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雪印メグミルク、「ガセリ菌SP株ヨーグルト」好調 生産能力さらに増強へ

雪印メグミルク、「ガセリ菌SP株ヨーグルト」好調 生産能力さらに増強へ

連結業績(上期)

西尾啓治氏 本日はお忙しいところ、決算説明会にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。また日頃より弊社グループに多大なるご支援をいただいておりますこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。 私からは上期の業績の概要。計画達成に向けた事業戦略・施策について説明をさせていただきます。決算数値の詳細につきましては、後ほど財務担当取締役の本井よりをさせていただきます。 2 上期の連結業績は、売上高3,035億円。前期比101.4パーセント。営業利益110億円。前期比101.7パーセントの増収増益となりました。当初予想比では、営業利益は110.7パーセントの増益になり、中期経営計画の初年度として、順調にスタートを切ることができました。 一策としては、チーズなどのシェア拡大。機能性ヨーグルトなど、高付加価値商品の戦略的な販売拡大。ニュートリション事業分野における新市場への展開拡大などにより、将来の成長に向けた収益基盤の強化に努めました。

4つの事業分野

3 それでは、上期の総括と今後の取り組みについて、中期経営計画で再編成いたしました乳製品、市乳、ニュートリション、飼料・種苗の4つの事業分野ごとに説明してまいります。

乳製品事業分野(業績)

4 乳製品事業分野を中心とする乳製品セグメントは、増収増益となりました。バターは引き続き、安定供給に取り組みました。油脂は、市場の低迷が続き、販売は減少いたしました。 チーズは、市場が伸⻑する中でプロモーション活動の効果などにより、販売は好調に推移いたしました。

乳製品事業分野(チーズ)

5 とくに、主力商品の6Pチーズを中心としたポーションチーズの販売が、継続して市場の伸び以上に大きく進捗したことが、増益に貢献しています。 阿見工場に、2016年に1ライン増設し、供給能力の向上を図ったことが、収益拡大につながっています。6Pチーズの販売拡大に向けて、新しい食べ方・食シーンの提案に取り組み、販売増加につなげました。

乳製品事業分野(チーズ)

6 また、チーズ市場全体は、家飲み需要や、ワイン需要の増加の影響もあり、好調に推移しております。最近では、チーズの持つ健康機能がテレビや雑誌で話題になっています。 とくに、チーズが低糖質食品として取りあげられていることも、市場の拡大に寄与していると考えています。

乳製品事業分野(チーズ)

7 グラフの通り、チーズ市場全体は、昨年度消費量が過去最高を更新するなど、毎年着実に伸びています。当社の売上高も順調に伸びています。 6Pチーズに加え、新発売したチェダースライスのテレビコマーシャルの投入。雪印北海道100ブランドの10周年プロモーションの浸透によるさけるチーズの販売拡大などにより、計画達成を目指してまいります。

市乳事業分野(業績)

8 次に、市乳事業分野について説明いたします。 市乳事業に該当する飲料・デザート類セグメントにつきましても、増収増益となりました。当社保有の乳酸菌「ガセリ菌SP株」の機能訴求に継続して取り組み、ドリンクヨーグルトが好調に推移いたしました。

市乳事業分野(ヨーグルト)

9 ドリンクヨーグルトは、機能性表示食品として発売する前の2014年度と比較し、1.9倍と市場を大きく上回る販売となっています。 中でも、「ガセリ菌SP株ヨーグルト」小型ボトルタイプの販売が好調です。海老名工場で実施した生産能力増強設備を、最大限に活用してまいります。 内蔵脂肪を減らすことを商品に表示し、リニューアル発売したことが寄与したと考えています。高収益商品の販売拡大によるプロダクトミックスの改善にも、継続的に取り組んでいます。

市乳事業分野(ヨーグルト)

10 2014年度と比較し、ドリンクヨーグルトの売上構成比は高まっており、ヨーグルト全体の4分の1を上回りました。ドリンクヨーグルトを中心に、高付加価値商品の売上構成比を高め、市乳事業分野の収益構造を改善してまいります。

市乳事業分野(ヨーグルト)

11 ヨーグルトについては、集中的投資を推進しています。小型ボトルラインにつきましては、2018年春、京都工場に2ライン新設することにより、現行の生産能力の約2倍。発売当初と比較すると、約4倍の能力アップとなります。 あらたに、西日本で生産することによる物流コストの低減効果も期待できます。今後も設備投資を最大限活用できますよう、広告・プロモーションを継続的に実施してまいります。そのほかのヨーグルトの生産設備も、順次拡大してまいります。

市乳事業分野(ヨーグルト)

12 ご覧の通り、当社家庭用ヨーグルトの売上高は、毎年順調に伸長しています。これまで説明してまいりました取り組みを、着実に実施していくことで、下期以降も販売を伸ばしてまいります。

ニュートリション事業分野(業績)

13 次に、ニュートリション事業分野について説明します。 乳製品セグメントのうち、ニュートリション事業分野の売上高は、増収となりました。機能性食品は「毎日骨ケア MBP」を中心に販売が伸び、前期比136.1パーセントと大幅に伸長いたしました。 育児用粉乳等は、出生数の減少により、市場規模が縮小傾向と厳しい環境の中、販売は前年並みとなりました。 機能性食品事業では、当面事業規模の拡大を最優先に取り組んでまいります。そのため、売上による利益を積極的に広告・プロモーションなど、マーケティング投資に振り向けてまいります。

ニュートリション事業分野(機能性食品事業)

14 グラフの通り、順調に売上高を伸ばすことができています。上期はWeb広告の強化に加えて、あらたに購入金額、購入回数に応じたサービスを受けられるポイントプログラムを導入いたしました。これらを最大限に活用し、販売増加につなげてまいります。

ニュートリション事業分野(粉乳事業)

15 粉乳カテゴリーでは、日本国内において、シニア向け事業の拡大を目的として、大人向けの粉ミルク。「プラチナミルクシリーズ」を9月に新発売いたしました。 テレビや雑誌に取り上げられたこともあり、予想を上回る販売となっています。今後の定着、販売拡大に取り組んでまいります。海外では、アジア市場において昨年、香港、台湾で発売いたしました妊産婦向けの粉ミルクを8月にマレーシアで販売を開始いたしました。成人向けの粉ミルクと合わせ、さらなる販売拡大を目指してまいります。

飼料・種苗事業分野(業績)

16 飼料・種苗事業分野の業績です。 上期は増収増益となりました。種苗事業では、牧草・緑肥作物やサイレージ用乳酸菌の販売が好調に推移しました。

飼料・種苗事業分野

17 飼料事業では、販売物量、販売単価ともに前年を上回ったことが、利益拡大につながりました。 種苗事業では、グループ会社である雪印種苗の新研究棟が6月より稼働いたしました。これまで分散していた研究組織の集約と、研究インフラの整備により、迅速かつ効率的な商品開発を推進しています。 強化した研究体制を最大限に活用し、市場で強みを持つ牧草・緑肥作物等の販売拡大に取り組んでまいります。飼料事業では、引き続き総合提案型営業の推進に取り組んでまいります。

連結業績予想(通期)

18 連結業績予想は、売上高6,000億円。営業利益195億円と、5月に公表いたしました予想を据え置きました。配当につきましても、40円と変更しておりません。説明してまいりました取り組みを徹底し、達成してまいります。

グループ⻑期ビジョン2026(ロードマップ)

19 最後に、グループ中期経営計画2019の進捗について説明いたします。 今期は、企業価値の持続的向上に向けて策定したグループ長期ビジョン2026の第1ステージになります。 第2ステージ以降の生産体制のリニューアルに向け、収益基盤の複数化、キャッシュフローの最大化を図ってまいります。同時に将来を見据え、生産体制進化へ着手しています。

将来を⾒据えた⽣産体制進化への着手

20 まず、生産体制のリニューアルです。今年7月に公表した通り、バター、生クリーム、脱脂粉乳などを製造する主力工場の磯分内工場において、製造設備や電気、用水などのユーティリティ設備を含めた新棟の建設を決定いたしました。 投資総額は約200億円で、2020年下期の稼働を目指しています。 北海道における生産体制を整備し、国産乳製品の安定的な生産により、事業競争基盤の強化を進めてまいります。

チーズのボーダレス展開による更なる成⻑①

21 次に、チーズのボーダレス展開の進捗について説明いたします。 現在、海外でのチーズ製造拠点はインドネシアとオーストラリアです。インドネシアではプロセスチーズ事業の拡大に取り組んでいます。 順調に販売が伸長しており、ブロックタイプのチーズで国内シェア約30パーセント、第2位に躍進いたしました。 8月にはブロックチーズのシンガポールへの輸出を開始いたしました。加えて、2018年上期の稼働に向け、生産能力を増強し、事業拡大に努めてまいります。

チーズのボーダレス展開による更なる成⻑②

22 オーストラリアでは、白カビチーズの製造・販売を行っています。 カビ系チーズ事業の基盤強化に向けて、9月にチーズ製造会社アダーデライツオーストラリア社の株式の90パーセントを取得いたしました。 オーストラリアではここ3年間カビ系チーズが毎年15パーセントの割合で拡大しています。 雪印オーストラリアとは異なる強みがあるアダーデライツ社とシナジー効果を創出し、事業拡大に取り組んでまいります。 説明は以上になります。今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。ご清聴ありがとうございました。 司会 続きまして、財務担当取締役本井より決算数値の詳細について説明させていただきます。

補足情報

本井秀樹氏 本日発表いたしました決算短信を中心に説明いたします。決算短信をご覧ください。 決算短信のサマリーにつきましては、連結業績、配当予想、通期の連結業績予想など、表紙のページに記載しておりますが、今ほど社長から説明させていただいた内容と重なりますので、私からは決算短信の11ページから添付しております補足情報を用いまして、少し詳しく財務諸表の内容を説明させていただきます。 それでは、11ページをお開きください。 2018年3月期第2四半期における当社グループの売上高は3,035億円、前年同期比42億円の増収、営業利益は110億円、前年同期比1億円の増益です。 連結売上高営業利益率は3.6パーセントと、前年同期比横ばいとなりました。経常利益は117億円、前年同期比6億円増、6.0パーセントの増益となりました。 営業外損益におきましては、持分法による投資損益や、その他の収益の増加による営業外収益が1億円増加したことに加えまして、円安により、為替差損が生じなかったこと、支払利息が減少したことなど、営業外費用が3億円減少したことにより、営業利益よりも増益幅が広がりました。 親会社株主に帰属する四半期純利益は71億円、前年同期比2億円減、マイナス2.9パーセントの減益となっております。 税効果会計の影響によりまして、法人税等が7億円増加したことによるものです。なお、包括利益を中段に記載しておりますので、後ほどご参照ください。 2018年3月期第2四半期の包括利益は76億円であり、このうち、その他の包括利益は4億円となっております。 続きまして、営業利益の増減要因についてみてまいりますので、13ページ上段の図表をご覧ください。 まず、減益要因ですが、エネルギー単価差5億円、乳価差3億円、ロジスティクス費用の増加3億円、減価償却費の負担増1億円、固定費の増加など、その他の減益が6億円となりました。 この減益要因を克服すべく、販売促進活動に努めたために、宣伝促進費を前年同期比15億円多く投入しましたので、減益要因は合計で33億円となっております。 増益要因ですが、今ほど申し上げました宣伝促進費を活用したことにより、販売物量の増加で14億円、飲料・デザート類セグメントでは、製品構成差による収益の改善を7億円図ることができました。 また、主として乳製品セグメントにおきまして、生産性の向上により5億円のコストダウンを計上しております。 この他、資材単価差で4億円、1部製品での値上げ等によりまして、販売単価差4億円の利益増となるなど、増益要因は合計で34億円となっております。 結果としまして、増減益ネットでは前年同期比1億円の増益となりました。

四半期連結貸借対照表

続きまして、連結貸借対照表を説明いたします。同じ13ページの下段の表をご覧ください。 資産合計は3,500億円ちょうど、前期末対比で85億円の増加です。流動資産は81億円の増加となりました。 2016年3月末との対比で申し上げますと、現金及び預金が51億円減少した一方で、季節性及び休日要因によりまして、売上債権が114億円、たな卸資産が13億円増加したことが主な要因です。 固定資産は3億円の増加となりました。有形固定資産が10億円減少、無形固定資産が4億円減少した一方で、アダーデライツオーストラリア社の株式取得などによりまして、投資有価証券が16億円増加したことが主な要因です。 負債合計は1,995億円、前期末比34億円の増加です。流動負債は46億円の増加、固定負債で11億円の減少となりました。 流動負債は休日要因などによりまして、仕入債務が64億円増加した一方で、短期借入金が35億円減少しているのが主な要因です。 固定負債は長期借入金の減少17億円が主な要因となっております。純資産は1,505億円、前期末比50億円の増加です。 親会社株主に帰属する四半期純利益71億円を含む株主資本が46億円増加、その他の包括利益累計額も4億円増加しました。

四半期連結キャッシュ・フロー計算

次に、キャッシュ・フロー計算書について説明いたします。14ページ上段の表をご覧ください。 営業活動によるキャッシュ・イン108億円と、投資活動によるキャッシュ・アウト58億円、さらに財務活動によるキャッシュ・アウト100億円の結果、現預金残高が49億円減少いたしました。 詳細項目につきましては決算短信の8ページから9ページに記載してありますので、後ほどご参照ください。 財務諸表に関連した数値を補足いたします。 今ほどのキャッシュ・フロー計算書から下にあります表をご覧ください。 まず、⑧の表ですが、今上期の連結設備投資額は67億円で、前年同期比4億円の増加。減価償却費は74億円で前年同期比1億円の増加となっております。 続きまして、⑪の表ですが、連結経営数値1段目中央、連結自己資本比率は42.4パーセント、前第2四半期末対比で3ポイントほど改善しております。 また、2段目右、リース債務を含みます有利子負債残高は778億円となり、前第2四半期末対比で161億円減少しております。 簡単ですが、私からの説明は以上です。 ご清聴ありがとうございました。

  
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