秒だけを抽出する「SECOND関数」
おさ氏:どうもみなさん、こんにちは。「おさとエクセル」のおさです。今日は「SECOND関数」というものを勉強していきます。
SECOND関数は、何時何分何秒のうちの「何秒」にあたるところを抽出してくるための関数です。では、具体的に勉強していきましょう。よろしくお願いします。
では、こちらにいつもどおり現在の時刻入力していきましょう。ショートカットでポンと出します。
こちら、セルの書式設定で秒が見えるようにカスタマイズしますね。
そうすると、「00」という値が返ってきました。
今、ちょうど48分になったばかりだったそうです。ちょっと奇跡的ですね。
では、こちらのほうにSECOND関数と入力していきましょう。
こちらを選択してEnterで返すと、「0」秒という数値が返ってきました。
SECOND関数は、引数のところにシリアル値を設定してくださいという、いつもどおりの流れですね。こちらに書いています。
では、こちらのほうの、例えば、これ秒数を変えてみましょう。こういったかたちで変えてみると、今、どうなるのか?
「3」という数字に変わりました。
こちら、今「03」に変えたとき、この「B3」のセル、SECOND関数入力したところって、ダイナミックに反映されなかったんじゃないかと。要するに「0」から「3」に自動的に切り替わらなかったんじゃないかと思った方、気づいた方いらっしゃったかもしれません。それは事実です。
なぜかというと、今、数式タブから計算を選択して、そのなかの設定を見てみると、「自動計算を行う」「手動計算を行う」と、この2つのオプションがあるんですね。
こちらのうち、「手動」になっていると、参照がダイナミックに反映されません。ですので、ここ「自動計算を行う」というふうにしてあげると、今、例えばここの数値を「10」というふうに変えたときに、こちらの値が変わります。
ポンっと。はい。変わりましたね。
こういうふうに、もともとの設定が手動計算になっている場合は、ダイナミックに参照が反映されないので、そこらへんちょっと気をつけておきましょう。
以上、今日はSECOND関数のお勉強でした。みなさん、どうもありがとうございました。