株は注文を出せばすぐ買える

酒井智白氏(以下、酒井):「我々は投資家として、何ができのか?」というと、例えば「トヨタ自動車を作るために、私たち出資してます」なんていうのは、なかなかないわけですよ。

例えば新規上場のLINEという会社とか。今、ちょっと流行ってるね。(2014年当時)

田井中茉莉亜氏(以下、田井中):はいはい! 上場するらしいですね。

酒井:そういうのを出資金でやるんですけど、もともとLINEなんて馬鹿でかいじゃないですか。

そんな出資金ってことじゃないですけど。そういうのがいっぱいある。もうLINEどころじゃなくて、例えば、DeNAとか。グリーとか、あと、JALなんてのもありますね。いろいろあるわけですよね。

私たち、投資家としては、株式市場というのがあって、そこで自由に売買できる。これを「上場する」って言うんですけど、その株券が自由に売買できる市場があって、そこに株券が売られているわけですよ。

株式市場自体は、仲介役となって、売りたい人がいる、買いたい人がいるという中間の立場になって、売買ができるんですね。

もっと簡単に言うと、単純に、自分たちが欲しい株を注文を出したら、すぐに買える。というのが、今の、現代の株なんですよ。

「株とは」って言ったら、「普通に証券会社で注文を出せばすぐ買えますよ」というのが、本当に、この、「株とは?」という意味なんですよ。

田井中:うんうん!

酒井:難しく考えず、単に自分がいいなと思うもの。もちろん見方とかは勉強してもらいたいんですけど、自分の好きな銘柄を買うことができます。買うためには、証券会社の口座を開く必要があります。ということで、株買えますと。自由に、自分の好きな銘柄をね。トヨタとか日産とか選べますので、楽しんで株式投資しましょうというのが、今の時代です!

田井中:なるほど! 前とは違うということなんですね。始まり方とは。

酒井:そうなんです。本来の意味よりは、自由に売買できるという。売買して売却益を出す。企業ががんばって株価が上がったら、それを売って、利鞘というか、売っての利益を得ることもできるというのが、非常におもしろみがありますよと。

田井中:みんな最近はそっちでやりますもんね。

酒井:そうなんです。それを狙っていけばいいということですよね。

田井中:なるほど、ありがとうございます。わかりやすい。

酒井:田井中さんもそれやってるんですよね?

田井中:はい!

酒井:出資金出してるという気持ち?

田井中:ぜんっぜんないです! 微塵もないです(笑)。

酒井:微塵もないですか(笑)。

田井中:何の会社だろうと思いながら買ってますからね(笑)。

酒井:でも値上がってほしいわけですよね。

田井中:はい、がんばってほしいと思いますからね。

酒井:それで楽しんでもらえれば。

田井中:ありがとうございます。わかりやすかったです。ありがとうございます!

酒井:ありがとうございました。