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チャート分析を軽視すべからず 継続的な利益を生むための投資手法

チャート分析を軽視すべからず 継続的な利益を生むための投資手法

株式予報チャンネルでは、Yahoo!ファイナンス株価予想達人の中原良太が、初心者でもわかりやすい株式投資のコツをお届けします。第21回目のテーマは、「トレード入門者が軽視しがちなチャート分析の重要性」です。中原氏は、チャート分析を学ぶことによって得られるメリットを紹介します。

シリーズ
株式予報チャンネル > 【#0021】トレード入門者が軽視しがちなチャートの重要性
2016年5月14日のログ
スピーカー
株式予報 中原良太 氏
参照動画
株式予報チャンネル【#0021】トレード入門者が軽視しがちなチャートの重要性

いい会社に投資しても利益が出ないのはなぜ?

中原良太氏(以下、中原) こんにちは。株式予報の中原良太です。今回は、「トレード入門者が軽視しがちなチャートの重要性」というテーマでお話ししていきたいと思います。 チャート分析をしたことがある方、ない方、いろいろな方がいらっしゃると思いますが、したことがない方は、おそらくチャート分析を軽視してるんじゃないかなと思います。 私が実際そうだったんです。私が一番初めて株式投資を始めた時には、「決算書こそすべての情報源だ」と思ってました。 ニュースは基本的に見なくて、「決算書を読んでればなんとかなる」「利益を出してる会社を選んでれば、自ずと利益を出せるんじゃないか」と思ってました。 確かに利益は出たんですけれども、大した利益にならなかったという苦い思い出があります。しかも、ちゃんといい会社を選んでいて、財務的にも健全でした。 私が株式投資を始めたのは、リーマンショックが起きた直後の2009年の相場だったんですね。2009年の時に「この会社はいい」と感じた会社は、確かに今でも成長しています。なので、会社としては成功したんですね。 ですが、その一方で、会社として成長しているのに、株価が企業の成長に乗じて上がってないケースもあって、「いい会社を選んだのに、どうして利益を出せないんだろう?」と悩まされた時期もありました。 その悩みを解決するためのヒントがチャートだと気づいたのが20歳の時、財務分析だけで利益を出そうとしていた時期の1年後、2010年の時でした。

チャート分析の重要性

それで、そもそもなぜチャートが大事なのか、その根拠を知らない方が非常に多いんですね。なんとなく「チャートを読んでればいいや」という考え方で、気軽な気持ちでチャートを使っている方が非常に多いんですが、そんなに気軽に使えるものでもないですし、なんとなくの理解で使いこなせるものじゃないんですね。 その重要性を知れば知るほど、「ちゃんと読まなきゃダメなんだ」と危機感を持つようになります。 本講座では、株式トレード入門者が軽視しがちなチャートがいかに重要であるか、その理由、そしてどれぐらい重要なのかを理解していただければなと思います。 私はチャート分析が非常に大事だと思っています。短期的なデイトレードや1週間、1ヶ月ぐらいの期間で投資をする時に利益を出すためには、チャート分析は必要不可欠だと思っています。このチャート分析なくしては、トレードで利益を出すのは非常に難しいと思っています。 ここで重要なポイントは、このページにもあるとおり、赤字で「継続的に」と大きく表記してるかと思いますが、このポイントが非常に大事なんですね。 ぶっちゃけて言うと、チャート分析がなくても利益を出すことはできます。実際に私は決算書だけで利益を出した経験もあります。ですが、このチャート分析なくして、継続的に利益を出すのは難しいと思います。 つまり、決算書が重要な時期、あるいはニュースが重要な時期とか、タイミングを選ぶという弱点があるんです。でも、チャート分析では継続的に、どのような相場でも対応可能だと考えています。

ニュース分析、企業分析は必要ない?

なぜチャート分析が大事なのかということで、この図を見ていただきたいと思います。この投資家分析と企業分析、スピード、情報という3つの丸と、一番下に投資家分析という四角が書かれているのが見られると思います。 kabushikiyoho21_04 企業分析やスピード、例えば、ニュースを見てすぐに投資をするとか、決済速度が早いとか、他の人が知らない情報を知るというこの3つのポイント、非常に大事なんですけれども、この3つはあってもなくても利益を出せる知識です。 決算書を読めばいいのはわかってます、でもなくても利益は出せますよと。その程度の知識です。スピードがあれば確かに利益を出しやすいけど、なくても利益は出せます。情報があればうれしいけど、なくても利益は出せるんじゃないかと考えてます。 株式投資で、株価がグイッと上がって利益を出す。そんなトレードをしたいという方には投資家分析が必要不可欠です。なぜなら、株価を押し上げてくれる張本人は、投資家だからです。 企業分析をしても、投資家が思い通りに株を買ってくれなければ、株価は上がりません。たとえスピードを重視しても、そのスピードの早いスピードで、投資家が思い通りに動く、あるいは投資家に先回りして取引できるようにならなければスピードも無意味です。 情報も、その情報を通じて、投資家がどのように動くかわからないと宝の持ち腐れになるんですね。結局、投資家がどのように動くのかがすべての利益の根源になってきます。ですので、投資家の分析が非常に大事です。 それで、その投資家を分析するために、誰でも無料で使えるツールがチャートなんです。誰でも等しく、どんな投資家もそのチャートを見ているんです。なので、そのチャートを使って投資してる人も、トレードしてる人も、他にもたくさんいます。 ですので、そのチャートを使うことで、周りの投資家を出し抜いて取引することができると期待できます。 「投資家分析がすべての根源なんだ」と考えています。これはトレードで、キャピタルゲインを得るために必要不可欠な考え方だと思っています。

チャート分析のメリットとは

もしこれが配当金目当てとか優待目当てだったら、考え方はガラッと変わります。配当金、優待を目当てにする場合は、投資家を分析するというよりかは、会社を分析するのが非常に大事なんですね。 ことトレードをする場合、実際に値上がりを狙っていく場合には、チャート分析、投資家分析が、なによりも大事になってくると考えています。 チャートがなければ当てずっぽうのトレードを繰り返すことになります。ニュースを見たり、企業分析する。つまり、利益に直接関係のないものばかり分析したところで結果は得づらいんですね。 確かに利益を出せると思いますが、直接的な原因は企業分析やニュースではなく投資家の動向なので、二次的、三次的なものに時間を割く必要はないです。ですので、そういったものを極力省いていく必要があります。 なかなかこの考えに行きつく方は少ないんですね。「ニュースを見ないと不安じゃないか」「決算書を読まないと不安じゃないか」と思う方がいると思います。 むしろそういう知識が自分の動きを邪魔することも考えられます。ですので、「どうでもいい情報だったら、わざわざ見なくてもいいよね」という考え方です。 ニュースや企業分析からはいいアイデアは手に入りますが、ノウハウやスキルがほとんど身につかないという特徴があります。 なぜかというと、ニュースは常日頃から流行のように変わっていきますので、1ヶ月後に見るニュースと今見るニュースはまったく違うものになってます。 ですので、ニュースを攻略して、トレードで利益を出せるようになったとしても、1ヶ月後にはそのトレードノウハウは使い物にならなくなると考えられます。 逆に、企業分析は非常に理にかなった行為ですし、長期投資をする場合には役に立つとは思いますが、トレーディングにおいては、フィードバックが非常に遅いという欠点があります。 たいてい企業分析をする時の投資スパンは、半年から1年ぐらいの中長期になるんですね。そういう期間で投資をするとなると、1回のワンショットがけっこう重みを増してきます。 それで、試行錯誤できる回数が減ってきます。ですので、初心者がいきなり企業分析から始めると、たいていの場合は大失敗するんですけど、習得するのにかかる時間が非常に長いんですね。 とくに、チャート分析は、例えばデイトレード、スイングトレードという投資法、比較的短期で、フィードバックを何度も得られるトレードに使いやすいんですが、企業分析を使ったトレード法だと、そのフィードバックを得る回数も少ないですし、時間がかかるという欠点があります。 ですので、職人技のようになってくるんですね。5年、10年かけてジワジワとノウハウ、スキルを身につけていくのが企業分析を使ったトレード法、投資法だと思います。 せっかく時間をかけてもなかなか身につかないので、たいていの場合は飽きちゃったり、途中であきらめちゃいます。それは非常にもったいないですね。 初心者として最初にやるなら、チャート分析が一番手っ取り早く着実にスキルアップできるんじゃないかと考えています。あくまで私見なんですけれども、私はそう考えています。

利益が出せない2つのタイプ

チャート分析をしないで、なんとなく情報収集してる方はこのような問題に陥ります。 kabushikiyoho21_06 8割のトレーダーが陥る問題。自己満足タイプと頭でっかちタイプの2つのタイプをご紹介していますが、自己満足タイプでは、自分が知りたい情報ばかり集めて、やりたいことことをやってしまいます。 それで結局、利益を出すために必要な情報を調べなかったり、そもそも利益を出すために必要な情報、損を出さないために必要な情報がわからないということになります。結局、ギャンブラーになってしまって、利益を出せないということになってしまいます。 もう1つは頭でっかちタイプということで、ニュース・企業分析をすると、フィードバックを得るスピードが非常に遅いんですね。ですので、個人でやるのが非常に難しいです。 それこそ百戦錬磨のプロから教えを乞うとか、職人に教わるとか、それぐらいのことをしないと利益を出せるようになりません。ですので習得に非常に時間がかかるんですね。それで、結果的にトレードをほとんどできなくて、頭でっかちになってしまうタイプがいらっしゃいます。 こういう方は実践を軽視してしまって、訓練を積まずに、結果的に頭でっかちで机上の空論ばかりを話すようなタイプになってしまいます。 こういう方をノウハウコレクターと呼ぶんですけれども、こういう方は、学んでばかりで利益は出せないタイプになってしまいます。 これは非常にもったいなくて、いつまで経っても始めない、いつまで経っても利益を出せるようにならないんですね。 こういう2つのタイプにならないためにも、チャート分析を一番最初にするのはかなり手軽だし、上達も早いんじゃないかなと考えています。

  

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