「非常灯」をテーマにトークせよ

乙君氏(以下、乙君):ちょっとヤムチャが、ヤムチャでなくなる時間がかかっておりますが。

虹組キララ氏(以下、虹組):そうですね。ヤムチャじゃなくなる、バードさんが交代するってことですね。カラアゲ出ろ!

よいしょ。「非常灯」(笑)。

乙君:(笑)。

東村アキコ氏(以下、東村):あー、非常灯。

久世孝臣氏(以下、久世):非常灯。……非常灯か。

乙君:(卓上ベルを鳴らして)チーン。

山田玲司氏(以下、山田):ほら、カラアゲって(笑)。

乙君:ええとねー、これ、人が分かれると思うんですけど、まず非常口を確認するタイプですか?

山田:(笑)。

久世:あ、それ聞きたいな。玲司さんのそれ聞きたい。

乙君:非常灯。

久世:旅館とか行ったら、俺一応見るよ。

山田:見るんですか?

久世:一応見ますよ。

山田:そうですか。俺はあんまり見ないね。

久世:あと、劇場行ったら見るね。「これ、黒幕で隠さないとな、面倒くさいな」って。

山田:あー、演出家としては邪魔ですか? あれは。

久世:そう。上演中は邪魔なんでね。

山田:本当は消してもらいたい?

久世:本当は消してもらいたいけど、「ダメだ」って怒られちゃうんで。はい。

人生で最大の非常灯が鳴った時って?

山田:人生で最大の非常灯が鳴った時の話をしてください。

久世:(笑)。

乙君:どういうこと? 非常灯って鳴るの?(笑)。

久世:みんなでしましょう(笑)。

乙君:非常灯鳴るの?

山田:あれ!? 俺パスしたんだけどダメなの?

久世:ダメダメダメ。

山田:毎週あるよね。

乙君:あの緑のやつでしょ? 非常灯って。

虹組:そう。灯りが出てます。

乙君:あれ、デザインしたの誰なん?

山田:……え、聞かれてもわからないよ。

(一同笑)

山田:たぶん佐野さんみたいな人がやったんでしょう。

乙君:あーー。

山田:たぶん偉いとことつながってる人がもらえる仕事なんじゃないの?

乙君:あれ、なんで緑なんだろ。赤とかのほうが「危ないぜ」とかなるんじゃないの。

久世:……それ、なんでなんでって言われると、俺ら答えがないから。

(一同笑)

山田:そうそう。ずっと聞かれていくわけ? これ(笑)。

乙君:いやいや、これぐらいのテンションでいかないと持たないって。

虹組:社長、これ勝てますね、今日。

(一同笑)

虹組:勝てますね。

山田:だから、俺たちさー、1回やってんじゃん、大クラッシュ。

(一同笑)

山田:それ、カラアゲの時と一緒じゃない。本当に。

乙君:語る角度が違うんだな。

山田:そうだよ。

乙君:(笑)。

山田:そうだよ。

東村:はよ畳まんけ、話ば。

虹組:(笑)。

乙君:話畳みましょう。

東村:はよ畳まんけ。

乙君:よろしく。

久世:無理だね、これは(笑)。

乙君:(笑)。

久世:チーン鳴らして、1回戦捨ててもいいぐらいだな、これは。

乙君:(卓上ベルを鳴らして)チーン。

山田:ありがとうございましたー。

乙君:ということで、非常灯に飛び出していきたいという感じで。

虹組:いや、難しいわ、非常灯なんて。

東村:あー、こういう感じね。

乙君:こういう感じですよ。

バードフミヤ、衣装チェンジ

虹組:これ、400個やるんだ。

乙君:400個もやんないけど、まあまあまあ、ちょっと限界来るまでやりましょう。

山田:400個やったらさ、ちょっとだけ芸人になれる気がする。

(一同笑)

虹組:あ、でも、バードさんが。

乙君&久世:バードさん!(笑)。

東村:フミヤくん、おいで。フミヤくん、女性ファンがつくから。

バードフミヤ氏(以下、バード):はい!

久世:ガラっと変わってきたーーー!

東村:ほら、さわやか。

(一同拍手)

東村:かわいい。

山田:あーー、来た。やっと来た。

バード:どうもありがとうございます。バードフミヤです。よろしくお願いします。

山田:はい、どうもありがとうございまーす。

バード:お願いします。

東村:ほら、イケメン。

バード:(しみちゃん氏に向かって)あ、「いらっしゃいませ」、ありがとうございます。

東村:バードフミヤです。

バード:はい。よろしくお願いします。

東村:イケメンやろ?

乙君:10分前とは違う人が座ってる(笑)。

久世:ぜんぜん違う人だな。

東村:イケメンイケメン、うん。

バード:はい、よろしくお願いします。

東村:ほら、イケメンイケメンって、みんな。

バード:(ドナルドダックのTシャツを指して)これが放送的に大丈夫なのかっていうのが、だけがすごい心配で。

東村:ディズニー大丈夫なん?

乙君:大丈夫でしょ。

東村:本当? 大丈夫? 微妙?

バード:大いなる力で、撲殺されたり……。

(一同笑)

東村:ガチャッつって入ってきたりとかして。

バード:(笑)。

虹村:ガチャッて(笑)。どこから見張られてるの。

乙君:じゃあ、ちょっと自己紹介から。

バード:あ、どうも、東村プロに新たに所属することになりましたバードフミヤと申します。よろしくお願いしまーーす!

(一同拍手)

乙君:埼玉県出身で。

バード:埼玉なんですよ。埼玉、深谷市っていう、ネギとガリガリ君。

久世:あ、ガリガリ君もそうなんだ。

バード:アイスのガリガリ君と、あと女優のミムラの街。埼玉県深谷市。

東村:あー、ミムラさんね。

バード:はい。からやってまいりました。

東村:じゃあ、次、バードくんが引いたら?

バード:あ、いいんですか?

山田:はい、お願いしまーす。

虹組:こっち側ターンだけどいいのかな?

次のお題は海外ドラマ

乙君:じゃあ、久世が引いて。

虹組:その次、バードくん。

東村:あ、敵のを引くってことなの?

バード:常にそうなんすね。

久世:はい。あー、これは……「海外ドラマ」です。

虹組:あーーー!

乙君:こんなんずるいわ!

久世:しまったなーーー! しまったなあ。

バード:これ、先生っすわ。

乙君:(卓上ベルを鳴らして)チーン。海外ドラマ。

東村:みなさん、海外ドラマね、観てらっしゃいます? 最近、なにか。観てます? 最近。

バード:いや、ぜんぜん……。

東村:あんた、海外ドラマ観ない?

バード:ぜんぜんわかんないっすねえ。

東村:キララちゃん観る人?

虹組:私はあれ、何だっけ、ゾンビの有名なやつ、何だったっけ。

東村:『ウォーキング・デッド』?

虹組:あ、『ウォーキング・デッド』。『ウォーキング・デッド』、海外ドラマでしょ?

東村:『ウォーキング・デッド』、海外ドラマ。

虹組:あれをごっちゃんと一緒に観だしてからハマって。

東村:そうそうそう。

虹組:観てる観てる。

東村:海外ドラマってさ、観る人と観ない人といるじゃん。観ない人ってさ、なんで観ないの?

(一同笑)

バード:あのー、そうっすね(笑)。

東村:マジで観たほうがいいと思うんだけど。

バード:デーブ・スペクターさんも、それ言ってますね。

東村:あ、そうなの?

海外ドラマを見るべき理由

虹組:ちなみに、なんで観たほうがいいの?

東村:だって映画って2時間で終わるけど、海外ドラマってさ、めっちゃ長いから。映画で2時間のやつがさ、何十個も何十個もあってさ、絶対その世界やそのキャラクターにひたれる時間が長いじゃん。

仕事終わって、家に帰ってきて、ごはん食べた後に「ふう」ってなってさ、毎日違う映画観るの嫌なの、私。

虹組&バード:あーーー!

虹組:なるほどねー。

東村:ジャンルが違いすぎて。毎日似たような感じで1日を終えたいの。

バード:(笑)。

虹組:でもなんか、海外ドラマの笑のところ、あれがね、ちょっと、あっちの笑じゃないですか、笑って。

東村:あれがいいのよ!

(一同笑)

東村:あの、(指を鳴らして)「ヘイ、ガイズ」のやつがいいのよ。

虹組:だって、あんなギリギリね、死ぬっていう時に、「お願いがあったらなんでも叶える」って言ったら、「それじゃあ、クリスマス用のチキンとシャンパンを」とか、「バカじゃない!?」っていう(笑)。

(一同笑)

東村:赤か青かのコードの時に、「シャンパンを持ってきて」みたいな。

虹組:そうそう(笑)。

バード:あーー。

虹組:あれがちょっと、あれで一瞬観なくなる。

東村:あれがいいのよ! あれがいいの。

バード:ちょっとだけジョークを効かしてくるんですね。

東村:そう。アメリカンジョークを聞きたいのよ、海外ドラマの。

虹組:そうだったんだ。(車のエンジンをかける素振りをして)「お願い、いい子ちゃん、かかって」みたいに鍵回したりするやつ?

東村:そうそうそう。

バード:(笑)。いい子ちゃん、かかって(笑)。

インテリ刑事の「OK、ベイビー」

東村:パソコンでインテリの刑事が1人で、ノートパソコンでカタカタってパスワードを解除して、「OK、ベイビー、いい子だ。いい子だ。解けてくれ、いい子だ、いい子だ、OK」みたいな、あれがいいわけよ。

バード:あー、でも言いそう。

虹組:最近あれにしようと思って。海外の、何をしゃべっても、洋画のセクシー女優の、何だろう、セクシー女優っていったらあれだね。

東村:セクシー吹き替え。

バード:あーあー、ビックリした。

虹組:そう。セクシーな女優の、女性の吹き替えになる、みたいなやつを、ちょっとこれ、逆にしようと思ってるんですけど。

東村:あ、開発しようよ。

虹組:なんか……、なんかないかな? しゃべり。『外郎売』とか。「あめんぼあかいな」とかのほうがいいかな。

東村:あ、その、日本にあるもともとの言い回しを、海外ドラマ風のやつで。

バード:あーー! なるほど。

東村:うん、うん。「あめんぼあかいな」……、『外郎売』やってよ、『外郎売』。

虹組:(セクシーな女性風に)拙者親方と申すは、お立ち合いのうちに、アーン、ご存知のお方もござりましょうが、お江戸を発って20里上方……。

東村:(笑)。

バード:おー。

東村:ニューヨークのオフィスの色っぽい上司や、それ。

バード:(笑)。

虹組:一色町をお過ぎなされて……。

海外ドラマのモノマネがやりたい

東村:あのさ、ゆりやんレトリィバァとかがやるじゃん、海外ドラマの真似。あんなん、うちもちょっとやりたいわ、あれ。

虹組:あれやろう、あれやろう。

バード:まんまやるんすか?

東村:まんまやろうよ、もう。

虹組:じゃあ、今度のライブでやろう。

東村:うん。やりましょう。

バード:あ、東村プロライブで。

虹組:(卓上ベルを鳴らして)チンチンチーン。

山田:いやー、お見事。

(久世拍手)

東村:おい、引いたれ引いたれ。

乙君:わかってきた、わかってきた。あー、わかってきた!

虹組:わかってきたって(笑)。

山田:「友近やん」って、いや、違うからね(笑)。

乙君:なるほどねー。なるほどねー。そういうことかあ。やっぱね、誰かがイニシアティブ取ったほうがいいんすよ、これ、話。