気になるロードバイク

けんたさん氏(以下、けんたさん):どうもみなさん、こんにちは。

ということで、今回は、そろそろそういう時期だなということで、各いろんな自転車のメーカーが2018年モデルをガシガシと出してます。僕もいろんな展示会で試乗をさせてもらって、「あれいいな。これいいな」みたいな、「あ、これもいいな。あれもいいな」みたいな、いろんな思いがあって。

今日は価格とか関係なしに、けんたさんが「すげーいいじゃん」と思ったやつを5つ紹介したいと思います。ロードバイクと……、まあ、ほぼロードバイク、はい。

なんて言うんでしょう、僕がほしいっていうか、「めっちゃよかったな」っていうのと、あとは気になるやつとか、そのへんをうまいこと織り交ぜながら、お話していきたいと思います。ぜひ共感していただければいいなと思ってます。よろしくお願いいたします。

Bianchi「ARIA」

さっそくやっていきましょう。1つ目。

BianchiのARIAです。Bianchiが出したエアロロードバイクでございます。実はBianchiのARIAは、僕が初めてのトライアスロンの時にお借りして乗ってみたんですが、非常によかったです。

Bianchiの上位モデルってやっぱORTREって感じなんですけども、BianchiのARIAはよくある超カチカチのエアロロードというよりは、わりとコンフォートでも使えるんじゃないかという感じの快適な印象もありました。そんなイメージでしたね。

まあ、タイムトライアルとか、それこそトライアスロンとか、いろんな進化ができるようなバイクだという印象でした。けっこう硬めの乗り味というより、エアロロードにしてはマイルドで、個人的には好きな乗り味でしたね。

Bianchi Japanの人と話したんですけども、BianchiのARIAは、タイムトライアルバイクのAQUILLAというザ・TTって感じのバイクをベースに、日本のために作られたエアロロードバイクだと言っていました。

やっぱり日本って、今すごくエアロロードが盛り上がってるじゃないですか。

やっぱりそういった市場のために、Bianchi本社が「日本のためにエアロロードをつくってみようか」というのでつくったものです。ベースがタイムトライアルバイクなので、40キロ以上の伸びがいいというか、気持ちよく40キロまでいけちゃう、って感じ。それで、その後も気持ちいい。そんな感じです。

これの何がいいかと言うと、エアロロードって基本的に高いじゃないですか。でもこれは比較的手の出しやすい価格なんです。105とULTEGRAがあるんですけど、30万円、40万円を切るぐらいの価格で、非常に手の出しやすい価格です。それに見た目もべリーグッド。個人的には「すごく流行るんじゃないかな」って思ってるバイクの1つでございます。

Cannondale「SYNAPSE」

続きまして、CannondaleのSYNAPSEです。きましたね。ドーンと。

今年のSYNAPSEは違いますね。これも展示会に行って試乗してきました。SYNAPSEは、Cannondaleのエンデュランス系のロードバイクなんですが、何がいいかというと。

僕、クロモリロードを持ってるんですけど、クロモリロードも衝撃吸収性能はいいんですが、SYNAPSEはイメージで言うと、「登れるクロモリ」みたいな感じでしょうか。エンデュランスにありがちな、力が逃げてくみたいな感じはぜんぜん感じさせなかったですね。

確かにすごいくエンデュランスらしい乗り味はもちろんなんですけども、それよりも「あ、すげー軽いな。登れるな」みたいな、「踏んでもちゃんと反応してくれるな」っていう印象のほうが強くて、「あ、このバイクいいな」って素直に思えるバイクでした。

個人的に、デザインはCannondaleの中ではけっこうカッコいいなと思ってます。ザ・緑なCannondaleのイメージが若干薄まった印象ですね。黒が基調で緑もちょっと入ってて、個人的にはすごいオシャレだなって思ってます。

Colnago「CONCEPT」

ColnagoのCONCEPTっていうロードバイクです。

これはもう、ぶっちゃけ完全に見た目ですね。見た目がドンピシャ、一目惚れで「かっけー!」って思ったロードバイクです。ブラックイエローのやつが個人的にはめちゃめちゃカッコよくて、かなりドンピシャでした。

エアロロードなんですけど、けっこうクリアランスを広くしていて、28インチのタイヤなんかも履けるような。乗り心地もしっかりと確保している、そんなエアロロードです。

これは実際に完成車がなくて、ちょっと試乗はできなかったんですけど、展示会で実際に見に行きました。それで、カラーリングが「いや、ここにイエロー?」みたいな、「え、そこにイエロー?」みたいな、「まさかそこにそのカラーリングをするか?」っていうところが、個人的にはかなりビビッときて。全体的にマットな仕上げなんですけど、これはもう「いいな」と。正直、超ほしいです。

元選手だったゴリゴリの担当者に聞くと、エアロロードらしいめちゃめちゃ反応のいい、よく伸びて、硬めのグンと行くような、そんなロードバイクらしいですね。

価格はまあまあいきますけど、「いつかエアロロード買うなら、こういうカッコいいのがいいな」って思えるロードバイクでした。試乗はできていないのでなんとも言えないんですけども、見た目で「かっけーな」って思ったロードバイクが、このColnagoのCONCEPTです。

Chapter2「TERE」

続きまして、知ってる人は知ってるであろう、Chapter2ですね。Chapter2のTERE。

Chapter2は、とにかくカッコよかった。これも実際に発表会に行ったんですけど、どのメーカーにもないカラーリングに一目惚れする人は、たぶんめっちゃいると思います。

もしかしたら知らない人もいるかもしれないので軽く説明すると、もともとニュージーランド発のメーカーさんですね。それで、Neilprydeっていうブランドを立ち上げたんです。それも人気だったんですけども、それを1回やめて。それで第2章ということで、Chapter2っていう名前で新しいブランドを出したということで、話題になっています。

空力をちょっと気にしたオールラウンド系のロードバイク、って感じでしたね。ガッツリは乗れてないんでなんとも言えないんですけど、なにより見てて気持ちいい、たぶんビールじゃなくてね、ワインとかそっち系が合うロードバイクっていう印象でした。

値段も、べらぼうに高いわけじゃなくて、フレームセットで二十数万円。なので、安く組めば3、40万円ぐらいで組めるのかな。そんな大きいメーカーじゃないわりには、わりと手の出しやすい価格帯になってるかなと思ってます。

Canyon「INFLITE」

最後、5個目ですね。これはごめんなさい、シクロクロスにさせてください。シクロクロスで最近僕の中で「すっげーのが出た」と思って、CanyonのINFLITEですね。

今までのINFLITEと、今年ガラッとモデルチェンジして。まあ、見てもらえればわかります。こんな感じ、ドーンと。「これ、どうなってるんじゃ?」と、はい。もう、ザ・担ぎやすいシクロバイクっていう感じでしょうかね。

フレームの形状が非常におもしろいことになってます。担ぎやすいようにフレームのトップチューブがカクンってなってるんです。これ、実際に見たことなくて、「これ、どうなの?」と。しかも、「カッコいいな」っていう印象です。

「実際、乗り味とかどうなのかな?」みたいな。やっぱり逆三角形、わりと後ろ三角がちっちゃくなるから、「ちょっとやっぱ硬くなっちゃうのかな?」とか、いろいろな想像はふくらむんですけども、実際に乗ってみたいなって。相変わらずCanyonは、なかなか乗れないなあっていう感じですね。

いつか、こういうカーボンシクロはほしいなと思ってます。アルミシクロは重いですからね、いつかこういうカーボンのシクロほしいなと思ってます。

ということで、今回は僕がほしいというか、気になってるやつを無差別でやってみました。まあね、実は僕、ロードバイクは1台買ってて、アルミなんですけどね、まだ来ない。Raleighもまだ来ない、と。もうそろそろ来てほしいなって感じなんですけども、辛抱強くもうちょっと待ってます。

みなさんがほしいやつ、もう値段とか関係なくね、「うわ、これいいな」って思うバイクがあったら、コメントしていただければと思います。また気分が乗れば、10万円以下とか、15万円以下とか、20万円以下とか、2018年バージョンでやってもいいかなと思ってますけど、今日のところはこんな感じで。

また次回お楽しみに。お疲れさまでした。もしもね、「楽しかった」と思った方ね、ぜひね、グッドボタン押して応援してくださいね。じゃあね、バイバーイ。