近代・現代美術史の学び方

こんにちは。今日は近代・現代美術を学びたくて興味があるけれども、授業を受けたことがなかったり、どのように始めたらいいか分からない人たちへの助け舟となるでしょう。

まず、方向付けを行いたいと思います。近代と現代美術というのは、ある意味混乱を招く用語であり、近代美術というのは驚くべきことに、今ここで創られた作品を指しているのではありません。今ここで、つまり2016年の作品を指すのは現代美術、という言葉です。近代が先にあり、その後現代が来るというわけです。

言葉として、近代美術と現代美術はほとんど同意語であると承知しているのですが、そういうものなのです。もし近代美術と現代美術の違いをもっと詳しく学びたければ、その違いを説明するビデオがこちらから確認できます。

まず最初にどの時代のことを話すのか、世界史において一般的に何が起こった時代なのか、あなたが関心のある特定の国では何が起こったのかを確認しておくのが良いでしょう。それはウィキペディアに載っているような情報や、年表上どの部分の話なのか、概略を理解するのに役に立ちます。

また、興味を引く出来事や、好きな描写、嫌いな表現を判別するのにも役に立つでしょう。私はすべてを愛することはできませんし、あなたもすべてを愛する必要はありませんが、多方面にわたる知識を身につけることは重要で、好きであってもそうでなくてもその存在を認識することは良いことだと思います。

2つ目は、読んだり、書いたり、聴いたり、観たり、すべての行為です。そのことについては前回のビデオで私が話していることで、あなたが観たくなるような題材を見つけ出すことができるでしょう。みんなそれぞれ好みが異なるので、そのビデオを見れば異なる題材でいくつかのおすすめが確認できます。

そして地元の美術館や博物館に行ってみてください。解説付きのツアーに参加するのも良いと思います。ウェブサイトを閲覧するのは難しいこともあるかもしれません、なぜなら写真があまりよくなかったりするからです。

インターネットで学べる芸術

「Google Arts & Culture」や「Artsy」はかなり良い品質の写真を提供しているので、良い選択肢となるかもしれません。本物ほどは素晴らしくないにしろ、観ているものが何か良いアイデアが浮かぶと思います。少なくとも、インターネットがあればだれでもアクセスできるので、とても素晴らしい方法だと思います。

3つ目は、議論することです。人と話すことは本当にためになり、また人に教えることで自分も学べることがたくさんあります。私も個人的にこのようにビデオで話すことで、自分自身も学んでいます。オンライン上で、テレビ番組のように話をすることも出来ますし、友達や仲間と話すことも出来ます。

また好きなことや学んだことをブログに書くことも有効です。もし公にするのに抵抗があるなら、おもしろいと思ったものや学んだこと、書きたいと思ったことなんでも日記に書くだけでもいいです。

4つ目は、発展させることです。繰り返し、発展させ、続ける。もしあなたがなにかの専門家であっても、学ぶ材料はたくさんあります。すべてのことに対する知識を広げ、深めることはとても素晴らしいことだと心から思います。なので、私は好きなことでなくても、まんべんなくさまざまなことを学ぶことをみなさんに勧めています。あなたが何に興味を持つか誰もわからないし、以前より興味を持ったり尊敬できることに出会えるかもしれません。

これらは私が提供するとても簡単な番組です。そんなに大変なことではなく、必ずあなたもできますので、ぜひ楽しんで学び続けてくださることを願っています。それでは、また。