2017年6月通期決算:サマリー

清水剛氏:決算サマリーです。売上高・利益面ともに、当初の計画を上振れて着地しております。事業規模は継続的に拡大しております。

連結売上高は145.7億円で、前期比148.1パーセント。

営業利益・経常利益は、大幅にアップしております。経常利益にいたっては、(前期比)137.2パーセントで着地しております。

我々のKPIのサブリース管理戸数の更なる増加というかたちで、(管理戸数は)前期比127パーセントで着地しております。

2017年6月通期決算:売上高(通期連結累計)

まず、売上高(増加)の要因です。当社グループのコア事業であるプロパティマネジメント事業によるサブリース物件契約が、前期比127.0パーセントを達成しました。これにより、事業領域別売上が100億円に迫る、96.8億円まで増加しております。

それに加え、弊社のサブリース事業の管理物件の増加によるシナジーで、インベスト部門の物件の売却が進んだということが、主な要因となっております。

2017年6月通期決算:セグメント別・売上高の構成比率

セグメント別の売上高構成比率です。

プロパティマネジメント事業(赤色)が昨年(2016年6月期通期)に対して(2017年6月期通期は)大幅に売上高が上がり、それにともなう売却が進みました。インベスト事業(黒色)の売買部門の売上が増加したことが、要因としてあげられます。

「ROOMPIA」「VALOR」の賃貸仲介事業に関しましては、徐々に業績が伸びてきております。

2017年6月通期決算: 営業利益・経常利益

営業利益・経常利益のご説明です。管理物件が順調に増加する中で、テクノロジーの活用によりまして、営業に関わる販管費を抑制したことも、利益貢献の1つの要因となっております。

また、インベスト事業の利益貢献にも寄与しました。

2017年6月通期決算:サブリース管理戸数①

我々のKPIである管理戸数のご説明です。2016年6月に6,895戸であったサブリース管理戸数が、(2017年6月)現在、8,754戸になりました。

規模の経済が効率的に働くとされる不動産業界において、サブリース管理戸数の増加は重要な経営指標であり、 AMBITIONとして、物件の適正な価値評価を行いつつ、今後も積極的に拡大していきたいと考えております。

2017年6月通期決算:サブリース管理戸数②

(先ほどお話ししたとおり)サブリース戸数は8,754戸になっております。こちらの管理戸数は1万4,000戸を超えております。「サブリース」とは、借り上げをした管理戸数です。借り上げをしていない、それ以外の管理戸数も含めると、現在1万4,000戸まで管理戸数が増えております。

2017年6月通期決算:契約件数

このサブリースは、右肩上がりで順調に獲得件数を増やしています。そして、この増えた管理戸数にともないまして、契約件数を増加させていただきました。

需要が高まる1月から3月、弊社で言いますと、第3四半期から需要期を過ぎた季節要因による影響で、入居率は92.1パーセントになっております。

新規エリア・新規物件が安定的な入居状況に入るまでには、一定の期間を要します。要は、管理物件をたくさん抱え込むことによって、すぐに入居者が決まればいいものの、分母がたくさんあるわけです。

そのため、入居するまでに時間がかかってしまう影響もあります。一時的な部分で、現在の入居率は92.1パーセントになっております。

しかし、これは戦略的なものがございます。将来的に安定収益で、もっと増加を見込んでいきたいということも考えており、新規物件を大幅にしていこうと(増加させてきました)。管理戸数を、どんどん獲得していこうという戦略をとっております。

これによって、入居率は一時的には微減しますが、数年後は大きなストックビジネスのかたちを取ることができるのではないかと考えております。ただ、契約件数は前年比で大幅増をしている影響もあります。

今後も営業体制を強化して、高い入居率を維持しながら管理物件の獲得にどんどん力を入れて、増やしていきたいと考えております。

2017年6月通期決算:連結P/Lサマリー

通期決算の連結のサマリーです。

売上高は、(前期の)98.4億円から(今期は)145.7億円。

売上総利益は、(前期の)19.1億円から(今期は)23.8億円。

営業利益は、(前期の)1.9億円から(今期は)2.9億円。

経常利益は、(前期の)1.9億円から(今期は)2.6億円。

こういったかたちで、事業は推移しました。

2017年6月通期決算:連結B/Sサマリー

連結B/Sサマリーです。

総資産は39億7,300万円となり、前期比で6億8,700万円の増加になっております。(総資産は)固定資産が3億900万円増加し、純資産が5億2,800万円増加しました。

FY2017 2018年6月期の業績予想

今期の業績予想です。

売上高は、150億円を見込んでおります。

営業利益は、3.2億円を見込んでおります。

経常利益は、3億円を見込んでおります。

このような計画を、我々は公表しております。