寒い時期のニット着こなし術

ミユキ:こんにちは。Dcollectionがお送りするオシャレ予備校です。

先日は、自分に合う服の選び方ということで、アウター編をお送りしたんですが、今回はニットのネックライン、襟の形についてお話をしていきたいと思います。

最近はけっこう寒くなってきたので、アウターの下だったりとかインナーにニットを着ることがみなさんも増えたんじゃないかなと思います。お店でニットを探していても、いろんなデザインがあって、きっと悩まれているんじゃないかなと思います。

服のデザインなので、自分の好みのものを選んでいただければいいんですが、この襟のラインがどういう効果をもたらすのかとか、どういう形が自分に似合うのかとか、そういうことを知った上で見てもらうと、オシャレな着こなしにつながっていくんじゃないのかなと思うので、今回はニットの襟の形のお話を、クルーネック編とVネック編、タートルネック編の3つに分けてお話をしていきたいと思います。

では、今回はこちらの丸い形の襟ですね。クルーネックについてお話をしていきます。

こちらのクルーネックは丸くて首が詰まるようなデザインになります。ですので、この曲線的なデザインというのが、直線的なVネックに比べて、ややカジュアルな印象になります。

今ぐらい寒くなってくると、1枚で着るだけじゃなくて、下にカットソーとかシャツを重ね着する人もいるかと思うんですけれども、そういうときでもこのクルーネックだと襟元がキレイに見せられて、重ね着向きでもあります。そういう重ね着の面から言っても、クルーネックはけっこう着こなしの幅が広い襟の形だと言えます。

では、このクルーネックが似合う人というのはどういう人かというと、まず小顔、痩せ型、首が長い人に向いています。

では、このクルーネックが似合う人にオススメのコーディネートをご紹介します。こちらのコーデは、オーバーサイズのニットがほどよくラフな印象を与えてくれます。

ニットにシャツを合わせたレイヤードスタイルは、知的な印象に仕上がります。

ニットのインナーにロング丈のカットソーを合わせれば、縦のレイヤードが楽しめます。

次に、クルーネックが似合わない人、顔が大きめ、あと丸顔、首短い、こういう方はちょっとクルーネックとは相性がよくありません。

クルーネックが似合わない人にもオススメな着こなし方のポイントがあります。

Vネックのカーディガンやテーラードジャケットでシャープなラインを胸元に作るといいです。ロングのネックレスでVラインを作ったり、縦のラインの強調して、横幅を感じさせないようにするのがポイント。または、顔の幅より大きい黒い縁のメガネ、こちらもオススメです。

以上のポイントを踏まえたオススメのコーディネートを紹介します。ジャケットのシャープなラインと黒縁のメガネで大人っぽいスタイルになります。

このように、ロングのネックレスを合わせて、首元に縦のラインを意識しています。

コーデに帽子を加えれば、首周りから視線を逸らすこともできます。

いかがでしたでしょうか? 今日紹介したクルーネックは、けっこうお店にも出回っているものだと思いますし、よく見かける襟のデザインだと思うので、お持ちの方も多いんじゃないかなと思います。

今回の動画を参考に、自分にクルーネックが似合ってるのか似合っていないのかとか、あとコーディネートの実践もぜひしてみていただければうれしいです。

来週はVネックについてお話をしていきます。それではまた。