日付から曜日を導き出す「WEEKDAY関数」

おさ氏:どうもみなさん、こんにちは。「おさとエクセル」のおさです。今日は、日付、時刻の関数の中から「WEEKDAY関数」というものを勉強していきます。

この関数は、「日付はわかってるんだけど曜日はわかんないよ」みたいな、そんな時に使える関数になってます。ぜひみなさん、覚えてみましょう。よろしくお願いします。

では、WEEKDAY関数、見ていきましょう。例えば、今、2015年の1月1日の曜日が知りたいと思ったとしましょう。この時にWEEKDAY関数を使って求めていきます。

「=WEEKDAY」と打ちますよね。で、今日の引数の設定の仕方、「シリアル値」っていうのと、コンマ区切って「[種類]」っていうふうに書いていますね。

この[種類]、気にしないでください。今回はシリアル値であるこの曜日だけを指定していきます。括弧で閉じて、こうですね。

Enterを押すと、……あれ、曜日じゃなくて数字が返ってきてしまった、と。

これ、「なんかミスったのかな?」と思う方いらっしゃるかもしれません。でも、これ、ミスってないんです。WEEKDAY関数っていうのは、曜日に対応する番号を返してきます。これ、どういうことかっていうのを、具体的に見ていきましょう。

例えば、「1、2、3、4、5、6、7」と(打ちます)。WEEKDAY関数は、それぞれの曜日にそれぞれの番号を知っています。例えば、こんな感じですね。デフォルトではこういう感じです。

今、5ですので、5は木曜日を示しています。これ、実際に確認していただけると、2015年1月1日は木曜日です。

これ、「番号返してくれるのはいいんだけど、どうせだったら最初から『木曜日』って返してよ」って思う方いらっしゃると思います。ですので、ちょっと今日は、WEEKDAYの使い方の勉強だったんですが、具体的に、TEXT関数というものを組み合わせてあげたり、他の関数でもできるんですが、組み合わせてあげると。

最初から「木曜日」という値を返すことも可能です。

こういったかたちで、関数って決して1つ単体で動かすものではないので、TEXT関数とか、他のIF関数とか、いろいろな関数組み合わせてやるんだなということも、ついでに覚えておきましょう。

以上ですね、今日はWEEKDAY関数のお勉強でした。どうもありがとうございました。