両候補への想いを語る

蓮舫氏(以下、蓮舫):みなさま方のご選出によりまして新代表になりました、蓮舫です。

改めて、党員サポーターにみなさま方、総支部長のみなさま方、両院国会議員のみなさま方の思いに対して、この重責をしっかりと受け止めて、必ず選んでいただける政党に立て直す先頭に立っていきたいと、改めてお誓いをさせていただきます。ありがとうございます。どうかよろしくお願いいたします。

(会場拍手)

先ほど言えなかった言葉から始めます。両候補を褒めたいと思います。

(会場笑)

前原誠司候補、ずっとまぶしく思っていました。2004年に初当選をして、2005年の郵政解散。惨敗をした我々の政党で誰も手をあげなかった時に、真っ先に手をあげて、まっすぐに政策を訴えた眩しい背中を、私はずっと見てきました。

若い人が挑戦できる政党に入れたことを誇りに思ってきました。その前原さんと戦えたこと、本当にうれしかったです。学ばせてもらいました。

玉木雄一郎さん、若いふりをしていますが、私と1歳しか違いません。大きく違うのは、天才です。秀才です。提案力がある。そして、素直に聞き入れる力もある。

そういう期数の若い人も手をあげる民進党であること、改めてこの3人で一緒に戦わせていただいたこと、代表選管のみなさま方のお骨折りで、11ヶ所で多くの党員サポーターのみなさま方の前で公開討論会をして堂々と議論ができたこと、私は一生忘れません。

3人揃って次の世代へ。人への投資。前原さんがおっしゃった「All for All」。政策も党も「All for All」、この考え方をぜひ踏襲させてください。

これから先、私が向かうべきは巨大与党です。大きな大きな与党と対峙する。人気の高い今の政権と向き合う。

そして堂々と批判ではなく提案、私たちの提案力、想像、国のあり方をもって、しっかりと戦って、選択していただける政党にぜひ一緒にしていただきたいと、改めてお願いを申し上げます。

これからも茨の道かもしれません。まだまだ険しい道かもしれません。それでも、登り続けて登り続けて、私たちは、我々が今、同じ思いを持っている国をしっかり政権を担って、つくっていきたいと改めて思います。

みなさんの力を貸してください。みなさんの能力を貸してください。一緒になって、民進党を建て直して、選んでいただける政党にするために、一生懸命がんばってまいりますので、これからもどうぞよろしくお願いします。本当にありがとうございました。

(会場拍手)