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【全文】ニケシュアローラ「孫正義社長には、人類への貢献の仕方について学んだ」ソフトバンク株主総会

【全文】ニケシュアローラ「孫正義社長には、人類への貢献の仕方について学んだ」ソフトバンク株主総会

昨日、ニケシュ・アローラ氏がソフトバンクグループの代表取締役副社長を退任することが発表されました。どのような経緯で退任に至ったのか。本日行われているソフトバンクグループ第36回株主総会でのアローラ氏の挨拶を書き起こしました。

シリーズ
ソフトバンクグループ 第36回定時株主総会
2016年6月22日のログ
スピーカー
ソフトバンクグループ株式会社 代表取締役社長 孫正義 氏
ソフトバンクグループ株式会社 代表取締役副社長 ニケシュ・アローラ 氏
参照動画
第36回定時株主総会

ニケシュ・アローラ氏退任の挨拶

司会 定刻になりましたので、社長、議長席へお願いします。 (会場拍手) 孫正義(以下、孫) おはようございます。代表取締役社長の孫正義でございます。株主のみなさまにはご多忙のところ多数ご出席くださいまして誠にありがとうございます。 日頃より、格別のご支援を賜り、この席をお借りしまして熱く御礼を申し上げます。 また、このたび、熊本県を震源とする地震により、被災されたみなさま方に心よりお見舞い申し上げますとともに、1日でも早い復興をお祈り申し上げます。 当社、定款第13条の定めにより、私が本総会の議長を務めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 それではただいまより第36回定時株主総会を開会いたします。 なお、昨日の発表のとおり、当社代表取締役副社長でありますニケシュ・アローラは、本総会終結の時をもって、代表取締役及び取締役を退任することに伴い、本総会は欠席となりますが、株主のみなさまへ一言ご挨拶がございます。 それではニケシュに一言ご挨拶をお願いしたいと思います。ニケシュ。 (会場拍手) ニケシュ・アローラ(以下、ニケシュ) 株主のみなさま、孫社長、それから役員のみなさま、本日この機会を頂戴しまして、ソフトバンクでこの2年間お仕事をさせていただきましたことにお礼を申し上げたいと思います。 ソフトバンクの社員のみなさん、孫社長、宮内さん、そしてチームのみなさまに、本当にいろんなことを教えていただきまして、グローバルな通信会社としてのあり方を学ばせていただきました。 また、宮坂社長、それからヤフーという日本のインターネットプレイヤーとしての中心を担う社員のみなさまにも、アメリカを超えるすばらしい成長というのを拝見いたしました。 孫社長ご本人からは、そのすばらしいアイデア、パラダイムシフトを見つけるその能力、そしてそれに対する投資というかたちで、ソフトバンク、そして人類に対する貢献の仕方について学ばせていただきました。 また、スプリントに対する孫社長のすばらしい決意も、ボーダフォン当時と同じように、今後も成功するようお祈りを申し上げます。

ソフトバンク変革のための「種まき」を行った

2年前、孫社長からは、ソフトバンクの変革に伴う「種まき」について仕事を与えられたと思っております。重要なテーマである「300年成長し続けるための戦略」ということだったと思っております。 孫社長、それからチームのみなさまとの何時間にも及ぶ話し合いのあと、我々としては、ソフトバンクの将来は、事業会社、そして投資会社のすばらしいリーダーとともにある集合体であるべきだと結論づけました。 また、こういった事業の創業者やリーダーたちは、将来的に成長していき、ソフトバンクファミリーの一員となっていくと思っています。 こちらをシンプルなアイデアとして「ソフトバンク2.0」と呼ぶようになりました。 これには非常に重要な作業が3つあったと思っております。まず最初に仕組みづくり。それに対する人材。そして実行力です。 我々はその2年前に企業の再構築を行いまして、ソフトバンクをソフトバンクグループ株式会社として再編成し、その下に事業会社、そして投資会社を設けました。 またそのなかで人を見つけ、適切な採用を行い、そして投資を行って、我々としては大きな努力を進めながら、成功してきたと。 そのなかで孫社長、それから役員のみなさま、ロン・フィッシャーさんの大きな関わり、お手伝いをいただきながら投資チームを結成することができたと思っております。 最後は実行力でございますが、孫社長はトレンドを見出す非常にすばらしい能力をお持ちで、アリババの後はeコマースについて着目されております。 その後、投資先としてSnapdeal(スナップディール)、Coupang、Tokopediaという会社を見つけてきました。 またインドにつきましても、中国の10年前と同じであるということで投資をしよう決断も行い、そのなかでOYO、OLA、ハウジングといった企業に投資を行ってまいりました。 この分野で、アメリカでは我々は出遅れたと感じておりましたので、その代わりにフィンテックという新しいフィールドを見つけて、SoFiという企業に投資をしております。

「ソフトバンク2.0」に向けた基盤を作れたという自負

投資をするだけではお金は儲かりません。やはり売却が必要となります。 そのため我々としてはここ数ヵ月、6週間のうちに、このたび資金化というかたちで180億ドルというキャッシュを生み出すことができたということに非常に誇りを持っております。 そういった意味で、今後のソフトバンクの成功へとつながる基盤を「ソフトバンク2.0」に向けて作ることができたと自負をしております。 実際、こういった若い創始者や創業者に会うなかで、孫社長が実は若返りになったと考えております。 また、これから先、5年10年と孫社長がソフトバンクグループを率い続けるというかたちで情熱とエネルギーを取り戻されたと感じております。 この孫社長の決断について、私は非常に尊重し、また十分にサポートさせていただきたいと思っております。 孫社長はまだまだお若く、そして気持ちの上でも心の上でもこれからの先ずっとリードしていくことができる方であると信じております。 こちらで私としては、株主のみなさまのサポート、役員のみなさまからのサポート、そして孫社長からのサポートについて、厚くお礼を申し上げたいと思います。 また私としましては、今後もソフトバンクのサポーターとして、アドバイザーとして、今後も継続してサポートをしたいと思っておりますので、それにつきましても株主のみなさまからもご理解をいただきたい、そしてサポートを頂戴したいと思います。 そのなかで私としてもこれまでの投資先、これからの投資先に対してアドバイスを行っていくこと、また同時に私も次のチャンレンジを行っていきたいと考えております。どうもありがとうございました。 (会場拍手)  Thank you, Nikesh. 本当にすばらしい人物ニケシュにたいへん大きなサポートいただきました。今の挨拶のとおりですけれども。 このあと、またみなさんからもいろんなご質問があると思いますので、そこでまた詳しく私の心境だとか、理由だとか、そういうことについてもコメントさせていただきたいと思います。

  
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