株はギャンブルなのか?
田井中茉莉亜氏(以下、田井中):こんにちは。田井中です。今日はトレードトレーナーの大場さんにインタビューさせていただきたいと思います。よろしくおねがいします。
大場隆史氏(以下、大場):よろしくおねがいします!
田井中:今日のキーワードはこちら! 「株 ギャンブル」。ということで、「株はギャンブルなんじゃないか?」とみなさま思っていらっしゃると思うんですが。大場さん的にはどうですか? 株はギャンブルだと思われてます?
大場:僕は正直言いまして、株をやる前はめちゃめちゃギャンブラーだったんですよ。
田井中:パチンコとかってことですか?
大場:もう、パチンコ。スロット。大好きで、朝からお店に並んじゃうぐらい。
田井中:あー! 開店前に?
大場:僕は仕事はサラリーマンをしていたんですけど、外回りの営業中に朝「行ってきます」と言って、パチンコ屋さんに行って、仕事をせずにスロットを打ってたぐらいの。
田井中:ダメですね(笑)。
大場:もう、超ダメで。本当にギャンブル大好きだったんですよ。株を始めてからは、一切ギャンブルはやらなくなりました。
田井中:なるほど。それはなぜなんですか?
大場:それはなぜか。大きな理由として、ギャンブルをやった人、それから株もやった人はわかると思うんですけど、ギャンブルっていうのはやっぱり勝てないんですよね。
ちょこちょこ10万勝てるとか、20万勝てるとか、ありますけれども、やっぱりそれ以上に、もう自分の能力とは関係なしに大きく負けてしまう。それで1日10万、20万負けるということが普通にありますし、やっぱり胴元が勝つ仕組みになるんですよ。
だって、ギャンブルで生計立てている人とか、ギャンブルで本業として会社をやってるとか、聞いたことあります?
田井中:会社としては聞いたことないです。
大場:株式会社パチンコ師みたいな。
田井中:ないですね(笑)。
大場:株式会社競馬投資会社とかね。
田井中:ないです。
大場:ないですよね? じゃあ、それに比べて株はどうですか? 田井中さん。
田井中:株。
大場:株はギャンブルと違って、株を本業として、ビジネスとしてやってる会社もありますし、個人としてもビジネスとしてやってる人がいっぱいいるわけです。
田井中:ありますね。では、株はギャンブルではないと。
大場:もうね、全然違いますよね。
株はギャンブルではなくビジネス
田井中:実は私もそう思って株をはじめたんす。パチンコとかを一時期やったりとか、競馬やったりとか、ちょっと勉強しようかなとか思ってやってたんですけど、もう、勝ったことはなくて。
お金が吸い込まれてばっかりで、ダメだなと思って。でも、株をやりはじめて。ギャンブルじゃないって聞いてから、「なるほど」「いいな」となりまして。
大場:そうなんですよ。株はビジネスなんで。まず月の売り上げ目標を決めて、その売り上げを達成するためにどれぐらい経費を使って、という意味で、株はちゃんと計画を立ててやることができるんですよね。
ギャンブルって計画を立てて、勝って負けてって無理じゃないですか。
田井中:そうですね。たしかに。
大場:そのへんが大きな違いでして。株はね、深いんです。
田井中:それを聞いたら、すごく楽しくなりました。経費を決めて。自分の会社みたいなものですよね。
大場:そうです。あとですね、株のいいところは……、ギャンブルの場合は、今はネットでもできたりしますけど、お店に行ったりとか、競馬場に行ったりとか。
でも株はどこにいてもできますし、パソコン1台あればできますし。
田井中:なるほど。たしかに「株はギャンブルではなくビジネスだ!」ということですね。
大場:そうです。株をギャンブルにするかビジネスにするかは、その人のやり方次第になりますので、その株をビジネスとして将来長きにわたってできるためには、どうしたらいいのか。
そしてその技術を知った上でやったほうがいいですね。知らないでやると、僕が最初大損したみたいに……。
田井中:そうなんですね(笑)。
大場:株がギャンブルみたいになってしまうから。
田井中:ギャンブルにしないように、ビジネスにしましょう。ということですね。なるほど。ありがとうございました。