バイオレンズに対する興味

DaiGo氏(以下、DaiGo):バイオレンズがあるじゃないですか、目に入れて映せるレンズ。あれができたらもう僕は「目を開けてる間ずっと本が読めるのに」と。

猪俣武範氏(以下、猪俣):今、Googleがやってるやつですね。いろいろで作っていて。あれ、たぶんできるんですよね。厚みがある程度になれば。たぶん、いま問題になってるのは、あれだけ薄いのに電気の供給をどうやるかっていうのと、あと、Wi-Fiにもつながなきゃいけない。そのへんがいま問題になってるみたいですけど。

柳内啓司氏(以下、柳内):眼科の先生だから。

DaiGo:たしかにそうだ。

猪俣:実はそうなんですよ。そこに実は興味あって。僕はもうメディカルに使うようなコンタクトの開発を少しやってるんですけれど。やっぱり、Googleコンタクトレンズみたいなデバイスは、たとえば、あれで血糖値がわかるとか、眼圧がわかるとか、涙や何か別な物質がわかるとか。

柳内:その成分を採取して見れるわけですよね。

猪俣:そうなるといいと思うんです。

DaiGo:僕、人柱になります。さすがにまだ目は写せないので、オーディオブックめちゃくちゃ好きで。もうひたすら聞いてますね。倍速にしたやつをアプリで倍速にして聞いたりとか。

猪俣:それが一番時間の有効な使い方って言いますよね。2倍で聞きますからね。

柳内:勝間さんとかもKindleを音読にして読んでるとかはメルマガにありましたね。

DaiGo:レーシック、僕、できなかったんですよ。レーシックやりに行ったんですけど、僕は生まれつき角膜が薄いらしくて。「貫通します」と言われて。「やめてください」と言われた。

眼内レンズは、瞳孔が大きいらしくて、「入れても合いません」と言われて。それも聞いたんですけどダメだったんで、もう僕の頼みはGoogleになってますね。

柳内:自動運転の次はあるでしょうね。

猪俣:あると思いますね。

DaiGo:もう大丈夫なんですけどm昨日、生放送があったんです。Google ChromeについているExtensionという追加機能があるじゃないですか。これのアップデートでそこにトロイの木馬が入っていて。公式にちゃんと出てるソフトウェアだったんですよ。感染して昨日は放送できなくなりました。

柳内:それで。メール来てましたね。

DaiGo:それで復旧したんですけど、もしGoogleコンタクトレンズがトロイの木馬とか入ったら、もしかしたら、自分が覗いてるものが誰かに見られたりしたら、やばいことになりますよ。スマホの画面とか、パスワード入れるときとか。見えるかもしれないなと思う。

猪俣:逆にみなさんに聞きたいんですけど、Appleに「Research Kit」というのが今あるんですよ。一般の方に、いろんな情報を入れてもらいビッグデータを集める、というのをやっていて。

たとえば、スマホを使って情報を集めることで、みんなに役に立つものができないか、アイデアを実はけっこう考えてるんですよ。たとえば、考えられているのは、ドライアイのことで。「あなたがドライアイかどうか判定して、わかりますよ」という。

柳内:通知してくれるみたいな。

猪俣:通知してくれるとか、視力がわかるとかでもいいですけど。これをスマホでやって情報を蓄積することで新しい医療を開発して、みんなに還元するというのが今後なってくると思うんです。

DaiGo:眼科×IoTみたいな感じですね。

猪俣:本当にそうなんですよ。今、いろんな領域でやられていて。

柳内:ICチップ埋め込むとか、いろいろやりますよね。

猪俣:緑内障予防ですね。

嘘をついていることが機械でわかる

DaiGo:(コメントにて)「目が泳いでいるときとか教えてほしい」と(笑)。それ、おもしろいですね!

柳内:「あなた今、嘘ついてますね。バレてますよ」と(笑)。

DaiGo:彼女に「浮気してるんじゃないの?」と言われてときに、アプリの通知で「目が泳いでます」とか。逆に泳ぎそうですよね(笑)。

猪俣:それこそ嘘発見器じゃないですけど、わかるんじゃないですか? 心理状態とか。

DaiGo:そうですね、けっこう画像診断系は、ポール・エクマンとかは表情分析学でCIAと一緒にタッグになって、画像分析だけで嘘を見抜こうとしている。

今なんかあれですよね、functional MRIの亜種みたいなのがあり、それは一番見抜けるみたいな。P900(ERP)とかだったかな。90パーセント以上の確率で相手が嘘ついてるかどうか、機械がわかるという。

猪俣:脳の血流とかですか?

DaiGo:だったと思うんですけれど、待ってくださいね。僕も機械系は自分が勉強してもすぐ使えないので、あんまりちゃんと覚えてないんですけれど。

柳内:身に付けるガジェットたくさんありますもんね。DaiGoさんね。

DaiGo:僕、ウェアラブル系が大好きで。

脳波を測れるデバイス「Pavlok」

柳内:脳波を測れるやつとか持ってるんですよ。

DaiGo:脳波を測れるポータブル脳波計みたいなのがあるんです。瞑想用なんですけど。

柳内:「Pavlok」(パブロック)とかね。

DaiGo:Pavlokというデバイスがあり、やめたい習慣を5日間でやめられるというデバイスなんです。

猪俣:どういうことですか?

DaiGo:鞄ある? やっていただくとわかるんです。

柳内:そっか、まだ無料なんですね。

DaiGo:今、もう誰か種明かししちゃったよ。

柳内:いろいろ書いてますね。

DaiGo:ここのCEOがすごいおもしろい人で、Facebook中毒だったんですよ。Facebook中毒になったときにやめるために、時給6ドルでバイト雇って。そのバイトはそのCEOがFacebookあけた瞬間に平手打ちを食らわせるというバイトを雇ったんですよ(笑)。そこの会社が作ったやつで。こういうやつなんですけど。

猪俣さんにこれを付けていただいて。(猪俣氏にPavlokを装着してもらう)

猪俣:利き腕じゃないとやりづらいものですね。

DaiGo:逆の手はあんまり使えないですよね。

猪俣:やばい、怖い! だいたい予想できて怖い。だって、マークが(笑)。(注:デバイスに雷のマークがついている)

柳内:たしかに。マークわかりやすい(笑)。

DaiGo:やってはいけないことをしたら、強めにぐっと押して話すという感じですね。

猪俣:自分で押すんですか?

DaiGo:そうなんです。自己申告です。そこを強めに押して離すと……。

猪俣:怖えー。あ、痛い! すごい! どっかで感じたことある感じだな、これ。

柳内:けっこういいリアクションでしたね(笑)。

猪俣:けっこうきますね。

DaiGo:すごい、めちゃくちゃ(笑)。

猪俣:痛いなー。

DaiGo:タバコがやめられたりとか、つまみ食いが直ったりとか、すごくて。日本では売ってないですけど、アメリカのAmazonですごい流行っている。

柳内:シンプルでねー。

猪俣:クラウドファンディングに出てきそうですよね。

DaiGo:クラウドファンディングです! それから商品化されたんですけど。けっこうこういうの好きで。

柳内:リモートでやってもおもしろいですね。あんまり良くないかもしれないですけど、彼女のスマホにこの権利を渡したら、彼女が「態度が悪い」となったらバチっとなるみたいな。彼氏、怒られるみたいな。

DaiGo:リモートモードとかあって。

柳内:僕もやったことないんだよな。やってみますか。

DaiGo:ちょっと待ってください。出力あげときますよ(笑)。

柳内:いいです。大丈夫です。

DaiGo:低めにしてあるんですよ。

柳内:最初は低めに。こういうのは、低めだったらなんとかなる気がするので。大丈夫だと思いますよ、さすがに。痛!

猪俣:痛いですよね。けっこう痛いですよね。

柳内:痛い、痛い。ありがとうございます。

猪俣:すごいな。これ、アイデアですね。

DaiGo:そうなんですよ。こういうのがけっこうおもしろくて。こういうのもやってみたいなと思ってるんですけど。

柳内:こういうのも、最終的には医療的な監修とか必要だろうし。いろいろやれることがありそうですね。一緒に作ってくださいよ。なにかおもしろいのを。

猪俣:いや、常に考えてるんですよ。なにかないかなと。コラボしてね。

DaiGo:ぜひぜひ。そういうIoT(Internet of Things)系は僕もいま仕事で関わりそうなので、もしなにかあればぜひご一緒させてください。

猪俣:ぜひぜひ。

DaiGo:その前に、留学のときお世話になります。

猪俣:僕ができることであればお願いします。ぜひ行って欲しいですね。

どこに留学しようか迷っている

DaiGo:ニコニコでは前に言ったんですけど、最近、遺伝子検査会社の顧問とかやらせてもらってるんですけど。もともと、そういう仕事やるはずじゃなかったんですけど、『アナザースカイ』という番組でオックスフォードに行ったんですよね。

いろいろ大学のなかとかみたら、すごいこう……。僕も大学院在学中に会社とか、自分で事務所みたいな会社作って、テレビとか出たりして。そこから大学院は中退してるんですよ。

もともと、留学したかったんですけど、奨学金とかもらっていくより、自分で稼いでお金作ってきたほうがいいんじゃないかと思って、やり始めたらけっこう大きい流れになってしまった。

それで、今は自分がいなくてもできる、海外とかからでもできる仕事をたくさんやるようになって。オックスフォードから帰ってきたら、そういう科学系とか研究系の会社の仕事がぽこぽこ来るようになった。「これは『行け』って言ってることじゃないか?」みたいな。

そうすると、自分でもちゃんと博士号というか、ある程度研究者として学者的なポジションみたいなのを持ったうえでやったら、もっと世界が広がるかなと思ってます。

猪俣:きっとそうですよね。向こうに行くといろんな刺激的な人もいますし。いろんなアイデアがそこから浮かぶと思うんですよね。そうすると、その切り口からいけるかもしれないですよね。もちろん今でもあれだと思いますけど。

柳内:DaiGoさん、オックスフォード行ったらヤプトピですね(笑)。

猪俣:たしかに(笑)。

DaiGo:そこ悩みどころで。最近そういうビジネス系と絡んでやってると、どこへ行って聞いたりとか調べても、そういう実業系と絡めるんだったら、「オックスフォードよりはスタンフォードとかあっちのほうがいいんじゃねえの?」説というのが大きくて。

柳内:西海岸のほうとか。

DaiGo:イギリスだと、ピュアサイエンスのほうが評価が高いみたいな。イギリス行ったとしても「オックスフォードじゃなくて、隣のケンブリッジじゃね?」というのを、いろんな人に言われて。「実際にどうなんだろうな?」みたいのがあるんですけど。

猪俣:たしかにそうかもしれないですね。西海岸の雰囲気はそういう感じですよね。スタンフォードもそうですし、サンフランシスコとかロス辺りも、イノベーションという感じですけど。

このあいだ聞いたのは、最近はボストンが熱いらしいですよ。ボストンに前いたからじゃなくて、最近あそこは、Googleとかのおかげで地価とかもすごい上がってきて、もうむちゃくちゃになってきて。だいぶ東海岸にもそういうのが増えてきてる。そういう流れがきてて、スタートアップ系がかなり増えてきてる。

DaiGo:ボストン行ってみたいな。オックスフォードと雰囲気似てるとさっきおっしゃってましたね。

猪俣:もう本当一緒なんですよ。イギリスをそのまま持ってきたような感じなので、ボストンはぜひ行ってほしいです。綺麗な街ですし。

DaiGo:ボストン、普通にとりあえず行ってみようかな。仕事の視察とか入りませんかね。ボストンね。

人物不明(スタッフの方):入れましょう。

DaiGo:お願いします(笑)。

柳内:いいですね。楽しみ。

飲み会や人と会う機会は絶対断らない

DaiGo:めっちゃ楽しみですね。さっきの話と被ってくるんですけど、仕事と留学したいって人が65パーセントいたんで、人によって仕事をしながら、留学とかとの両立がしたいと思う人はいると思うんですけど。そういう人ってどういうふうにすれば?

猪俣:仕事と留学の勉強の両立ということですか? 仕事をしながらどう勉強をするかということですよね? やっぱり一番は、隙間時間をなるべく。

先ほど話してたことと重なるんですけれども、短い細切れの時間はちょっとしたことしかできないので、そういう時間にたとえばメールチェックとか、簡単な書類を書くとかをやってしまう。そこでできた時間を勉強とか自分への投資に使うほうがいいんじゃないでしょうか。

DaiGo:時間を上手に使い、まとまった時間をいかに作れるかということが大事になってくる感じですね。

猪俣:働いているときはきっとそうだと思うんですよね。仕事は一番大事じゃないですか。しっかり仕事もやりつつ、そういう自分への投資もしてかなければいけないので。そっちを適当にやって勉強するのも、どうかなと思うので。

柳内:本業はないがしろにできない。あれはどうですか。難しいかもしれないですけれど、いやな飲み会とか断れば時間できるのかなとか。そのへんの。仕事はもちろんやるんですけれど、仕事か仕事じゃないか微妙な時間があるじゃないですか。そういうところをうまく整理していくというテクニックとかあります?

猪俣:僕の主義は飲み会とか人と会う機会は絶対断らない。結局、ビジネススクールの存在を教えてくれたのも知り合いですし。いろんなことを人から教えてもらえます。結局、人間関係が回り回っていろんなことがなると思うので、なるべく誘われたのには断らないで、人・友達を増やす。

DaiGo:へ~。めちゃくちゃ意外なところきましたね、これは。そういうのやりたいと思ったら「飲み会とか禁止」という人が多い中で、逆なんだという。

猪俣:きっとそれは別じゃないですか? 飲み会2時間あんまり、もちろん大事ですけど、それ以外の時間のほうが。

柳内:実はあるだろうと。探せばあるよと。

猪俣:あると考えてますけどね。

DaiGo:時間を見つける作業なんですね。どうしても、大きいところを削ったりもしますけど、確かに感覚的にも「よし、今日は誘われたけど、断って勉強しよう」とか「何か仕事しよう」と思ったときは、だいたい断って「断ったから3時間あるしいいか」と思うと、気づいたら「あれっ、もうあと30分しかない!」というふうに。

柳内:断ると満足みたいなね。

DaiGo:細かい時間だから集中できるというのもあるのかもしれないですね。

英語の勉強は朝にやる

猪俣:それは絶対、そんな長い間、集中力持たないですからね。だから、結局同じ。あとは、なるべくやらなきゃいけない勉強を朝に回すという。

柳内:じゃあ、朝は早起きなんですか?

猪俣:朝は、勉強するときは早くにと決めて。英語の勉強も朝やります。

柳内:なるほど、朝の活用。

猪俣:というのは、夜は飲み会が急に入るじゃないですか? 

柳内:「行くか?」となりますよね。

猪俣:「行くか?」なると、断れなくて飲んでしまう、勉強ができないで寝ちゃうじゃないですか? 朝だったらそういう予定は入らないですし。僕らの場合、夜、緊急手術が入ったりするとできないんですけども、そういうのは朝は比較的ないので。

朝だったら自分の好きなようにできるんで、そういう意味で朝を大事にしたほうがいいと思いますけどね。

DaiGo:確かに夜はそうですね。だいたい夜の時間がもうそういう時間としてつかない可能性が高いとわかれば、朝やらなくちゃとなりますけど。夜、飲み会、行かないからいいかなと思ってると、夜に回しちゃうじゃないですか。だから、それすごく正解な戦略なんだと今思いましたね。

柳内:朝は確保できますもんね。自分の権限で。

DaiGo:ここから先はさっき集中力の話も出たので、最後集中力のことをお話して。学んだことをどれぐらい頭の中に残すかとか、記憶の仕方とかもいろいろあると思うので、そこらへんも残った時間でがっつり聞いて。

実際留学した人も多いので、直接先生に質問をしてもらうというコーナーもここから先有料に切り替えてやろうかなと。

柳内:瞑想の話とかも有料で聞いてみたい。

DaiGo:(コメントに)「長すぎ」。サービスしたいのよ、サービス。ここまで見たやつは入れよと(笑)。

柳内:入ってね(笑)。

DaiGo:あるいは、今、この上にリンクが出てます。先生の本を買ってください。

柳内:そうですね。絶賛発売中。

猪俣:よろしくお願いします。

柳内:増刷も決まったみたいなので、増刷も。

猪俣:ありがとうございます。

DaiGo:すばらしいですね。じゃあ、今ここの会員でもう1回増刷をかけよう(笑)。

柳内:すごいですね。大誤報だ、大誤報。

DaiGo:(コメントに)「平積みしてあったよ」と。

猪俣:ありがとうございます。

柳内:すでに買ってきてくれてる。

DaiGo:(コメントに)「買いましたよ」と。すばらしい。

柳内:瞑想の効果もね。最後無料だと集中力?

DaiGo:そうですね、じゃあ、切り替えます。

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