芸能界の嫌われ者!? 矢口真里と品川庄司が集結!

司会:ヘイトフルと言いますと、やっぱり「曲者」「嫌われ者」といった意味がございまして、お三方を呼ばせていただきまして。

品川祐 氏(以下、品川):お三方というか、僕と矢口ちゃんのことですかね。

矢口真里氏(以下、矢口):そうですね、たぶん。自負しております。あれ? 庄司さんは、でも……。

品川:庄司は別に嫌われてもないけど、好かれてもないですよね(笑)。

庄司智春氏(以下、庄司):「何もない」みたいな言い方するなよ!

品川:あの、普通というか。

藤本美貴ファンの前で「ミキティー!」

司会:ただ、庄司さんに関しては奥様……。

矢口:ミキティ(藤本美貴)?

司会:そうですよ。

品川:ミキティですからね。

司会:やっぱり、ほら、円満になる前に……。

品川:ミキティファンは嫌いでしょう、お前のこと?

庄司:いや、以前はたぶんそうだったと思いますけど、もう和解しましたから。

司会:どうやって?

品川:会ったんだよね。

庄司:そうなんですよ。10周年記念のライブに僕お客さんとして見に行って。そしたら、その会場でミキティファンが僕のことを見つけて「庄司コール」をしてくれたんですよ。

矢口:おお、すごい。

司会:おお。

庄司:その「庄司コール」の中で、僕ミキティファンに向かって一礼をして、「ミキティー!」って叫んだら「うおー!」って盛り上がってくれて。その日の夜の2ちゃんねるに「もう許してやろうぜ」って(笑)。

品川:「認めてやろうぜ」みたいなこと。

庄司:「同じ女を愛した男だからな」って、格好いいね、そこで和解したんですよ。

矢口:でも、いいことだよ。すごいいいこと。

司会:いい話ですね。ちゃんと2ちゃんねるもチェックしてたんですね。

庄司:そうそう、そうなんですよ。

司会:でも、それまで辛くなかったですか?

庄司:いや、でもね、「いろいろ言われんのかな」とか「いろいろされるのかな」という、勝手に思ってたんですけど。当時、出版をしたんですよ、僕が。

握手会をしてたら、女の人がけっこう来てくれたんですけど、その中にぽつぽつとね、お笑いライブでは見たことのない男性が何人かいて。「あ、もしかしたら、ミキティのファンかな」と思って。

そしたら、そうだったんですよ。一応握手して。何か言うのかなと思ったら、「絶対に幸せにしろよな」ってすごい格好いい熱いミキティのファンだったんで。けっこう思ってたよりも優しいファンの方が多かったですよ。

矢口:もう公認ですよね。

庄司:そうです。よかったですよ。

司会:矢口さんだってそれは、同じ「モーニング娘。」として何か実感してるところあるんですか?

矢口:いや、当初からラブラブですし、今もやっぱすごくいい家庭の象徴というか。なんか「曲者」「嫌われ者」感はほぼない……。

庄司:でも、1回ね、矢口ちゃんとヘキサゴンで同じCDを出してイベントをした時に、出演者のプレゼントBOXみたいなのがあったんですよ。差し入れみたいな。そこにミキティのCD100枚ぐらい僕に持ってきた人いましたけどね。

矢口:あー、そうだ! 「これで勉強してください」(笑)。

庄司:「勉強してください」というか、「もう必要なくなりました」ということなのかもしれないけど。

矢口:あった。ありましたね。

品川:でも、今日は2人お揃いの帽子でなんか……。

矢口:え、これ?

品川:うん。

矢口:え、ペアルックなわけないじゃない。

庄司:『ヘイトフルエイト』の、この感じで来たんです。

矢口:そうそう。帽子もキーワードにもなってきますから。

品川:……、なんかあるんじゃないの?(笑)

庄司:ないわ(笑)。

矢口:もう、わざわざYahoo!ニュース作るの、やめてもらっていいですか?(笑)

品川:わざわざYahoo!ニュース作る? わざとやってるわけじゃないですよ。

庄司:何もないです(笑)。

品川:いや、何で2人、俺さ、「あれ、俺もかぶんなきゃいけないのかな」と思って。俺だけサボった感じになんない?

庄司:まあ、普段でも被ってますけど、今日は『ヘイトフルエイト』だから。

矢口:ほらほら、そう、あったじゃないですか? けっこうキーワード的な。そう、これちょっとあんま言えないですけど。だからちょっと被って。

品川:なんか俺だけさ、「あいつ、空気読んでない」って逆になるのやだなと思って。

庄司:だからといって変な……。

矢口:変な関係性ないですよ(笑)。

品川:いや、これはもうYahoo!ニュースに載せましょう(笑)。

矢口:よりクリアに(笑)。

司会:でも、庄司さんは、じゃあけっこういい人になったということですよね?

庄司:まあ、いろいろ経て。そうですね。

賞金首のように記者に追われていた

司会:お二人はどうですか? その、ヘイトフルな……。

矢口:私はもう順調に嫌われてますけど(笑)。ただ、やっぱその中でも強くなっていっているので、私は精神を鍛えられてる感じで。

最近もほら、話題のニュースたくさんあるじゃないですか? その中でも私の名前がけっこう浮上なんですけど。ただ、それも強みに変えて今日もこうやって「曲者」という形で、こんなね、みなさんの前で語れる。

庄司:嫌われ仕事ですよ。

矢口:そうそうそう(笑)。

庄司:ヘイトフルワークでしょう?(笑)

矢口:そうそう。だから、やっぱ芸能界ってすごいなと思いながら。

司会:でも、相当辛い経験あったんじゃないですか、ヘイトフルな?

矢口:ヘイトフルな、ですか。この映画にも出てくるんですけど、私、たぶん世間で賞金首ぐらいの形で記者に追われてた時はあります(笑)。

庄司:注目された時があったからね。

品川:賞金首と思われてた?

矢口:そう、賞金首。「あいつの首取ったれ」ぐらいの家の囲まれ方はしたことあります。

品川:うまいね。ちゃんと『ヘイトフルエイト』の出てくることをかけてさ。うまいね、相変わらず。いや、相変わらずうまいなと思ってたの。

矢口:ありがとうございます。賞金首で(笑)。