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青野社長「働き方改革の次は地方創生」 創業20周年のサイボウズ事業戦略

青野社長「働き方改革の次は地方創生」 創業20周年のサイボウズ事業戦略

2017年12月期 事業戦略説明会

スクリーンショット 2017-03-01 11.00.30 青野慶久氏(以下、青野) 続きまして、今年の活動についてお話をさせていただきます。まず、エコシステム強化。これをやります。 これはなにかといいますと、サイボウズだけにとらわれずに、サイボウズの周辺で私たちの事業を一緒にできる人を広げていくということです。

Garoon 2017年5月より順次「カスタマイズ機能」をリリース予定

0028 今年やるのはこのGaroonです。先ほどサイボウズOfficeという中小企業向けのソフトが絶好調ですというお話をして、kintoneが拡大してきていますというのがあったんですけど、もう1つの柱でこのGaroon、大企業向けのグループウェアが今年大きく進化いたします。 具体的に言いますと、カスタマイズできるようになります。Webの見た目のところはJavaScriptでごりごりカスタマイズできるようになり、それから裏側にはREST APIがついて、裏からデータを出し入れできるようになる。 そしてこのWebhookが搭載されることで、このGaroonをフックにほかのシステムと連携できるようになるという、このカスタマイズの3大機能をGaroonのほうで搭載していきます。 これができると、例えば、Garoonのスケジューラがほかの他社さんのクラウドサービスと連携して動くようになったりとか、ワークフローのサービスがほかのシステムと連動して動くようになったりとか、こういうことができるようになります。 これは今、大企業さんがたいへん求めている機能です。働き方の多様化を進めるなかで、多様なニーズが生まれています。多様なニーズに応えていくための基盤となる機能になっていきます。 これを広げていくんですけれども、当然扱ってくださる人がたくさん必要になってきます。このGaroonのパートナーさん増やしていくというのが今年の方針になります。

Garoon エコシステムの強化

0029 私たちが有利なのは、すでにこのサイボウズGaroonを扱ってくださっているパートナーさんが、すでにたくさんいらっしゃるということ。さらに、kintoneで増やしてきたパートナーさん。 エコシステムの拡大を、そのままGaroonで採用できるようになります。だから、Garoonを扱っていただけるようになるんじゃないかなということで、このGaroonのエコシステムを急速に立ち上げていくつもりです。 サイボウズ製品の、このGaroonとkintoneの連携だけではなく、他社製品との連携も深めながら、このGaroonをカスタマイズ製品として、一皮剥けて大きく成長していくことが今年のやりたいことになります。

kintone ユーザーイベント全国展開を予定

0030 あとはkintoneですね。kintone、今年もがんばります。kintoneの1つの流れとしては、東京からほかの地域へという流れがあります。実はkintoneのお客さまの半分近くがなんと東京に一極集中しています。 非常に都会型の製品ということで、今までやってきたんですけれども。じょじょに他の地域の実績も増えてきまして、東京で作った流れが地方のほうに流せていけそうです。 大阪のお客さん、福岡のお客さん、名古屋のお客さん増えてきましたので、まずはここですばらしい使い方をされているお客さまにスポットライトを当てて、その先進事例をその地域の人たちに見せていこうということで。 このkintone hiveユーザー事例発表会のほうを、東京から始まり、大阪、福岡、名古屋と他地域に展開していくということを今年やっていきます。これはもう、春からどんどん進めていきます。 昨年の秋は、京王電鉄バスの事例がドーンとニュースにも出まして、話題になりましたけれども、ああいった事例が今年は、この福岡や大阪、名古屋などかも出てくると期待しております。 新しい情報システムがどんどん生まれるのを期待しています。

kintone 認定資格制度開始

0031 それから、kintoneは業務アプリの開発プラットフォームですので、その上で作ってくれる人を増やさないといけないということで、今までは私からできるだけ直接的に伝えていくことをがんばってたんですけれども、より一層裾野を広く作れる人を増やしていくということで、認定資格制度をついに始めます。 MicrosoftさんのMOSとか、OracleさんだとORACLE MASTERとか、あのイメージですね。kintoneの認定資格を今年スタートします。 春ぐらいからベータ版を始めるんですけれども、秋からはもう一般公開しまして、誰でも受けられるような、そういう資格制度にしていきますので、これもどうぞご期待いただければと思います。 私のイメージしてるのは、「kintone認定資格とっておいたほうがいいよ」みたいな。「就職に有利だよ」とかね。「えっ、kintone資格持ってるの!? じゃあうちに来てよ」とかね。 そういうkintoneでアプリを作れるというのが1つ、採用の条件になるような、自分の個人バリューを上げられるような、そんな認定資格に育てていきたいと思っています。これがエコシステム強化のところの取り組みになります。

海外事業への積極投資:中国

0033 2つ目は、海外ですね。去年はちょろっとしか話さなかったと思うんですけど、今日はちょっと長めにお話しをさせていただきます。じょじょに、海外事業への投資を増やしていってます。 まず、中国なんですが、導入企業がもう700社を超えまして、事業としては黒字で回っています。今までは、上海の日系企業さんを中心にしてたんですけれども、じょじょに中国の他の地域への横展開が始まっていまして、北京であったり、深圳であったり、香港であったり、蘇州であったりに広がっていっております。 ただ、今はまだ日系企業さんがお客さんの中心であることは変わっておりません。じょじょに現地の中国の企業さんにも提供は進めたいと思っていますが、じょじょに進めているところです。これが中国です。おもしろいですね。だいぶ面でカバーできるようになってきました。

海外事業への積極投資:東南アジア

0033 2つ目がですね、アジアです。アジアのことをお話しするのは、もしかしたら、こういう場では初めてかもしれないですが、実は、東南アジアで使ってくださっているお客様、全部足すと、もうすでに150社を超えております。ガルーンkintoneを中心に150社を超えております。 私たちの戦略としましては、東南アジアの主要都市でパートナー様と提携しまして、パートナー様と一緒に活動するということをやっています。基本的に、お客様はまだ日系の企業さんが中心なんですけれども、ここにあげてあるような都市ですね。バンコク、シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、ホーチミン、マニラ、ヤンゴン。 かなり手広く、いろんな国でサイボウズのクラウドサービスを買っていただけるようになっております。ちょうど今日、あちらのビデオ会議で東南アジア担当の鈴木さんが映っておりますので、無茶振りしてよろしいでしょうか(笑)。 スクリーンショット 2017-03-01 11.01.53 鈴木孝充氏(以下、鈴木) はい、鈴木です(笑)。 青野 ちょっと補足をお願いしてよろしいですか? 鈴木 はい、わかりました。アジアの事業を担当してます。鈴木です。今、ベトナムのホーチミンにいるんですけど、こちら、34度でめちゃくちゃ暑いです。 補足なんですけど、活動としては、先ほどのお話のとおりでして、まずは、日系企業向けをメインでやっているんですけど、そこはある程度形が見えてきまして、今年は安定的に実績は上がってきたなと考えています。ここは、安定的にやりながらも、地域を増やしていくという活動をしていこうかなと思っています。 あとはですね、ローカル向けの活動も少しずつ始めていまして。とくに、ベトナムだとテストマーケティングを始めているんですけど。想像以上に反応がよくてですね。ここは早めに傾向パターンを作って、実績を上げられるかなと思っている状態です。 青野 ありがとうございます。まだつないでくれているのかな? 大丈夫? 鈴木 はい。 青野 もし、質問がございましたら、鈴木がおりますので、ぜひ聞いてみてください。ということで、東南アジアもずいぶん、私たちは展開できる手応えを感じつつあります。

海外事業への積極投資:オーストラリア

0035 去年9月、シドニーにkintone Australiaという合弁会社を立ち上げたことも、ご報告をさせていただきます。オーストラリアへの進出は、なかなかイメージが湧いてなかったんですけれども。非常にいいご縁をいただきまして、現地のパートナー様と一緒に合弁会社を立ち上げることができました。 こちらも、まずは日系企業を対象に考えています。オーストラリアに進出している日系企業さんもたくさんございますので、まずはそちらを対象に、kintoneをシドニー中心に展開しながら、その先にオーストラリアの現地企業さんを見ていくと。そういう活動を始めております。

海外事業への積極投資:US

0036 それから、最後はアメリカですね。たぶん、1年前、30社とか言ってたと思うんですけど、とりあえず100社までいきました。アメリカに関しては、日系企業だけではなくて現地企業、むしろ現地企業をメインでビジネスをしております。とりあえず100社までいきました。 人数も、ここに十数人写ってると思いますが、実はもうちょっといまして。20人ぐらいの体制でここでマーケティング活動をやっています。 まだまだ「アメリカでいけます」と言い切れるレベルではないんですけれども、一歩ずつ着実に成果を出しながら、日本初グローバルクラウド企業を目指してがんばっておりますので、どうぞご支援いただければと思います。 (Gartnerのスライドを指しながら)これはGartnerさんの許可が出せないそうなので撮影が禁止になりますが、Gartnerが出してるMagic Quadrantという、ソフトウェア企業の格付けランキングがあるんですけれども。 これは去年の3月に出た、Enterprise Application Platform as a Service。いわゆるクラウド業務アプリ基盤ということですね。この格付けランキングでkintoneがついに載りましたということになります。 一番左下でね。これ右上にいくと(格付けが)「Visionary Leader」ということになるんですけれども、まだまだ「Niche Player」としてではありますが、とりあえず世界16社のなかにサイボウズは載ってきたということになります。 右上にSalesforceさんとか、Microsoftさんとか、IBMさん、SAPさん、Oracleさんとか、Googleさんとかね、もうとても日本の企業が太刀打ちできないような、すごい会社がひしめいてるわけですけれども。 なんとかkintone、ここから始まって、右上目指してがんばっていきたいなと思います。あと数十センチぐらいで世界一が見えますから、なんとか右上のほうへがんばっていきたいと思っています。 これ、ご参考なんですけど、Application Platform as a Serviceと言われる、この市場が今アメリカで盛り上がりつつありますというご紹介になります。 これをLow-Code Developmentという言い方で言います。Low-Code、つまりコードをあまり書かなくても、プログラムをあまり書かなくても、Develpment、開発できるプラットフォームというのが1つ、トレンドになりつつあります。 これはPCWorldかどこかの「2016年のトップトレンドはなんだろう?」みたいな、そういう記事なんですけど、そのなかにも1つのトピックとして、このLow-Code Developmentというのがあるねと。そこにメジャーベンダーがどんどん参入してきたねというのが、こういうのが出ています。 まだ日本では、このLow-Code Developmentという言葉すら、まだ聞いてないと思いますけど、これから数年ぐらいすると、もしかしたら日本にもこの流れが来るかもしれませんし、来ないかもしれません。 ただ、このアメリカが盛り上がるタイミングで、私たちはアメリカにちゃんと進出できて展開できる状況になっているということにすごく可能性を感じますし、向こうからきたやつを輸入するだけという流れだけじゃなくて、ちゃんと向こうが盛り上がったタイミングで向こうで勝負すると。 ぜひ日本代表でがんばりますので、応援のほどよろしくお願いします。

新規事業:チームワーク研修

0038 最後は、新規事業の取り組みについてお話をさせていただければと思います。 サイボウズはソフトウェア、グループウェアを作って提供する会社なんですけれども、少しずつ新規事業も広がってきています。というのは、私たちの企業理念は「チームワークあふれる『社会』を創ること」であって、グループウェアはその手段になります。 もし、グループウェアだけで足りないのであれば、同じようにやらないといけないということになります。 今やっているのが、このチームワークという考え方、もしくはチームワークのメソッドを広げるというのを事業にできないかということで取り組んできています。 今まで社内で培ってきたチームワークのメソッド。これを社外にも提供していくということで、私たちが研修事業も始めていますし。 また、これは為末大さんがされているTracという陸上競技のおもしろさを広げる活動とシナジーを出すために組みまして。 このTracのなかでリレーをどう教えていくのかという、そのリレーのなかでチームワークについても教えていくと。こんなシナジーの出る活動も始まっています。おもしろいですね。

新規事業:地域クラウド交流会(ちいクラ)

0039 それから、地域クラウド交流会というのをビジネスとして立ち上げています。これがなにかといいますと、今、地方創生というのが1つ、日本の大きな課題になっていますけれども、その問題は、地域から新しい産業が生まれてこないわけですね。 新しい起業家が出てこない。じゃあそれを生み出すような、そんな場を提供したらいいじゃないか。それがこの地域クラウド交流会になります。 これサイボウズがいろんな日本の地域にいきまして、人を集めて、起業家を育成するようなイベントをやります。これを、1回いくらというかたちで受けてやってます。 最初は、千葉県のなかでやってたんですけれども、その盛り上がりを聞きつけまして、いろんなところから「うちでもやってほしい」という声があって、今、広がってきています。必ず、毎回100人以上集めて、必ず、80パーセント以上の満足度を出すという、こういうイベントを企画してやっています。 ちょうど一昨日、先週の土曜日に、広島県で開催されまして、そこでも湯崎知事がわざわざお越しいただいて、それから、ゆるキャラの広島カープのスラィリー君がわざわざ来て、イベントを盛り上げてくれました。150人くらい集めて、広島で初開催することができました。 これは、非常に引きが強くて、日本の盛り上げに困っている地域からたくさんやってほしいと言われているんですけど、残念ながら、私たちもそれほどスタッフがおりませんので、ちょっと事業のほうをすでにシフトし始めています。 というのは、私たちが直接、イベントを企画運営するのではなくて、その地域ごとに、イベントを企画運営できるオーガナイザーを育成するという事業のほうに徐々に軸足をシフトしています。 1回目は私たちがやりますけど、2回目からは「自分たちのオーガナイザーを中心にやってください」ということで、それぞれの地域が自力で走れるように、自走できるように支援すると。こういう活動に切り替えていっています。

新規事業:島根県益田市民によるkintone活用

0040 これも、地域の再チーム化ですね。今、地域がチームになれてませんから。こういうイベントを通じて、地域を再びチームにしていくということを、私たちの事業として取り組んでいきます。 そして、その地域で、チーム化以上に成功した事例が出てきましたので、1つご紹介させていただきます。 これは、島根県益田市というところになります。人口消滅可能性都市として上げられるような町なんですけれども、住民の人たち、それから役所の人たちが一致団結しまして、チームになりまして、私たちのkintoneを使って、新たなITの都市を作ろうとしています。 地域の情報をなんでもクラウドで共有すると。例えば、これは、イノシシ親1子1と書いてますけど(笑)。 今、全国的に問題になっている鳥獣被害というのがあります。人間が減ってきているので、イノシシやら熊やら猿やらがいろんなところに出てきて、住民が怯えているということがあります。 それを、ちゃんとみんなで登録しようと。どこでどんな動物が出たのかを、みんなで登録していけば、イノシシの巣がどこにあるかわかるとか。その情報をハンターの人が見て、打ちに行くと。今度、ハンターの人が打ったら、その情報がまたここにアップされて、今度、それを見た料理屋が猪鍋を作ると。 今まで、縦割りで問題が解決しなかったのが、地域でも情報共有することによって、より効率的に町の運営ができようになるという、そういう取り組みです。 このほかにも、交通の問題。バス停がどこにいくつあって、どの駅から何人乗っているんだと。それを把握してなかったら、バスをどうやって再編していったらいいのかもわからないわけです。クラウドに上げちゃえと。 空き家の情報。今、どこに、どんな空き家があって、移住してきたいと言った人がいたときに、どうやってマッチングしたらいいんだと。その空き家の情報も上げようと。 災害の情報も。災害が起きたとき、例えば、大雨が降ったときに、どこにどんな避難所があるんだと。もし、本当に災害が起きてしまえば、その災害の情報もどんどんリアルタイムでクラウドに上げていくと。 こうやって、ITを使って、町づくりをもう1回やり直すことで、人数は減ってるかもしれないんだけれども、効率的な町づくりができるよねと。これは1つ、これからの日本に提案していきたいと思っています。 この益田市の事例はYouTubeに先日アップしましたので、よろしければ、ぜひ見てみてください。 これから日本が取り組まないといけない大きな課題だと思います。 サイボウズは、この10年間くらい、日本の働き方改革をずっと訴えてきましたけれども、働き方改革の次は地方創生。ぜひ、やっていきたいと。 私たちのチームワークのメソッドと、チームワークのツールによって、地方は生まれ変わることができる。これを進めていきます。

業績予想(今期)

0041 ということで、いきなり数字が出てきましたけど(笑)。今年の業績の予想ですが、売上高89億円とさせていただいています。 「ちょっと売上の伸びが落ちてるやんか」と思われるんですけど、背景にありますのは、上海の子会社の売上がずいぶん増えてきましたので、年額で一括計上していたのから月次の按分のほうにシフトします。 なので、この影響を考えなければ、90億オーバーくらいで、だいたい10億円売上が上がるくらいで予想しているんですが、ちょっとその部分だけ引いて、若干弱めの予想になっております。これが1点。 それから、利益のほうは、一応今年も黒字にする予定にしております。ただ、ここは柔軟に、状況を見ながら、投資の配分を変えていきたいと思っていますので。どちらかというと、この数字は「現時点で私たちはこう思っている」くらいに認識していただければと思います。 もっと投資したほうがよければ、もっと投資しますし、ちょっと投資が多すぎるなと思ったらもうちょっと引いて、利益を出すかもしれません。適宜、情報を開示していく方針です。 配当は今までクラウド売上の10パーセントっていうふうにしていたんですけれども、クラウドの売上がずいぶん伸びてきましたので、ここで一旦、このクラウドの売上の10パーセントという配当は止めまして、一株当たり9円ということでおかせていただきたいと思っております。

働き方改革と業績の両立

0042 これが今年の業績予想になります。今年の売上予想は、こんな感じになります。 赤いほうが離職率になります。働き方改革を進めてきて、ずいぶん働きやすい会社にはなってきたんですけれども、ちゃんとそれが売上としても連動していますねと。 結局、これがないと、働き方改革やったって、どうせ売上減るんだろとか言われるんですね。一応こうやって、上がっているところも見せていきたいなと。あんまり上がっているわけではないんですけれども(笑)。 ちゃんとほかの会社が真似したいなと思えるように、働き方改革と業績の連動というのは、やっていきたいなと思っております。これが下がってたらね、「ほら見たことか」みたいなことを言う人が出てきそうじゃないですか。 あれ1回言わせちゃったらダメなんで。ちゃんとね、一応結果も出していくようにがんばりたいと思います。

一株当たり配当金額の推移(分割調整後)

0043 それから、これは一株当たりの配当金額です。このクラウドサービスを出してから、クラウド連動でワーっと増えてきたんですけど。さすがにこの勢いで増えていくと、キャッシュアウトが大きくてですね。 次の事業投資が難しくなってくるので、少し、ここで1回落ち着かせていただくということで、9円という配当で今期はお願いしたいなと思っております。 ただ、基本方針を変更するものではありません。サイボウズは、株価ではなく配当で、株主には還元していく方針を出していますので、引き続き、配当重視の方針でいきたいと思っております。

理念に共感してくださる方々

0044 それから、これは1つトピックですけども、鎌倉投信さんがサイボウズに投資をしてくださいました。鎌倉投信さんは「いい会社にしか投資しない」という方針でやっている投資信託の会社でありまして、本当に社会的に意味のある会社に投資すると。 その中で選んでいただいたということになります。なので「売上・利益増やさない」とかね、「株価上げるつもりない」とかね、サイボウズは余計なことばっかり言われますけどね。ちゃんと見ている人は見ていると。 それでも、なおかつ、サイボウズがんばれということで投資をしてもらえたということで、私たちとしては大変誇りに思っております。 本当に、よく株主から批判されるんですよね。「また減益の予想出しやがって」とか言われるんですけどね。僕らがやりたいのは、別に「利益を出して、株主だけラッキー」とか、そういうことじゃない。 社会がよくなっていかないと、まったく意味がない。社員の人が楽しくないと、まったく意味がない。それをバランス取りながら、どうやるかっていうことだと。それをぜひやっていきたいと思います。

創業から20年

0045 あとですね、今年、2017年は、サイボウズ創業から20周年ということになります。1997年8月に創業しましたので、あと5ヶ月くらいで、20周年ということになります。 今日、ここで言うと、メンバーにすごく怒られると思いますので、言えませんけど、特別企画を考えておりますので、どうぞご期待ください。 ちなみに、これは私です。20年前の私ですね。高須賀さんはね、初代の社長さんです。 スクリーンショット 2017-03-01 13.32.46 「チームあるところ、サイボウズあり」これがまさにスローガンになります。引き続き、チームワークあふれる社会を目指して、活動していきますので、どうぞ引き続き、ご支援ご指導のほどよろしくお願いします。私からは、以上です。

  
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