オリンピック委員会に恥をかかせてやろうと思った

西野亮廣氏(以下、西野):僕わかったんですけど、最初はちょっと鼻を明かしてやろうというか。(エンブレムの最終候補が)4つ選ばれたじゃないですか。4つ選ばれて、けっこう無難なんが多くなかったですか? 全部。

小谷真理氏(以下、小谷):たしかに。

絵本作家のぶみ氏(以下、のぶみ):まあ、そうですね。

西野:悪くもないけど、良くもない。

のぶみ:ちょっと目立つと怒られるかもっていう感じはあったかも。

西野:そっちで、ブレーキ踏んでる感じのやつが多かったですよね。

のぶみ:うん。

西野:それで、あんまりおもしろくないなと思って、負けエンブレム展をやって、「こっちのほうがおもしろいじゃん」「こっちのほうがいいのあったじゃん」みたいな。

それで審査員とか、全員の鼻を明かしてやろうと思ったんですよ。五輪委員会とかに恥をかかしてやろうと思ったんです。

のぶみ:それ、なんの対決なんだ(笑)。

西野:なんか思っちゃったんですよ。

小谷:楽しいっすけどね。

結局、JOCの審査は正しかった

西野:なんか困らせてやろうと思ってやったんすけど、バーッと400〜500個全部見てみて、あの4つが残る理由がすごいわかりました。

小谷:あー。

のぶみ:それ、ちょっといい話じゃないですか。

西野:そうなんすよ。結局僕、「邪魔してやろう」と思ってスタートしたのに、「いやいや、審査正しかったぞ」と思ったんです。

のぶみ:なんでなんですか?

西野:というのは、届いたやつの9割ぐらいが日の丸なんですよ。

小谷:ほー、なるほどなるほど。

西野:ほぼ日の丸をモチーフにしたやつで。

のぶみ:でも、日の丸……。エンブレムになってるのはないですからね、やっぱりほかのやつでもね。

西野:そうですね。でも、みんな送ってくるのはだいたい日の丸なんですね。日の丸をちょっともじって、「私は日の丸の中に桜の模様を入れました」とか。とにかく日の丸をもじってるんですね。

そうなってくると、選ぶのは人じゃないですか。審査員も人じゃないですか。日の丸がずっと続くと、日の丸が来ただけで、このデザインがどうであろうが、「もう日の丸ええわ」ってなると。

小谷:ちょっと飽きてますよね。もう日の丸は嫌やと。

西野:違う味がほしい。海外行って洋食ばっかり食べたら、もう和食そろそろ食べたいみたいな、あの感じ。

小谷:なるほどなるほど。

のぶみ:うん、わかる。日の丸が多かったんだ。

西野:むっちゃ多いっす。ほぼ日の丸です。それか、たまに富士山。

小谷:ああ、「日本といえば」の。

のぶみ:それ知ってる人って、西野さんか五輪の選考委員だけなんじゃないの(笑)。

西野:そう! そうなんですよ!

のぶみ:なんなんだ、その立場(笑)。

最終候補4作品が残った理由

西野:僕400〜500個見て、最終候補に残った4つがその400〜500個の中に入ってたとするじゃないですか。僕はたぶん、その4つを負けエンブレム展で残してるんです。

小谷:ほー!

西野:やっぱり日の丸、日の丸、日の丸……風神雷神って来たら、「ちょっとこれええな」ってなるんです。

小谷:なるほど。フリが効いてるんや。

西野:そうそう。日の丸が全部フリになっちゃってて。そらあの4つが残るよなと。なんかやっぱり、その中に入ったら目立つし、やっぱりこう……差じゃないですか。

のぶみ:日の丸の中のベストのやつは、残らなかったってことですよね?

西野:日の丸ばっかりで、日の丸だけで……。

のぶみ:いや、その中の一番いいやつは残んなかったの?

西野:僕の中ではあんまりなかったですねぇ。要は、わからんくなるんですよ。日の丸ばっかりで。

小谷:はいはい。なるほどなるほど。

のぶみ:そうか。

西野:風神雷神とか、朝顔のやつとかが残る理由は、こんなに一般公募して、こんだけ……。400〜500個であんな日の丸、日の丸でお腹いっぱいになのに、そら1万5000ぐらいあって9割日の丸だったら、日の丸残んないですよ。

小谷:ほんまやわ。

のぶみ:もう見たくない。

西野:見たくない。

のぶみ:たぶん、日本の日の丸の国旗って、「ものすごくいいデザインだ」って各国から言われてるんですよね。

西野:あー。

のぶみ:だから、「これが誇りなんじゃないのか?」って思ったんだろうね。

西野:いや、そうっすね。

小谷:なるほどなるほど。

西野:いやー、だからやってみてわかりました。

有料放送は文字化できない話だらけ

のぶみ:じゃあ、なんで蝶のやつは落ちたんですか?

西野:いや、蝶のやつは一番良かったんですけどね。なんなんだろうなあ……。いやでも、これはちょっと言えないです。僕はいろいろ聞きました。

のぶみ:うん。

西野:でも、ここではちょっと言えないです。有料放送みたいな。

のぶみ:(笑)。

小谷:そら、もちろん!

のぶみ:もう、有料誰も見てないんじゃないのかと思って、バンバン言ってるけど、けっこう見てるんだよね(笑)。

西野:そうなんすよね。文字化とかされたら、終わりっすよね。

小谷:文字化されたら終わる(笑)。今の時代ね、ようされるし。

のぶみ:いやこれ、たぶん書かれるわ。

西野:いろいろ聞きました。

のぶみ:誰から聞いたんすか?

西野:ちょっとそれも、絶対言えないです。

のぶみ:それも言えないんだ。マジで?

西野:絶対言えないんですけど、聞きました。

のぶみ:ごめんなさい。(山口)トンボさんが今日いないんですよ。(コメントにて)「トンボさん、声がでかすぎる」って書いてあるんだけど。これ、ホームレス小谷さんです(笑)。

小谷:僕です!

西野:小谷、もう飲んじゃってるんで。

のぶみ:飲んじゃってます(笑)。

小谷:すんまへん!

西野:あ、小谷、マイクを離されたな(笑)。

小谷:ナイス判断(笑)。

のぶみ:いや、すげーなあ。

小谷:あの人、やるやん(笑)。