ダウンタウンをテーマにトーク

山田玲司氏(以下、山田):はい。じゃあ、お願いします。……俺かい!

乙君氏(以下、乙君):そらそうでしょ(笑)。

山田:おまえなー。

バードフミヤ氏(以下、バード):いいです?

乙君:どれでもいいですよ。

バード:(ネタを引いて)あっ。

虹組キララ氏(以下、虹組):うわ、これ、……どうなの?

東村アキコ氏(以下、東村):これ、苦手と思う、この人たち(笑)。

バード:えー、「ダウンタウンさん」ですね。

乙君:……そらもうダウンタウン世代ですからね、久世さんは。

久世孝臣氏(以下、久世):おまえも一緒の世代やんけ!(笑)。

(一同笑)

乙君:(卓上ベルを鳴らして)チーン。まあ、言うても俺、とんねるず派やったんで。

久世:あー、そうなの?

乙君:うん。久世さん、だってほとんど観てるでしょ?

久世:ほとんど観てますねー。

乙君:好きなコント何でした?

久世:好きなコントは、「おかんとマー君」と「旅館」。

山田:俺、「トカゲのおっさん」。

久世:「トカゲのおっさん」むっちゃおもしろい。

乙君:俺、「ゴレンジャイ」。

山田:「ゴレンジャイ」?

乙君:うん。

山田:うん。……ここで終わると思う。

(一同笑)

乙君:これ、報告やん! 報告やんか! 報告やん!

山田:回してよ!

ダウンタウンの「なるほど話」

乙君:玲司さんに語ってほしいコンテンツ募集したじゃないですか。そん中でダウンタウンあったんですか?

山田:うん。

乙君:ちょっと玲司さん、今せっかくなんで。

山田:ダウンタウン・クロニクル?(笑)。

乙君:クロニクルがあれば(笑)。

久世:話してみましょう!

山田:尼崎の話しちゃう?

久世:尼崎の話しましょう。

山田:そうだなあ。

乙君:どんな衝撃だったんですか? ダウンタウンが出てきて。

山田:2個上ぐらいなんだよ。おれ、ウッチャンナンチャンと同じ世代なんだよ。

乙君:ほうほう。

久世:あ、下なんだ、ウッチャンナンチャンよりは。

山田:そう、ちょい上で。ガーンって現れた時は、やっぱり「ちょっと大変なことが起こったな」と思ったよ。あれで、だって、島田紳助、あれじゃない、紳竜が漫才やめるぐらいだったんで。

久世:サブロー・シローもね。

乙君:太平サブロー・シロー(笑)。その話、別にええよ(笑)。

久世:(笑)。そう?

山田:坂本龍一と一緒にコントやるじゃん。

乙君:やってましたね。

山田:で、一緒にアルバム出すじゃん。……違う、レコード出すじゃん。でさ、なんか、漫才をさ、曲に入れてたでしょ?

久世:GEISHA GIRLSとか、そういうやつ。

山田:あれなんか、もうラップでしょ? ほとんど。すごくない? その早さたるや。っていうか、嗅覚みたいな。坂本さんがすげーって話になっちゃった、これだと。

乙君:あー。松本人志さんの映画は観たんですか?

山田:(笑)。コメント見て笑われてるよ。

(一同笑)

山田:これねー、難しいわー。笑いに持っていったらいいのか、「なるほど」に持っていったらいいか、わかんねーんだよな。

乙君:「なるほど」でいきましょ、こっちは!

久世:「なるほど」でいきましょ!

(一同笑)

久世:我々は「なるほど」を突き詰めていきましょ!

山田玲司がダウンタウンを語る

乙君:笑いじゃ勝てないっていうことが判明したんで、さっき。

久世:勝てないから。

山田:嘘ー! おまえら、あれだよ、俺の両翼だったんじゃないの? おまえら。

久世:両翼ですよ。

乙君:(笑)。

久世:ただ、もう翼はもげた、と。翼はもげた、と。

山田:翼の折れたいけない中村あゆみになってるわけ?

久世:そうですよ。もうもげましたんで(笑)。

山田:みんな飛べないエンジェルになってる、俺たち(笑)。

久世:飛べないエンジェルになってる(笑)。

山田:いやー、きついわー。

乙君:きついとか言うからダメなんですよ。

山田:さっきの、だから、アッコが言ってた「お笑いっぽいのやめようよ」っていうのを最初にやったのはダウンタウンでしょ。

乙君:あーー。

山田:「はい、どうも。ありがとうございます」っていうのも、わざとやってますよって顔で、松っちゃん、絶対に眠そうな顔やめなかったんだもん。

乙君:へぇーー。

山田:で、ずっと基本的に眠そうな顔で、怒る時だけ「なんやねーん!」ってやる。この「なんやねーん!」も実は本気でない「なんやねーん!」で。だから、異化効果で、これ、演劇のほうから持ってきてるんだよ。

乙君:ほう。

山田:だから、あいつら頭の悪い不良のふりして、めっちゃめちゃインテリ、実は。だから、恐ろしいと思う。で、それで上にいた師匠のことを、全部パロディにしちゃったのがダウンタウン。

久世:(笑)。

乙君:あーー。

山田:それがダウンタウン物語の始まりだったのです。(卓上ベルを鳴らして)チーン。

虹組:おー、いい感じだった(笑)。

(一同拍手)

山田:危ねーよ、もう。

虹組:すごい、巻き返しすごかった。

乙君:ちょっともう1個ずつやりましょう。

バード:なんでそこまでの知識あって、最初あんなオドオドしてたの?

(一同笑)

東村:そっちさ、久世ぜんぜんしゃべんねーじゃん。

久世:しゃべりますよ! これからこれから。

東村:久世のいつもの軽快なさ、ちょっとしたギャグみたいなの、ぜんぜん言わんやん。

バード:軽快なちょっとしたギャグをお持ちで。

東村:普段はおもしろいんだよ。普段はおもしろいんだよ。

次のテーマは「おすすめ文房具」

乙君:(ネタを引いて)来ました、じゃーん! 「おすすめ文房具」について語ってください!(卓上ベルを鳴らして)チーン。

虹組:おすすめ文房具?

バード:おすすめ文具。

東村:文具買ってる? 文房具なんか買わんやろ、みんなこれ(スマートフォン)で全部メモもするんやから。

バード:まあ、確かに。

東村:文房具は大事です!

(一同笑)

バード:まあまあ。ハサミとか、思ったより進化してますもんね。

東村:あのね、文房具ね、ダメよ、100均で適当なの買ったら。

バード:え、ダメなんですか?

虹組:えー、なんで?

東村:私は常々、アシスタントとか、いろんなスタッフとか、新人の漫画家さんの子とか、編集の新入りの子にも、まず最初に言うこと。「いいノートを買って、いいノートを常にカバンに入れて、1冊持ち歩きなさい」って。

虹組&バード:へぇーーー。

東村:コンビニの100円の、みんなもそうですよ、コンビニの100円の普通のノートあるでしょ。あれじゃダメなんですよ。

バード:いわゆる大学ノートみたいなのじゃダメなんですか?

東村:あのね、大学ノートも、私、ノートマニアなんですけど。

バード:ノートマニアっていう分類があるんですか?

虹組:知らんかった(笑)。本当に?

東村:ノートマニアなんですけど、ノート界いろいろあるんですよ。

バード:ノート界!

東村:ノート界っていうのがあるんですけど。

バード:本当ですか?

虹組:ノート界(笑)。

蔦屋書店にはいい文房具が置いてある

東村:いろんなメーカーもあるし、値段もピンキリなんだけど、あのね、今だったら蔦屋書店に文具売り場とかあるじゃん。あそこにいいノート置いてる。わかってる、あそこは。

バード:へぇ。

虹組:いいノートはどう……。

東村:紙質だーっ!!

(一同笑)

東村:紙質だ! 手ぇ切っていいのかよ、ノートで。ピッと切れるんだから。

バード:それは嫌ですよ

東村:紙がやさしい。

虹組:いくらぐらいなんですか? 料金は。

東村:500円とかするよ。

バード:あーー。

虹組:たけーよ! 絶対嫌だ。

バード:1冊で。

東村:君らは貧しいから買えないかもしれん。

バード:ぐうの音も出ないですよ、貧しさに関しては。

東村:買ってごらん、高いノート。書きやすい。

虹組:文房具が大事ってのはわかるけどね。

バード:まあ、確かに。

東村:私、700円だって出す時あって。お金ない時からよ。

バード:へぇーー!

東村:表紙からなんからね、ポンと机の上に置いてあるだけで違うのよ、いいノートは。騙されたと思っていいノート使ってください。

虹組:なんか私、昔、会社で事務のバイトをしてる時に、パンチあるじゃないですか、穴開けるやつ。

東村:あんた、会社で事務のバイトとかしてたの?

虹組:売れないからなんでもやってたんですけど。

バード:なんでも、でも(笑)。

東村:初めて聞いた、それ。

虹組、過去のオフィスラブ

虹組:普通のパソコン打ったりの事務やってた時に、オフィスラブをしてたんですよ。その時に……。

東村:オフィスラブ?

バード:オフィスラブをしてたんですか!?

虹組:早々(笑)。

バード:そっち気になっちゃうじゃん、もう。

虹組:そのパンチがこっち向いてたら「今日、デートできるよ」、こっち向いてたら「今日は会えないよ」っていう。

(一同笑)

バード:えーーー!! YES・NO枕みたいなことをパンチで!

乙君:いいな、色っぽい!

東村:YES・NOパンチ。

久世:(笑)。

虹組:だから、私のおすすめ文具はYES・NOパンチ。

東村:あー。

バード:YES・NOパンチじゃないですけど(笑)。

虹組:(笑)。(卓上ベルを鳴らして)チーン。

(一同拍手)

虹組:私がチーン押していいんですか?

バード:えーー! YES・NOパンチ!?

山田:すげーな! YES・NOパンチ来たよ。

虹組:なつかしい(笑)。

乙君:ヤムチャさん……じゃないわ、バードさんの自然な相打ちとか。

東村:私、だからさ、お姉さんだから、私たち。バード若いから、必然的にお姉さんたちの話を聞かんといかんという、この感じがやりやすいわけ。

虹組:あー、そうだね。

久世:まとまり感ね。

乙君:すごい。完成度がどんどん上がってきてますね。

久世:そうそう。上がってきてますね。

バード:上がってきてますね、これ。

東村:あんたたちも、その、だから……。

久世:役割分担を。

東村:役割分担を今決めたら?

(一同笑)

虹組:ラストじゃないの?

乙君:ちょっと、じゃあ、最後、引いてください。

虹組:あ、じゃあ、最後、アキコ先生。

東村:ラストなの? これ。

乙君:1回有料切り替えるんでs。

バード:あ、なるほど。有料になるんですね。

乙君:ちょっと作戦会議しないと。