アイドルの読み聞かせで眠りたい

絵本作家のぶみ氏(以下、のぶみ):「(『えんとつ町のプペル』)10万部まで、自力でやってみようかな」って言ってて、それはどうやるつもりですか?

西野亮廣氏(以下、西野):今ちょっと考えてるのは、マネージャーにその話をしようとしてたんですけど、アイドルの読み聞かせって贅沢だなって思ったんです。寝るときに、アイドルの声で、ずっと絵本を読んでもらえる。

山口トンボ氏(以下、トンボ):最高ですよ。

西野:アイドル好きやったらアイドルがいいし。

のぶみ:アイドルの人(笑)。

西野:Charaさんの声とか好きなんですよ。Charaさんが読み聞かせする『えんとつ町のプペル』のYouTubeの動画をあげちゃうみたいな。

のぶみ:すげー!

西野:例えば、それはもう仕事として依頼してやってもらう。お客さんがいろんな人の読み聞かせバージョンを選べるといいなって。今日はCharaさんで寝ようとか、EXILEさんのだれだれさんでやろうとか。

トンボ:それこそ声優さんとかもね。

西野:そうそう、そうそう。

のぶみ:僕この前、ナレーターの窪田等さんという『情熱大陸』の人に、自分の『いのちのはな』を読み聞かせてもらったんですよ。ぜんぜん、うまいっすよね。

トンボ:やっぱ、プロは違いますよね。

のぶみ:一番聞かせたいところに、「3秒間、間を取るんだ」って言われて、1、2、3ってやって言うと、泣く率があがりましたね。

トンボ:強弱のつけ方とか。

のぶみ:あと、喋り言葉が入るときに、本当に隣に呼ぶように読み聞かせると、みんな聞きやすいよって。

西野:なるほどなるほど。

のぶみ:すごい向こう側に向かって、「おーい!」って言うのと、ここにいる人に「おーい」って言うの、違うじゃんって言ってて。その距離感というのもあるんだよとか。

トンボ:なるほど。

のぶみ:それを教わってからやったら、すごいみんな感動する率があがりましたね。

西野:へー、おもしろい。

星野源のドラマにハマり中

トンボ:山寺宏一さんとか。

西野:オダギリジョーさんの声も、むっちゃいいよね。

トンボ:あと、星野源さん。

のぶみ:星野源さんね。

トンボ:僕、星野源さん好きなんっすよね~。

のぶみ:今、もう売れてるもんなぁ。

トンボ:すごいいいわぁ。

のぶみ:今、星野源さんのドラマの(主題歌の)やつ。

トンボ:あれ、最高ですね。

のぶみ:西野さんの仲良い人じゃないですか。

西野:ええ。

のぶみ:西野さんと、『天才万博』かなんか出てた人たちが。

トンボ:あ、チャラン・ポ・ランタン!

西野:あ、チャランポ?

のぶみ:主題歌を歌ってますよね?

トンボ:あのドラマ最高ですわ!

のぶみ:あのドラマおもしろいですね!

トンボ:最高ですわ!

西野:チャランポラン主題歌なん?

トンボ:チャラン・ポ・ランタンが主題歌歌ってるんですよ。

のぶみ:そうなんですよ。最後は踊ってね。

トンボ:最後は、星野源さんが歌ってね。

メイキングが一番好きな人もいる

西野:次、絶対そうするんですけど。自分の絵本は、作るのにとくに時間がかかるっすね。今回4年半ですけど、トンボみたいにメイキングが一番好きっていう人いるやんか。

トンボ:もう、絶対メイキング!

西野:買うタイミングが発売からになってんのってもったいないから、4年半かかるものは、4年半ずっと予約販売したほうがいいよ。

のぶみ:4年半、予約販売すんだ?

トンボ:絶対いい。

西野:販売サイトを一緒に作っちゃって。今は、BASEとかあるから、欲しいタイミングで買えるっていう。

のぶみ:それできるんですか?

西野:できますできます。今回もBASEで『えんとつ町のプペル』は、半年前から予約販売スタートして、だから1万部だったんです。

のぶみ:俺それやりたいな。すげー。

西野:のぶみさんが、よくFacebookで、「Aパターン、Bパターンかどっちがいい?」みたいな。

のぶみ:やりますやります。

西野:あのときに、すでに下に販売サイトがくっついていたら。

トンボ:おもしろいですよね。

のぶみ:僕はラフの段階からけっこう見せるので。それあると絶対いいですよね。

西野:今風で。

のぶみ:参加させていくってのが、おもしろいよなあ。やっぱり。

西野:そうですよね。

トンボ:最高ですよ。じゃあ、そろそろ有料にうつりたいと思います。