logmi・ログミーファイナンス

投資・IR情報の書き起こしメディア

日新製鋼、2Q連結売上高は570億円増 「投資余力活用でコア製品戦略の深化を図る」

日新製鋼、2Q連結売上高は570億円増 「投資余力活用でコア製品戦略の深化を図る」

三宅康秀氏 日新製鋼株式会社、財務部長の三宅です。これより2017年度第2四半期決算の概要について、ご説明をさせていただきます。それでは、弊社のホームページに掲載している決算説明会資料、こちらをもとにご説明をします。

2017年度第2四半期決算①

ilovepdf_com-2_R まず2017年度第2四半期決算の概要です。ページで3ページですが、概況です。まず弊社の第2四半期の連結売上高は3,087億円、連結経常利益は148億円と、対前年同期比で570億円の増収、138億円の増益となりました。 国内外の鋼材需要は総じて堅調。原料価格上昇にともなうコストアップに関し、自助努力を越える部分については、お客様のご理解を得ながら販売価格へ適正に反映する活動を推進しました。生産面では、堅調な需要に対応すべく、品質および供給の安定化を最優先とする操業に注力してきました。 これらの取り組み等により、実力ベースの経常損益については、減価償却方法変更、マイナスの27億円等の減益要因があったものの、グループ会社の増益等により68億円を計上しました。また、決算ベースの経常損益については在庫評価益プラス80億円により、148億円を計上しました。 また、ステンレスに関しましては、販売価格改善や安定生産・品質改善等の取り組みにより、 決算ベースで55億円の経常利益を計上しました。

2017年度第2四半期決算②

ilovepdf_com-3_R それでは2017年度の第2四半期決算の概要を、4ページでご説明します。主に、2017年度上期実績、c列を中心にご説明します。まず欄ナンバー1番、売上高3,087億円。続いて欄ナンバー5番の経常利益合計が148億円。右側に差異を書いていますが、①番c-dとなっているところ、これは前年同期比の比較ですが138億円の増益。 また③番、c-eの差異ところ、こちらは7月公表との差異でいますが、7月公表からは13億円の減益となっています。また、欄ナンバー6番、親会社株主に帰属する当期純利益については96億円となりました。 一方、経常利益の内訳については、欄ナンバー9番、在庫評価の影響が80億円ありました。この結果、在庫評価を除く実力ベースの経常利益については、68億円。①番の前年同期比でマイナスの2億円。前回見通し③番に対しては、プラスの3億円とほぼ在庫評価を除いたベースでは、前年同期並みといった数字となっています。

2017年度第2四半期諸元

ilovepdf_com-4_R 次に第2四半期の諸元です。こちらも2017年度上期実績列を中心に、ご説明させていただきます。欄ナンバー3番の、粗鋼生産量については176万トン。前年同期比d列182万トンに対し、安定操業を志したことから、マイナスの6万トンとなっています。 一方、欄ナンバー6番、販売数量については179万トン、前年同期比176万トンから3万トンほど数量が増加しています。次に、欄ナンバー7番、鋼材平均単価ですが、原料価格の高騰にともなう販売価格の転嫁、こちらを進めた結果、上期実績ですが12万8,000円。前年同期10万8,000円に対して、2万円の鋼材平均単価が上昇しています。 また、欄ナンバー8番、輸出比率については14パーセント。輸出為替レートについては、111円となっています。

経常利益差異内訳 2016年上期度(実績):2017年度上期(実績)

ilovepdf_com-5_R それでは経常利益の差異の内訳についてご説明します。まず、2016年度上期との比較を中心にご説明します。2016年度上期実績10億円に対し、変動要因合計で148億円でした。大きなものは、販売関連で340億円のプラスと、購買関連でマイナスの350億円ということで、販売購買関連合計でマイナスの10億円となっています。 内訳、右側に変動要因を記載していますが、数量構成差で20億円のプラスです。購買関連については、こちらに変動要因を記載しているように、ほぼすべての原料が前年同期と比べて、上昇した関係で原料価格がアップしています。 次にコスト等ですが、マイナスの27億円。こちらは変動要因に記載していますが、減価償却方法の変更による影響、こちらがマイナスの27億円です。一方、子会社等については35億円のプラス。主に海外の関連会社、こちらが26億円と大きく貢献しています。これに原料価格の上昇にともなう在庫評価のプラスが140億円でした。この結果、2017年度上期の実績は、148億円です。

経常利益差異内訳 2017年度4-6月期(実績):2017年度7-9月期(実績)

ilovepdf_com-6_R 続きまして、第1四半期に対しての比較です。2017年度第1四半期の、46億円の経常利益に対し、変動要因合計で56億円の増益です。内訳ですが、販売関連で65億円のプラス。購買関連で45億円のプラス。合計で110億円と、大きく販売購買関連でプラスとなります。 内訳は数量構成差が25億円、為替差を含む価格差でプラスの85億円です。昨年下期の、原料価格転嫁が進んだこと、第2四半期については原料価格が若干下がったということで、この期については大きくプラスとなっています。これにコスト等での6億円。 一方、子会社等については、市況の下落とも関係して海外の関連会社マイナス14億円を含む、子会社等でマイナス20億円。一方、在庫評価については、原料価格が下落したことにともなう在庫評価マイナスの40億円で、これらを加味して2017年度7月から9月の第2四半期については、102億円の経常利益となります。

経常利益差異内訳 2017年度上期(前回予想):2017年度上期(実績)

ilovepdf_com-7_R 次に前回予想との差ですが、こちらは前回7月公表時の経常利益見通し135億円に対して、変動要因合計で13億円の増益となります。販売・購買関連について、(販売が)マイナスの15億円、(購買が)プラスの15億円で、合計で0円。ほぼ原料価格の変動分が、販売価格に反映されているかたちでした。一方で、コスト等でのプラスが3億円。在庫評価のプラスが10億円。これらの結果、上期の実績は148億円となります。

貸借対照表(2017年9月末)

ilovepdf_com-8_R 貸借対照表ですが、まず資産合計は7,014億円。2017年3月末から49億円ほど、減少しました。主なものだけご説明しますが、まずたな卸資産で1,496億円。2017年3月末に対し、174億円の増加です。こちらは足下の原料高並びに11月以降に向けた備蓄を進めた結果、たな卸資産が増加しています。 一方で、有利子負債については2,334億円と、116億円減少しています。また純資産の部では、利益剰余金が880億円、3月末から109億円と増加しています。主な内訳を右側に記載していますが、親会社株主純利益の96億円、それに昨年度の期末配当5億円の支払い、これらを含めています。

2017年度業績予想①

ilovepdf_com-9_R それでは引き続き、2017年度の業績予想についてご説明します。まず、通期の連結業績は、今後の不確定要素はありますが、売上高は6,200億円、経常利益は180億円と、対前期比増収945億円、増益121億円を見込んでいます。 この業績予想については、第2四半期の決算でもご説明しましたが、減価償却方法の変更、年間で約50億円のマイナスを含み、実質的には対前期で約170億円の経常利益増益となる見込みです。7月との前回公表との比較においては、原料市況変動による価格転嫁の期ズレ、マイナスの45億円等が見込まれるものの、在庫評価益プラス50億円等により、20億円の増益を見込んでいます。 足下の堅調な鉄鋼需要を着実に捕捉するため、引続き設備の安定稼働に努め、安定的かつ高品質な製品供給を最優先としていきます。またグループ会社については、特に海外の関係会社に関して不透明な要因が多く、 引き続き慎重な見通しとしています。 新日鐵住金株式会社との連携に関しましては、鉄源供給や操業面等、着実にシナジーが出現し始めています。日新製鋼呉製鉄所の高炉稼働期間延長も、シナジーの1つです。高炉長寿命化で生じた投資余力を活用し、コア製品戦略の深化を図ります。 また販売面について、相互で戦略の共有を進めつつ、新日鐵住金株式会社が対応していないニッチな領域を弊社が担当し、グループ利益の最大化に寄与していきます。

2017年度業績予想②

ilovepdf_com-10_R それでは業績予想数値をご説明します。こちらも2017年度予想比較、c列を中心にご説明をします。まず売上高、欄ナンバー1番ですが6,200億円。欄ナンバー5番、経常利益については180億円。②番のc-d、2016年度との比較については121億円の増益。③番、2017年度7月公表との差については、20億円の増益となります。 内訳は、欄ナンバー3番、普通鋼・特殊鋼で125億円。欄ナンバー4番、ステンレスが55億円の経常利益の見通しとしています。また、欄ナンバー6番、親会社株主に帰属する当期純利益については100億円。2016年度実績に対し84億円と、大幅な増益です。 また、経常利益180億円の内訳として、欄ナンバー9番、在庫評価差で100億円。在庫評価を除いた実力ベースの経常利益については、欄ナンバー12番、80億円ということで、前年同期と比較してプラス11億円。減価償却方法の変更を行いながらも、ほぼ前年度並み、若干プラスの数字となりました。 一方、前回公表からはマイナスの30億円で、先ほどの概況でもご説明したように、原料変動の影響を織り込むかたちで今回公表しています。

2017年度業績予想諸元

ilovepdf_com-11_R 次に、2017年度の業績予想の諸元でいます。こちらもc列を中心にご説明します。欄ナンバー3番、粗鋼生産量は356万トン、前年度360万トンから若干のマイナスです。欄ナンバー6番、販売数量については365万トン。こちらは前年度実績361万トンから若干ですがプラスとなっています。 また鋼材平均単価、欄ナンバー7番については、12万6,000円。2016年度実績10万9,000円に対し、大きく価格を上げています。輸出比率、欄ナンバー8番については13パーセント。輸出為替レート、欄ナンバー9番については111円ということで、前年度実績から3円ほど円安となります。

経常利益差異内訳 2017年度上期(実績):2017年度下期(予想)

ilovepdf_com-12_R それでは、経常利益の差異の内訳です。上期対下期の差異の内訳は上期実績148億円に対し、下期の予想32億円と年度予想合計では、116億円と大きく減益となります。 内訳ですが、販売関連でマイナスの105億円、購買関連でプラスの75億円、合計でマイナスの30億円です。変動要因は右側にも記載してありますが、数量構成差でプラスの15億円、為替差を含む価格差でマイナスの15億円、下期以降の原料価格の上昇分、こちらを販売価格の転嫁のズレが発生するという見込みにしています。 これにコスト等でのマイナスの6億円、また海外関連会社等を保守的にみたこともあり、子会社等でマイナスの20億円。また、在庫評価でマイナスの60億円、これらの要素でマイナス116億円の減益としています。

経常利益差異内訳 2016年度通期(実績):2017年度通期(予想)

ilovepdf_com-13_R 次に、2016年度実績との比較です。2016年度通期の実績59億円に対し、121億円の増益です。内訳として、販売関連で470億円、購買関連でマイナスの445億円、合計で25億円でした。変動要因ですが、数量構成差でプラスの40億円です。 これにコスト等の影響でマイナスの59億円。右側に変動要因を記載していますが、減価償却方法変更影響でマイナスの50億円、電力単価差でマイナスの20億円となっています。一方で、子会社等について45億円のプラスになり、海外関連会社等の貢献によりプラスとなりました。これに原料価格が大幅に上昇したことにともなう在庫評価110億円のプラス、これを加味して2017年度通期予想は180億円としています。

経常利益差異内訳 2017年度通期(前回予想):2017年度通期(予想)

ilovepdf_com-14_R 次に、7月見通しとの差異ですが、前回の見通し経常利益160億円に対して、今回180億円と20億円ほど増益になりました。内訳としては、販売関連でプラスの10億円、購買関連でマイナスの45億円になり、差し引きでマイナスの35億円。 内訳として、数量構成差でプラスの10億円、販売価格差で、原料価格変動にともなう価格転嫁の期ズレマイナス45億円、こちらを加味しています。これに子会社等の利益プラス5億円、それと原料価格上昇にともなう在庫評価の影響プラス50億円を含んでいます。

剰余金の配当

ilovepdf_com-15_R 最後に剰余金の配当ですが、記載してあるように1株当たり15.0円の中間配当を実施します。なお、期末配当については、現時点で未定のため、確定次第速やかに開示をさせていただきます。 以上で、私からの説明を終わらせていただきます。

  
×
この話をシェアしよう!
シェア ツイート はてブ
日新製鋼、2Q連結売上高は570億円増 「投資余力活用でコア製品戦略の深化を図る」
注目の決算説明会

おすすめログ

無料で求人掲載できる!エン・ジャパンの採用支援ツール、engage(エンゲージ) PR

人気ログランキング

TOPへ戻る