2017年3月期第3四半期決算説明会

丹智司氏:それでは3ページの業績の総括にお進みください。まず連結のPLの実績でございます。こちらの詳細は4、5、8、9ページでございます。

まず3クオーター累計の実績でございますけれども、増収減益でございます。3クオーター累計の売上高の前年同期比は102.7パーセントでございました。また経常利益につきましては、同じく前年同期比84パーセントでございました。

一方、第3クオーターの直近3ヶ月につきましては、増収増益となっております。売上高の前年同期比が104.6パーセント、経常利益は103.9パーセントとなっております。

連結売上総利益率実績

続きまして、売上総利益率でございます。3クオーター累計では、前年同期から0.2ポイントの改善となっております。

こちらでございますが、上半期は0.2ポイントの低下でございましたが、直近3クオーターの3ヶ月につきましては、0.8ポイントの改善をしております。

こちらにつきましては、為替の影響やプライベートブランドの商品の攻勢があったことなどがあげられます。

連結販管費率実績

続きまして、3クオーター累計の販管費率でございます。

前年同期から2.1ポイント上昇しております。こちらも上半期につきましては、2.8ポイントの上昇でございましたが、直近の3クオーターの3ヶ月につきましては、1ポイントの上昇になっております。

こちらにつきましては、売上の向上等にともないます固定費率の相対的な低減等があげられると思います。

単体売上高実績

続きまして、単体の売上でございます。詳細は6ページ、7ページでございます。

3クオーター累計での既存店売上高前期比は、101.3パーセント、3クオーターの3ヶ月につきましては、103.7パーセントとなっております。チャネル別ではネット通販が引き続き好調に推移しております。

また、3クオーターの3ヶ月ではすべての事業が既存店売上高前期比をクリアいたしました。

連結BS実績

続きまして、たな卸資産でございます。詳細は10ページをご覧ください。

連結のたな卸資産の前年同期末比は、110.3パーセントでございまして、こちらは冒頭でご説明いたしました、売上の伸びを上回って推移をしております。

こちらの増加のおもな要素は今期の秋冬商品でございました。こちらのたな卸資産につきましては、今後についてもネット通販など好調な分野への投入は継続しつつ、スローセラー品の早期消化を目指してまいる予定でございます。

グループ合計出退店 3Q累計実績、通期見込み

続きまして、出退店でございます。こちらの詳細は12〜14ページをご覧ください。

グループ合計での第3クオーター累計の実績でございますが、新規出店が19店舗、退店が9店舗、3クオーター末の店舗数は364店舗でございます。

また、通期の見込みでございますが、新規出店が22、退店が16、期末の店舗数の見込みは360店舗でございまして、前回の見込みから3店舗の減でございます。

こちらにつきましては、株式会社ユナイテッドアローズで新規出店2店舗および退店5店舗、それぞれの増加があった要因でございます。

グループ会社の進捗

続きまして、グループ会社の進捗でございます。

こちらの詳細は後ほど15ページをご確認ください。

株式会社フィーゴでございます。こちらは減収増益でございました。こちらにつきましては、売上は若干弱含みましたけれども、ユーロの影響によりまして、売上総利益率が改善いたしまして、増益となっております。

コーエンにつきましては、増収減益となっております。こちらにつきましては、値引きロスの拡大等によりまして、残念ながら減益となっております。

また、(UNITED ARROWS)TAIWANおよび新子会社のDesignsにつきましては、おおむね計画どおりの進捗でございます。

CHROME HEARTS JP合同会社、こちらは10月に分社化をいたしました会社でございますけれども、こちらはビジネスユニット売上の減収幅が上半期より改善をしております。

ちなみに1月につきましては、ビジネスユニットにつきまして、前年超えをしているという状況でございます。

簡単ではございますが、3クオーターの業績総括でございました。ご静聴ありがとうございます。