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ダンロップスポーツ、通期営業利益大幅拡大の40億円で着地 ゴルフ商品が欧米で好調

ダンロップスポーツ、通期営業利益大幅拡大の40億円で着地 ゴルフ商品が欧米で好調

2017年2月14日に行われた、ダンロップスポーツ株式会社2016年12月期通期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。IR資料

シリーズ
ダンロップスポーツ株式会社 > 2016年12月期通期決算説明会
2017年2月14日のログ
証券コード
7825
スピーカー
ダンロップスポーツ株式会社 代表取締役社長 木滑和生 氏

IFRSの任意適用について

木滑和生氏(以下、木滑) 本日はご参集いただきまして、誠にありがとうございます。それでは、ダンロップスポーツ社の昨年2016年の業績ならびに今年の通期業績予想をご説明をさせていただきたいと思います。 s_dunlop-03 まず冒頭でございますけれども、ダンロップスポーツ社は2016年期末の決算から、IFRS(国際財務報告基準)を任意ですが適用いたしております。目的といたしましては、財務情報の国際的な比較可能性の向上とグループ会社の経営管理の品質向上ということで、採用いたしております。 具体的に、業績開示については日本基準も併記をさせていただいておりますが、16年の10-12月期ならびに通期業績については非監査情報となりますので、ご承知おきいただきたいと思います。

グループ概要

それでは、昨年の業績についてご説明をさせていただきます。まず、連結の会社の概要でございます。 s_dunlop-05 新しい会計基準にいたしましたので、従来の日本基準では、規模によりまして全部をということではなかったんですが、IFRSでは全部の子会社をその中に入れるということになりますので、海外販売子会社2社プラスになりました。 ウェルネスのところで1社減っておりますのは、合併を具体的にしたということで、この期間の変更でございます。このような体制で決算をいたしました。

連結損益概要

数字につきましてはここに出ておりますとおりで、売上が733億円ということで、昨年に比べて減少ということになっておりますが、純利益ならびに営業利益は増えてるという状況でございます。 s_dunlop-06 マーケットの環境といたしましては、日本もそうですけれども、あまり良くなかった。とくにテニスが良くなかったですね。アメリカについても倒産等ございまして、ゴルフのマーケットとしては良くなかったというのが実情でございます。 そんな中で、営業利益が40億円、税引前利益、これは新しい会計基準の呼び方でこの表現になりますが、29億円、純利益が19億円というのが結果でございます。 日本基準では昨年減損をいたしましたので、右側にあるような数字の変化になるんですが、IFRSの基準で申しますと、13年以降に減損していきますので、昨年の実績ということであれば、営業利益が22億円、税引前利益が24億円、純利益が12億円になるということになります。

IFRS適用による組替(損益計算書)

次に、IFRSによる組替の実態でございます。 s_dunlop-07 実際売上高については、販売奨励金だとか新規の連結の増減で変わらないと。営業利益につきましては、のれんの償却と広告宣伝用資産の費用化がありまして、プラスになっておりますが、ほとんど変わらないという状況です。 税引前利益も変わりません。ただ、純利益については、法人税等の減少によりまして1億円プラスになっているというのが実態でございます。

製品別売上収益

個別に売上高の内容を見てまいりますと、ゴルフクラブにつきましては、昨年日本の国内は27億円で大きなマイナスでございます。 s_dunlop-08 海外で14億円増えましたが、為替影響を除いても13億円のマイナス。これはとくに日本のマイナスが大きな影響を及ぼしております。後で出てまいりますが、ゴルフボールについては海外が伸びましたのでプラスになっておりますが、そういう状況でございます。 ここで言います「用品その他」の国内はマイナスにしておりますが、これはデサント社にライセンスということで、我々のビジネスの形態が変わりましたので、それがここに出ております。 サービスはエンタープライズの受注が増えたということと、ウェルネスも順調に拡大をしているということで、プラスとなっております。 このゴルフクラブのマイナスは、後で出てまいりますが、「ゼクシオ ナイン」については、リリースも出しましたけども、昨年トップで順調に推移はしておりますが、計画よりも競合関係が厳しかったということで苦戦をしているのも事実でございます。

地域別売上収益

これは地域別の売上高の推移でございます。 s_dunlop-09 先ほどご説明しましたとおり、日本ではテニスもマイナスをしたということもありまして、市況を受けたことも含めまして大きなマイナスになりましたが、他のエリア、北米、欧州、アジア、それ以外のエリアすべてでは、為替の影響を除きまして現地通貨ではプラスになっていると、順調に推移しているということが言えようかと思います。 海外比率も、為替の影響がこうなっておりますが、実際は海外の収益は現地通貨でみるとプラスになっている、ということでございます。ただし、そこの右下にありますとおり、為替は10パーセント以上動いております。 それがこのような影響を出したということで、とくに韓国にウォンについては乖離幅が大きかったということでございます。

営業利益増減要因

営業利益の増減分析を見てみますとこのような形になっておりまして、量・構成から経費にいたるまで、すべてにおいてプラスになっております。 s_dunlop-10 原材料のところでは、テニスボールだけマイナスでございますが、それ以外を含めまして、いい条件がそろったということでプラスの18億円になっております。 経費は、喜んでいいことがどうかわかりませんが、当初見込んでおりましたプロ契約のプロが活躍しなかったということもあり、支出がそれほど大きくなかったということでのプラスが出ております。 あと、経費の部分については、グループの効率化が図れた結果、このようなプラスになったという面もございます。

財政状態計算書の状況

バランスシートのご説明をするんですが、ここでは「財政状態計算書」という名称になっております。 s_dunlop-11 昨年の12月末はどんなところだったかといいますと、今9代目になりますが、ちょうどゼクシオを発売したタイミングでございますので、流動資産が大きく膨らんでおり、16年の12月期はそれを回収していったということもありまして、流動資産が大きく減っております。 もちろんそれ以外で、在庫も減らしておりますので、そういう意味でここの流動資産かなり縮んでおります。 通常であれば「固定資産」と呼ばれるところが、これも名称が変わっておりまして「非流動資産」になってございますが、それに見合ったかたちで順調に固定資産も減っております。 結果といたしましては、有利子負債を45億円減らしたということになりましたので、まずはいい状況になりつつあるということだと思います。 資本の部分で、当期利益に対してプラスが少なかろうということがあろうかと思いますが、これは上期の配当および為替の調整勘定とかそういうものが影響して、このプラスの13億円にとどまっているという状況でございます。結果は、自己資本の比率も60パーセントに乗せることができております。

連結損益推移

これが連結の損益の推移になります。 s_dunlop-12 日本基準でもほぼほぼ40億円という結果でございましたので、16年からIFRSにしてはございますが、日本基準でもほとんど変わってないということで、ようやく12年も越して40億円に到達し、V字とは言いませんが、状況は好転しているということでございます。

連結損益予想

それでは続きまして、通期の今年の業績予想でございます。 s_dunlop-14 売上収益につきましては、760億円を見ております。マーケットの環境は、やはり前年少し下回るかなということで、あまり好調で右肩上がりというマーケットではございません。 そんな中では760億円ということで、前期比27億円のプラスを予定しております。 ただ、営業利益、純利益については16年を下回るという見通しにしております。その関係で、配当についても少し減らしているのが実態でございます。

製品別売上収益(予想)

個別に内容のご説明をいたします。 s_dunlop-15 製品別には、日本でも海外でも、為替の影響を除いて、(ゴルフ)クラブはプラス、(ゴルフ)ボールはプラスという内容でございます。 これは、2年に1回新しいクラブを出すということについて一定の配慮をした数字でございますので、詳しく申し上げることはできませんが、そのような形の数字でございます。 それとゴルフボールは「Z-STAR」、あるいはもうすでに発表しております「ゼクシオ SUPER SOFT」等、ちょうど新商品の回りの年でもございます。ここは大きくプラスができるものと思っております。 ただし、トーナメント、サービスの部門では、これは受注ですぐ決まってしまいますので、残念ながらマイナスと。ウェルネスについては、順調に新しい新店舗等、拡大ができる見通しでございますので、プラスを計画いたしております。 為替を除いても、全体で22億円のプラスというのが今の計画でございます。

地域別売上収益(予想)

地域的に見ても、豪州・南アフリカはもうトップラインがマーケットである程度限られてますので、ちょっと伸ばすことができない、少しマイナスになるのではないかという見通しもございますが、それ以外のエリアではすべてプラスということを計画いたしております。 s_dunlop-16 とくに北米につきましては、減損の対象になったわけですが、ようやく今年度に大きくプラスをすることができる見通しでございます。

連結営業利益(予想)増減分析

増減分析をいたします。 s_dunlop-17 今期の特徴でございますが、「どうして40億円から28億円になるんだ?」ということの分析なんですけど、とくに今期については原材料のマイナスが大きく、今足元で見通せるところでは大きくマイナスする見通しでございます。 とくにゴルフボールにつきましては、原材料ですとかエネルギーのコストが大きくマイナスに振れますので、かなり厳しい見通しでございます。 もちろん原価の改善等トライをするんですが、今読み込めているのはこの状況でございます。為替もマイナスに振れるということもありまして、非常に厳しい状況です。 経費につきましては、8億円悪くなるということですが、これは残念ながら、昨年プロが活躍しなかったのでということで申し上げたと思うんですが。 これは普通であればこのぐらい活躍したらこうなるだろう、ということを見込んで経費としては織り込まざるを得ないので、それを織り込んでいるということ。 実際、販売を伸ばすために、とくにアメリカでは投資も必要でございますので、多少経費を使って売りを伸ばしてるということもあって、経費の部分についてはプラスになっております。 それを合わせまして、全体では昨年の40億円から28億円になるという見通しを立てている状況でございます。

連結損益推移

これが連結損益の推移です。 s_dunlop-18 V字とは言いませんが回復をしたところで、もう一度落とすのは非常に忍びないと。これは我々の取り組みの問題でございますが、なるべくほぼほぼ横ばいになるぐらいまでチャレンジしていこうということで、新しい計画をプラスしていく勢いで考えております。

  
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