どうやって政党を選んだらいい?

高橋亮平氏(以下、高橋):じゃあ、やっていきましょう。

たかまつなな氏(以下、たかまつ):どうやって(政党を)選ぶのか、とても難しいですよね。なにかあります? どうやって選ぼうかみたいな。

結城まお氏(以下、結城):それ、政経の先生に話したんですよ。 そしたら、「どれがいいかわかんないですけど、やっぱり行ったほうがいいですよね」みたいな話をしてて。そしたら「うん。そうだよね」って。「じゃあ、白紙投票してきなよ」って言われて。

たかまつ:えっ、先生が?

高橋:それ、さっきね、ひどい先生だなって話をしてたんだけど。これね、僕ちょっと怒り心頭なんですよ。

なんでかというと、「先生のテストぜんぜんわからないですよ、先生教え方イマイチだから。どうすればいいですか?」「それはね、白紙で出せばいいんだよ。テスト」ってその先生絶対言わないでしょう。なのに、他人の選挙のことだと思ったら、白紙ですよ(笑)。

たかまつ:ひどいですよねー。めっちゃひどくない、それ?

高橋:僕今日ね、「その先生のテスト白紙で出せ」って教えて帰りそうな勢いですけど。

(一同笑)

たかまつ:ダメですよ(笑)。

高橋:ダメですか(笑)。映さないでください。

たかまつ:取材来てますから(笑)。

高橋:まあ、そういうことも含めてね、わからない人とかけっこういると思いますし。逆にいうと、大人の人も、そうやって子供に聞かれたときにわからない人もいると思うんですね。

たかまつ:確かに答えられないですよね。なかなか自分の子供にそれ言われたら。

高橋:そういうことも含めて、今日お話しをしたいなと思います。いいですか? 30分ぐらいあるんでしたっけ? 押してるからもう少し短くかな。プロフィールは飛ばしちゃいますね。

まず最初に、今日これ内々でたかまつさんに、僕、今日、政策というものについて話をしようと思ってるんですけど、政策について話をしようと思ったら、その前に「政策ってなに?」とかね。「誰が政策を作って、誰が訴えてるの?」とか、そういうことから説明してよと言われたので。

たかまつ:わかんないですよね。

プロ野球でどのチームを応援するのかと一緒

高橋:まあわかってると思う。本当はわかってると思うんだけど(笑)、わかってない人もいるかもしれないので、そういうことも含めてお話ししようかなと思ってて。

まず1つ、政党というところが、それぞれ政策ということをしゃべってます。政党ってなにかというと、要はグループとかチームだと思ってください。

ジャニーズにも嵐とかV6とか関ジャニとかいるように、政治家のなかにも、自民党とか、民進党とか、公明党とか、そういうグループがあるわけですよね。

たかまつ:基本的には同じ考え方を持ってるグループなんですよね?

高橋:そうそう。その中はね。自民党さんの中は同じことを考えてる。で、それ以外の人たちとは仲悪かったりしてるんですね。そういうグループがあるよというのをまず知ってほしくて。

あとは、選挙というのはなにかというと、1つは「どのグループをみんなは応援するの?」と。

例えばプロ野球が開幕しましたと。「どのチームを応援するの?」とか。Jリーグが開幕しました。「どのチームを応援するの?」ってあるじゃないですか。そういう応援するチームを決めましょうというのが、まず1つあるんですね。

もう1個が、政治家というのは人で、「じゃあどの人を応援しようか?」ということを選ぶ。この2つのことを決めるのが選挙なんです。

で、どの人を選ぶかっていうのでいうと、例えば僕が政治家だったとして、「僕を応援してください」。「いい人だな」と思ったら応援してくれてもいいと思うし、「この人合わないな」と思ったら応援しなくてもいいと思うんですけど。

その人が好きか嫌いかってすぐわかんないじゃないですか。政治家はしゃべるのうまいので、その時だけいいこと言ってね、「いい人だな」と思ったら、実は悪いこと考えてたら困りますよね。

そういうので、どういう考え方の人なのかということをわかってもらうためには、この人どのチームなのかなというのを知っていくと、「この人いい人そうだけど、あのチームなのか、じゃあ応援するのやめよう」とかありますよね、それ。

巨人ファンの人が、広島カープの超一流選手に対して「あいつ確かに一流なのはわかるけど、俺巨人ファンだからやっぱりあいつは応援できないんだな」ってあるじゃないですか。同じ感じです。

どのチームを応援するかというのを考えましょうとか。そのチームが言っている「こうしたいんです」というのはなんなのか。これが政策だと思ってください。

今日、ここからは急に難しくなっちゃうんですけど。「やっぱり学校の先生だな」と思われちゃうかもしれませんが、やっぱりそういう政党の中にも、若い人の味方の政党と、実は隠れて若い人の敵の政党と、やっぱりいるわけですよ。

今日は「どこが味方です」ということまで教えちゃうとブブーって言われてガチャン(手錠をかけられる仕草)ってなっちゃうので、今日はそこまでは言えないですけど、みんながどうやったらだまされないで味方が見つけられるかなみたいな話をお話ししたいなと。

題して「ワカモノのミカタ政党はどこだ!」ということを今日みなさんにお話ししたいと思います。

たかまつ:気になる。はい。

若者の味方と敵の見分け方

高橋:そうですよね。今日はその政策全部については言えないので、とくに若い人がこのへん見ると若い人の味方だとか敵だとかわかるよ、というところをいくつかご紹介したいなと思っていて。

1つは、「若者の政治参画」みたいな話です。こういうふうにいうとちょっと「ん?」ってきますよね。

なにかというと、さっきの話と一緒です。若い人の声をちゃんと聞いて政治をしようと思っているのか、もう若い人は政治に参加しないでと思っている政党なのかということです。

どれぐらい若い人に「こういうことでも声を聞かせてよ」とか「こういうのを権利をあげるからこういうふうに主張してよ」ということを言っているか、言っていないかを見ていきましょう。これ1つ目。

2つ目が、18歳19歳だと、多くの人が高校生とか大学生なので、あんまり働くって関係ないじゃんと思われがちなんですね。だけど日本では義務教育というのは中学までしかないので、実は18歳19歳でも働いてる人っていっぱいいるんですよ。そういう意味では「働く」って若い人にも関わってくるなと思うと。

それともう1個、働く人の政策っていうと何歳ぐらいの人向けだと思います? 働く人向けの政策って? どうですか。いいですよ。会場のみなさん。

参加者6:30代~40代くらい。

高橋:でも、定年って何歳でしたっけ?

参加者6:定年は60……。

高橋:そうですよね。定年は60代なのに、なぜか働く人向けの政策というと、30代~40代向けの感じの印象ありますよね。彼の思ってるのってそういう感じだと思うんですよ。

なんでそういうふうになってるかというと、労働雇用政策、働く政策っていうのはだいたい損するのは若い人になってきます。

もっと露骨にいうと、働く政策で一番困るのってほとんど大学卒業だと考えると、22歳の人ばっかり困るんですよ。

なんでかというと、ちょっと景気が悪くなって社員を減らそうかなって思うと、新しく入ってくる人を減らそうと思うんですね。

だから、いつも日本では20代の人が一番損をして、次30代~40代の人が損して、となっていくので。そういうふうに会社に任せると、若い人たちが損しちゃうから、政治がそれを守ろうとする。

つまり政治がお金を入れてやろうとすることは、その人たちを守ろうとするので、どちらかというと、この政策も20代とか30代、若い人が得することになってきます。だから、これが2つ目です。

もう1つは、税と社会保障って、これ一番わかりにくい話なんですけれども。さっき高齢者の人が得する。で、若い人は損するって話してましたよね。これの原因を作ってる政策というのは、実はこの税と社会保障というやつなんです。

なので、これについてもみんなに説明したいと思います。要するに損しないようにするにはどうすればいいのかって話ですね。

たかまつ:確かに気になる。

政策を見る際に若者が見るべきポイント

高橋:そうでしょう? その次がみんなも聞いたことあると思うんですけど、「保育園落ちた。死ね」って知ってます? ニュースになりましたよね。

僕的には子供の前で「死ね」とか大人が言うのはあんまり好きじゃなくて(笑)。それをちょっとピックアップすると、子供の教育上よくないんじゃないのと思うんですけれども。

そういうふうに言わなきゃいけないぐらい、もうお母さんが我慢できなくなっちゃってる。精神的に追い込まれちゃってる。

そういう状況を作ってるというのもあって。今、少子化で子供が減ってるのが大変だって言われてる。なんで大変かわからないかもしれないですけど、大変だと言われてる。

そうすると子供を増やさないといけないじゃないですか。なのに子供を増やさせようとしていない政策になっているので、「子供増やさせるとか、子供産みたくなるとかいうふうにしないといけないんじゃないの?」って言われてます。それも実は若い人向けの政策ですよ、ということで、それを入れました。

それから最後は、みんなにはわかりやすいと思うんですけれども、教育政策。要するに学校をどうするかとか、大学どうするとか。そういう教育についてもけっこう未来の若い人たちには関係するので、そういう政策。

これ以外にも政策っていっぱいあって。例えば今回の総選挙のなかだと、いろいろ言われてますけど、1つは「消費税を増税するのをやめました」って日本の総理大臣が言いましたよね。そういうこともこの税の問題に関わってたりとか。

あとは与党と野党というのがあるんですが。あとでまた説明しますけれども、野党の人たちが言ってるのは、安保法制というのを含めて、そういう安全保障をどうしますかという政策とか。

まあ、いろいろな政策があるんですけれども、今日はなかでもこの若者に関係するところに集中してお話をしたいなと思います。ここからいきなり難しくなりますからね。

私がいろいろ政党の政策こうやってぶわーっていっぱい並べてるんですよ。これ主要8政党の若者参画の政策を、全部マニフェストから引っ張ってくると、(スライドを指して)こうなってるんですね。

「読めないよ」って思うでしょう。今日読ませようと思ってないのでこうやって書いてるんですけど。これぐらいいっぱいいろんな政党がそれぞれ出してるんですね。

それは、興味がある人はまた資料を渡しますし、みなさんで調べてもらいたいと思うんですけれども。とくにここを見るとわかりやすいよというのを、紹介したいと思います。

若者が参画するという話のなかでも、おもしろいように急に出てきた政策があって。それが「被選挙権年齢の引き下げ」というやつです。

これはなにかというと、さっきたかまつさんが紹介してくれたように、選挙権年齢というのは、今回18歳からに変わりましたよね。「やったー」ですよ。

ぜひ行ってもらいたいと思いますけれども。まあ、行かなくてもそれは自由ですけど。

ただ、20歳の人は行くか行かないかも自分たちで決められたんだけれども、18歳の人は「行かない」しか選択肢がなかったんですね。

18歳でも行きたい人はいるかもしれないんだよ。それが行けるようになる。行きたい人がいけるってけっこう大事かなと思うんですけど、そういうのができる。

被選挙権年齢引き下げに着目すると

でも、選挙ってそうやって投票することと、あと立候補すること、両方あって選挙ですよね。立候補する人はいまだに25歳にならないと立候補できないって知ってました?

だから例えば、さっき言ったように若い人が損してるから、「同世代の同級生とか政治家にしたいんだけど」みたいなことを考えるわけですけれども、そういうことは今のところ実はしちゃダメですよと。

たかまつ:私だからまだ立候補できないですよね。

高橋:それは、たかまつさんが能力できないんですよ。じゃなくて……。

たかまつ:そんな。こんな勉強してるのに(笑)。

(一同笑)

高橋:じゃなくて、年齢がいってないというだけ。

若い人でももしかしたら能力があって、「いやあんな爺さんよりこういう人にしたほうがいいんじゃないの?」という人がいるかもしれないですよね。

そういうふうに能力があって若くて意欲がある人だったら、もっとしてもいいんじゃないという考え方に急に各政党が変わってきましたよって。これ、いいことだと僕は思っています。

詳しいことはまた飛ばすんですけど、こういう政策が各政党並んでます。今日は主要8政党調べてきて、そのうちの6政党が、この被選挙権年齢引き下げって書いてますよというふうに言ったんですけど。

ここで見ると、これ詳しい人もいると思いますけど、今25歳から立候補できます。ただ、衆議院選挙と、あと首長選挙とか、そういうのは25歳からできるんですけどれども、参議院議員選挙はなぜか30歳からしか立候補できないんですね。よくわからないですけど、そういうふうになってる。

なので、その各政党がなんて言ってるかなと見ると、民進党というところを見るとね、民進党は、今25歳と30歳のやつを20歳と25歳にそれぞれ5歳ずつ引き下げます、と言ってます。それから同じことを一番下の社民党というところも言っています。

大阪維新というところは、全部、衆議院も参議院もそんなめんどくさく分けるやめようと。全部選挙権が18歳なんだから、被選挙権も18歳にしちゃえばいいんじゃないの。わかりやすいじゃない。という政党。

こうやってみると、あとの政党の政党は「何歳」とは言ってないよね、というふうに見えるんですね。

これだけ見ると、一番注目集めるのって数字で。「18歳」って言ってるところが一番いいような気するよね。

たかまつ:確かに。

高橋:「一番いいのは大阪だ」っていう気はするわけですけれども。それだけじゃないよというのを今日紹介したいと思っています。

下げます・検討します・目指しますの違い

こういう政治家って言うのうまいじゃないですか。思いません?

よくおばちゃんとかおじちゃんとか、こういうふうに言うんですよ。「政治家はみんないいこと言う。誰が本当のこと言ってるのかとか、誰がどっちが本当にいいこと言ってるのかとか、わからない」と言うんですけど。騙されちゃいけないですよ、ということを今日紹介したいと思います。

実はこうやって数字のところばっかりみてますけど、実は大事なのはこっちですよと。(スライドの)青いところじゃなくて、赤いところです。こうやってみると、注目しないですよね。

被選挙権やりますって、被選挙権年齢下げますってみんな読めるんですけど、実は違って。自民党は「検討します」。公明党と社民党は「目指します」って言ってます。あとのところは「下げる」って言ってるんですね。

たかまつ:これ全部同じに聞こえますけどね。

高橋:聞こえますよね。これどういうことだって詳しく説明すると、どの政党が良い・悪いじゃないですよ。読み方の問題ですけれども。

要するに「下げる」と言ってるところは、下げなかったら、この公約を守れたって言いますか? 言いませんよね。下げなきゃだめなんですよ。「下げる」と言ったところは下げなきゃいけない。

でも、「目指す」って言ってるところは、下げれなかったけど目指したら、公約は?

結城:OK。

高橋:OKですよね。つまりは、がんばるんだけど、そっち方向でがんばるんだけれども、できるかできないのかわからないので、とりあえず「『目指します』ということだけ言っておきます」って言ってる。

どっちが本気感感じます? それは「下げます」って言ってるところのほうが本気っぽい感じがしますよね。

もうちょっと見ましょう。じゃあ「検討します」って言ってますね。「検討します」と「目指します」はどっちが本気なんですか?

鈴森・結城:目指す。

高橋:そうですよね。「目指す」のは「そっちのほうに行きます」って言ってますけど、「検討」というのは「目指すのか・目指さないのかを検討する」ということになるので。検討した結果、目指さないことになりました、というとこの公約は守ったことに?

鈴森:なる。

高橋:なるんですね。

たかまつ:え~。すごい。

高橋:つまりは被選挙権年齢引き下げって書いてあるけど、「検討する」ということしか書いてないので、やる方向なのかやらない方向じゃないかを決めれば、もうそれで守ったことになる。

たかまつ:ずるいですね。

高橋:ずるい気がしますね。こういうところが大事ですよ、というのをぜひ今日みなさんには見てきてもらいたいなと。

政党の本気度を見てほしい

これ今日わかりやすくやってきたんですけれども。やっぱり、ポイント1、政策を見てもらいたいんですね。みなさん、政策っていうと難しいと思うと思うんですけど、全部を見る必要はとくにないです。

みなさんが例えばスポーツが好きだったら、オリンピックのこととかスポーツに対する政策とかでもいいと思いますし。例えば、みなさんが教育がやっぱり大事だなと思ったら、そこを中心的に見てもらえばいいと思います。

みなさんがここを見ようと決めたところをちゃんと見てもらえればいいと思うんですけど、その見るポイントとして、そこの政党は本気でやる気なのかということをぜひ見てもらいたいと思います。

たぶん政党のなかには、たぶんどこの政党がそうですよというと、さっきちょっと言い過ぎちゃいましたけど、これたぶんあとでカットできるので。あ、できない。生放送だ。

(一同笑)

やばいですね。ガチャンってなっちゃうかもしれない(笑)。ならない程度にお話しをさせていただきますけど。

やっぱり大事なのは本当にやる気なのかとか。あとは、「できればその方法でやりたいな」と思ってるけど、「やります」って言い切っちゃうと危ないと思うからちょっとトーンを下げてしゃべっておきましょうって言ってる政党なのか。

あとは、自分たちでそんなこと本当はできないと思ってんだけど、「一応ここでやるって言っておくとイメージ上がるし言っておこうかな」という政党なのかとか。

あとは、本当はやりたくないと思ってるんだけど、「やっとく」って言ったほうが選挙のとき有利だから、「リップサービスでとりあえず言っておこうか」という政党なのか。

ということを見極めなきゃいけないよ、ということをみなさんに覚えておいてもらいたいなと思って。

たかまつ:これは難しいですね。読み解くの。

高橋:そうですよね。ここがけっこうおもしろいところで。まずは政策をマニフェストとか公約というのがあるんですけど。1回、一部でいいから、どこかの政党のものをもらってきて、興味あるところだけ読んでもらえればと思うんですけど。

最初は単語で探しますよね。教育とか、わからないけど、スポーツとか、自分の興味のありそうな単語で探します。

単語が見つかったときに読んでいくと、実際大事なのはその単語じゃなくて、最後の「します」とか「検討します」とか。そこが大事ですよという話です。

「検討します」は赤ですね。「めざします」だとだいたい黄色で。「やります」とか「実施」とか書いてあると、もうそれ本当にやる、本気なんだなというのがわかるというポイントです。

たかまつ:使えそうですね、私たちも。

高橋:そうですね。

たかまつ:親からね、プレッシャーとかあるじゃないですか。「大学受験で慶応入りなさいよ」。

高橋:ありありじゃないですか。

たかまつ:「検討します」って(笑)。

(一同笑)

高橋:「じゃあ、今日勉強するかどうか検討したいです」。

たかまつ:「検討します」。「宿題はまだなの?」「検討します」(笑)。

(一同笑)

高橋:今日からみなさんは言えるわけですよ。たかまつさんみたいに「東大目指します」。目指すだけでいいわけですよ。行けなくても。目指すのね。

あとは「東大行くか検討します」。これも即言えますね。そういうことを考えてもらうと、政策も見えてくるんじゃないかなと思います。