世界中の企業に投資をしている

仲木威雄氏(以下、仲木):それでは、お昼ご飯を食べて1時間、暖かい中にいらっしゃるので眠たいかもしれませんが、最後20分、お話を聞いていただければと思います。

私は、日経平均がずっとこの年明け以来、下落していますが、あまり気になっていません。ユニオン投信は世界の企業に投資しているからとも言えますし、短期的な動きは気にしないからとも言えます。

ユニオンファンドは、世界中の企業に投資をさせていただいております、私どもユニオン投信は、もともとセイコーエプソン労働組合が働く仲間と家族のためにつくった運用会社です。今では、資生堂さん、マルイさん、ツムラさんをはじめとする8つの労働組合に株主になっていただきました。

働く仲間のための投資信託ですから、積立を重視して、ゆっくりと資産運用していただきたいなと思っていますし、私どもも、その資金ニーズに応える運用をさせていただいております。

ユニオンファンドでは、スマホ向け半導体を作っているTaiwan Semiconductorが一番大きな投資比率を占めていますが、国別で言うとアメリカが20パーセント、日本が14パーセント、中国が12パーセント、インドが7パーセント、そのあと香港、ブラジル、スイス、イギリス等々が続きます。そういう世界の株式に投資させていただいています。ファンド・オブ・ファンズですので、日本企業にも、ファンドを通して投資させていただいております。

世界の企業へ投資していますので、日経平均の下げというよりも、今回、ちょっと詳しい方はご存知だと思うのですが、サウジアラムコがIPO実施の可能性というニュースには、ちょっとびっくりしました。原油がすごく下がっている中で、サウジ、動き出したなと。マネーの流れがどっかで大きく変わるんちゃうかなってことで、なき頭を使って考えなアカンなと思っておる次第です。

「ありのままの最高の自分になれるため」に投資はある

私の投資に対する考え方等々をお話しさせていただく前に、みなさんにうかがいたいことがあります。「何のために投資しますか?」 私はみなさまが「ありのままに最高の自分になれるため」に投資はあると思っています。目的ではなく、手段として投資していただきたい。

そして、今回、会場のみなさんにお会いする時に、どんなプレゼンにしようかなと考え、これを持ってきました。(プロジェクターに子供と一緒に居酒屋にいる写真が映る)一応、ビール片手に金メダルなんで、ある祝勝会です。(注:アクアスロン@伊豆で優勝した)

ここにおられる藤野(英人)さんは『投資バカの思考法』という本を書かれました。直販投信仲間で大御所の1人、中野(晴啓)さん(注:セゾン投信株式会社 代表取締役社長)は『預金バカ』を書かれました。じゃあ、俺は何バカなのかと。

(会場笑)

まあ、これしかないなと。親バカですね。

ただ、それを言いたいためだけでこれ(子供との写真)を持ってきたわけじゃなくて、日経平均、直近の2日間で3パーセントほど下落しました。でも、ここの居酒屋は1.5パーセント程上がっています。全体が下がっているのに下がってくれないから、買いたいのに買えない人もいっぱいいると思いますね。

仕事バカゆえに育児休暇をとった

「ここの居酒屋のファンはいませんか?」280円均一のお店ですね。藤野さんのファンドはまだお持ちですか?(藤野氏が頷く)はい、鳥貴族さんですね。

推奨しているわけじゃないですよ。おいしいし、こんな飲んで食ってもあんまお金かからんし、清潔やし、システム的にもおもしろい会社やなと思っていたんで、「あ、この会社やったら、この1週間の下げと違う動きしてるから、いいかなあ」と思って持ってきました。

簡単な自己紹介です。知らない方も多くいらっしゃると思いますので。共通点のある方は、ぜひどこかで、Facebookでもつながっていただければ光栄です。

アートなところがまったくなく筋肉馬鹿な私で、仕事バカゆえに育児休暇をとりました。資生堂や国会議員の育児休暇に関わる話題がありますが、どんどん女性を活かすために、男性が自ら女性の立場に突っ込んでいくべきだと思います。

言うだけで、やらんのはあきませんので、ぜひ、育休なり女性を活かす活動をやってみていただければと思っています。あと、大学まで体育会でバスケやっていたんですが、今はアクアスロン、泳いで走っています。そういう人間ですね。

1億総投資家社会を実現したい

私がしたいことは、「1億総投資家社会」の実現です。この社会を実現できれば、おもしろいんちゃうかなあって思っています。安倍さんは総活躍と言っていますけど。

「総活躍」って言われると、かつ国からそう言われると、「国は何してくれるねん」って考えると思うんですが、「総投資家」というのは「自ら動きましょう」ってことなんです。「自分たちで良い社会を作って、結果、良いお金持ちになりましょう」ということです。

ただし、現金をいっぱい持っている人をお金持ちだとは私は言いませんし、たぶん現金だけの人のお金は増えないと思います。お金を働かせている方のお金がどんどん増えていく、使うことによって巡り巡って増えていくもんだと思います。

それを実行するのは、起業家だったり事業家だったり、自立した個人の投資家だと思います。そういう方々がどんどん増えていくと、この社会はおもしろいんじゃないかなと思っている次第です。

ですので、誰かにしてもらいたいじゃなくて、「I can do it!」ですね。私がやりましょう。評論家はいりません。実践家です。行動家です。I(私)という主語として、特に2つ示したいと思います。事業家。いわゆる起業家であったり経営者。2つ目、先ほど申し上げました「自立した投資家」。

なんでこの2つかというと、「お金」を持っています。今、企業には、すぐに使えるお金が、200兆円あります。日本の貸出残高と同じくらいです。200兆円ものお金をここからどこに投資していくのか、ものすごく大事になってくると思います。

ここにいらっしゃる方はご存知の方が多いかもしれませんが、個人金融資産は1,600兆、そのうち預貯金が800兆。個人はこの800兆をどこに動かしますかということです。

投資というものは、お金を欲する人のところにお金を持っている人が投げるんです。金融は、そこの仲介をやる黒子に過ぎません。ただ、投げてくれないと活かす先がないです。

ですから、自立した個人の方々も、今ある「800兆」をどんどん活かす方向へ投げていただきたいと思っています。1億2000万、1人だけ投げたら、これは大変です。でも、全員が同じ気持ちを持ってやることがものすごく大事じゃないかなと思っています。投資家とは「事業家魂を持った自立した個人」だと思っています。

3つ、大事なことをお話したいと思っています。「心構え・心得」だと思っています。私自身が思っている事と、多くの長期投資仲間から教えていただいたことです。

まず、「意志・覚悟・行動」です。今日、セミナーに来られて「よし、ちょっと投資してみよう」と思っても、動く方ってだいたい1~5パーセント。それを継続する方って0.5~1.0パーセント。なかなか行動に移せません。しかも、継続できません。

このことはどちらかというと、企業のことで例えてお話ししたいところがありますが、設備投資とか研究開発費、ひとつ決断を間違えてしまうとぶっ倒れます。シャープ等しかり。

逆に日本電産。投資のタイミング、投資に対する覚悟、買収先に対する気持ち。それがある。そういう経営者がいる会社、もしくはそういう社員がいる会社が、ものすごく強くなってきます。行動できるか否かっていうのは大事かなと。

個人の投資家においてもそうです。みなさんは投資家である以前に働いています。お仕事されている方が多いです。働いている中でそれ(意志・覚悟・行動をもって投資)をできるかどうか。みなさんが本当にみなさんらしく働けるために、「投資というものが安全弁で存在するんだ」と思っています。

私、藤野さんと申し合わせてないんですけど、たまたま答えが一緒になりました。投資には、人間理解が大事だということ。また、ネクタイがたまたま赤です。これも申し合わせていません。たぶん、緑で来はるやろうなと思ったら、はずれましたが、この赤で気持ちよくいきたいなと思います。女性の川元さんと赤いネクタイでちょうどええんかなと思いますが。

次は、「Human Understanding」です。ほんまに「人間理解」がものすごく大事なんじゃないかなということです。これは個人の投資家・事業家にとっても、大事な意味で申し上げています。まさに人間理解ということです。自分自身を知らないと株式投資は高くついちゃいますよ、という格言もあります。

自分が慎重なタイプなのか、いや、ここという時に決断して行動できるタイプなのか。いやいやアクティブ好きやけど、やっぱりそっとインデックスしといて、たまに個別株をやっていくのが好きなのかとか。みなさん各々やり方が違います。

みなさんの個性を活かすために投資信託を活かせてしていただきたいと思っています。投資信託しながら「みなさまらしい投資」の仕方を学んでいただければいいんじゃないかな。

歴史を学ぶではなく、歴史に学ぶ

「Human Understanding」は自分の理解だけじゃなくて、他者理解です。そして、「歴史に学ぶ」ということです。私もまだ38歳、ぜんぜん勉強足りませんし、経験が足りません。

この「歴史に学ぶ」ということをどんどんやっていかなあかんと思って。カルタゴの歴史(『「ある通商国家の興亡」‐カルタゴの遺書‐』)を貪るように読んでいました。10年前から……すみません、5年前です。

歴史「を」学ぶではなく、歴史「に」、です。今につながらないものを学んだところで、自分の自己満足です。「今の仕事につながる=投資につながる」という意味で歴史「に」学びたいなと思っております。

1つ言い忘れました。歴史に学ぶで、カルタゴの話をしました。ローマ時代にギリシャは栄え、滅びることは免れました。カルタゴは700年の歴史の中で滅びてしまいました。なぜかっていう話を少しあとで、株価の説明をする際にご説明したいと思います。

そして。これ逆の言葉で、「暗く、後ろ向きな投資家」ばっかりいたらイヤですよね。ちょっと変わったマーケットになりますね。投資という行為自体、私は「明るく、前向き」な行為だと思います。変人というのは、みなさんが怖いとき買ってないときに、逆に、「これ間違ってんちゃうんかな」と思っているときに、正しいと思って突っ込んでいくんです。ということは、他と変わっているんです。

運用者が他人や周りの言っていることを鵜呑みにしていたら、マーケットの世界では生きていけないです。逆に、そんな人たちはあまりいないと思います。成功しているファンドマネージャーは、そういうところで戦っているんだと思います。

変人というのは変わった人というだけじゃなくて、あとで中小企業の経営者の話を簡単にしますが、「変われる人」ということです。もちろん変人にもなるべきやと思いますが、変われる人。

まだ長期投資、投資が普通になっていないこの社会で、これからのし上がる方々、そして今の投資家の方々と、マーケット(日本の株式市場)を作っていければいいんじゃないかなと思っております。

株価は社会そのもの

先ほど、株価は正しい、間違っているという話が藤野さんよりありました。「ああ、確かに。おもしろいな」って。いつも職場の仲間のいろんな人の話を聞きながら勉強になっていますが。マーケットは現実社会そのものなので、株価も、先ほどお二人がお話しされていたように、やっぱり「社会そのもの」なんですね。だから、私どもはマーケットの変動にビックリしたりしませんし、正面きって向き合っています。

はい。こういうこと、別に投資をあまり細かく勉強されてない方は、覚える必要はまったくないです。株価って、こういう、英語で「PER」と「EPS」で決まりますねって言われています。

じゃあ、PERってなんですか、「期待」もしくは「人気」、「希望」。なんでもいいと思います。みなさんが「この株いいな」と思うとぶわっとあがります。さっきも言った、ただし間違っているのは株価、と、かけ離れている。

EPS=1株当たり利益。長い期間を見ると、結果、期待と人気(PER)がどう動いたところで、見るべきは会社の利益なんです。お金を「創出」する力なんです。キャッシュフローなんです。そこの部分をしっかり、しっかりというか「だいだい、そんなもんなんだなあ」と思っていただければ、私は、いいんじゃないかなと思っています。

そして、利益を生み出すのって、誰ですか? 「Human Understanding」です。そう、人間です。現場の従業員です。経営者です。そして、利益を生み出すために、国々は成長してきました。利益を生み出して、企業は成長してきました。イノベーションを起こしてきました。今、私たちの豊かな社会があります。

期待も人気も、「PER」のところですね。人間が生み出しています。

利益だけ追求している会社は潰れる

(さきほど、)「I can do it!」と言いました。みなさんのお仕事の場で、業績は自分たちで上げられますし、利益も自分たちで上げられます。その上で、やはり自分が投資家として期待したいなというところに投資してあげればいいと思っている次第です。

私、さわかみ(投信)のときは、資料(パワーポイント)はほとんど使わなかったんですけれども、ユニオン投信に来てから、ちょっとは使ったほうがええかなあと思い使うようになりました。

これ、アメリカの株価と企業業績、長期的なグラフですね。言っていることを可視化して、「こういうものなんですよ」ってご理解いただきたいために持って来ました。赤がS&P500指数ですね。青が企業業績、一株あたり利益です。

きれいにパラレルしていますね。たまに乖離しています。これ、短い期間で見ると乖離していますよ、もっともっと。ただ、長期で見ますと、同じ方向に右肩あがりだなということを、視覚でも認識していただければ、「あ、やっぱり株価って業績なんだな」と。それを見るのが投資家であり、機関投資家であり、ファンドマネージャーであり、みなさまであると。

でも、利益だけ追求している会社は、潰れていますよね?

先ほどのカルタゴもそうですけど、利益だけ追求して商売だけどんどんやったから潰れたんです。ローマ時代もギリシャも潰れかかりましたが、そこには文化がありました。哲学がありました。数学がありました。歴史がありました。それで、今もギリシャはあんな大変なことになっても、まだ栄えて……というか、存在しています。

カルタゴという国は700年間戦って、最終的に滅びたのは、お金しか求めなかった。利益しか求めなかった。

日本の社会においても、利益だけ求めている会社ってどんどん潰れていってます。英語の会社も、NOVAみたいな……。あ、すみません。名前言うたらあきませんが。「利益! 利益! 利益!」であれば潰れていますね。そこを、みなさんと一緒にいい会社を育てていける社会をつくれればなあと思っています。

最後に、中小企業経営者のお話をちょっとしたいと思っています。

私の1つか2つ年齢が上の方が社長を勤めている会社です。私は大企業の経営者はものすごい方がいっぱいいらっしゃると思います。というよりも、おこがましいながら、私がちゃんと話できる人なんかほとんどいません。

公衆電話のカードリーダーから航空宇宙の分野に進出した企業

ただ、私は現場大好きなので、中小企業の社長さん、もちろん上場していない社長さんとよく会います。ものすごくかっこいいんで。彼らの会社(の名前)は申し上げませんが、O社長っていう方が社長がやっている会社です。

1950年におじいちゃんが立ち上げて、61年に株式会社にしました。公衆電話のカードリーダーかなにかを作っている会社だったんですね。91年バブルのピークで、もう売上ピークです。そこから下がる一方です。いろんな会社がやるように、変化していこうとしましたが、2001年、ITバブルの崩壊で倒産しかかりました。

そして、2006年にOさんが社長になられて、いろいろ改革していきました。金属切削加工の会社ですから、もともとここに書いている、航空宇宙・医療機器という分野には行こうと思っていませんでした。もともと公衆電話のちょこっとした部品を作っていた会社。

彼が社長になって何をしたか。自分の会社の強みを聞くための顧客リサーチですね。徹底的に顧客にヒアリングをします。品質はいいと。であれば、というところで、投資家にとって大事な「①・②・③」のうちの1。「意思・決断・行動」のとこですが。

Oさんの母方のお父さんやから、おじいちゃんですね、母方のおじいちゃんが特攻隊やったらしいんですね。たまたま飛ぶ前に終戦を迎えました。でも、特攻隊の方々って優秀なパイロットが多いですから、YS11を運転していたんです。それで、おじいちゃんから、飛行機や宇宙の話をどんどん聞かされて育っていったんです。だから、自分の会社どっちにしろこんなしんどいんやから、航空宇宙の分野に進出したいと思って動き出したんですね。

でも、作ったことないんですよ。航空機の部品を。宇宙の部品を。優秀なスタッフが20数名いただけです。部品作ってへんのに、航空宇宙産業関係に出展、フランスに行ったりするんですよ。小さな小さな町工場で全く知られてないのに。でも、品質がいいということで、作ってみるかって言われて受注できたりするわけです。そして、そこから航空受注が来て、今は宇宙分野でも彼らの部品を使っている会社がいっぱいあります。

最後、2016年で売り上げがピョーンって伸びてますが、彼は予想って言っていました。この売上を上げるって言っていました。いや、世界経済、どうなるかわかりませんがやるんでしょう。航空部品、宇宙部品、本当は大手に頼みますよね。でも、大手を通じると下請けが絡んできて高くなるんです。だから、30人の会社ですが、品質がいいので需要があるんです。そして、結果を出すんです。

5年前やったかな、ウェザーニューズに情報を提供すべく、アクセルスペースが打ち上げた超小型衛星の部品を作っているんです。ウェザーニュースはの情報を使っている方もいらっしゃっていると思います。

で、今、宇宙ゴミって話も話題になってきています。宇宙ゴミを捕まえて大気圏で燃やして。ほっとけば、宇宙がゴミだらけになりますから、世界の各国が飛ばした衛星で。それを除去するための部品も作っているんです。この会社。

何を申し上げたいかって言うと、私たちはたぶん想定以上にネガティブな行動、ネガティブな思想をしていると思っています。日本が素晴らしいとは言いません。正しい「危機感」を持って、自分のお金と立場でやれること、いっぱいあると思うんです。

そして、投資家の立場からしたら、ここ上場していませんけど、そういう会社に投資する。投資できる環境を日本であればできるんじゃないかなと思っています。そして、このO社長が私に伝えてくれた言葉が、「みんなめちゃめちゃ思いがあるんです。30人の思いを実現できるのがこの会社です」。

この会社は中小企業、熱気むんむんの中小企業です。こういう会社を、私はいま投資できないですが、こういう会社を見つけて、みなさまで支援、もしくはこういう経営者にみなさんになっていただいて、もしくはこういう会社の従業員になって、世の中を変えていただければ本当にいいんじゃないかなと私は思います。

起業家とは事業家魂をもった独立した個人

最後にもう1度「①・②・③」です。

やっぱり、株価はこういうものだとわかっていただいた上で、この気持ちが大事なんじゃないかなと思っています。より多くの日本人が、子供も含めて、おじいちゃんおばあちゃんも含めて、自分の意志を持ってですね、willですね、できるということで行動していただきたいです。

ほっといたら日本は縮小均衡ですから、行かなあきません。行くしかないので。昔だったら行かんでいいですよ。勝手に乗ったらエレベーター上がっていきますから。今下がっているんで、自分の力でやることやらなあかんです。

「Human Understanding」。勉強不足の私もそうですが、どんどん歴史に学ぶ。もしくは人間と話す。そういう分野でそういうことをみなさんとやれればと。

「明るく、前向きな変人」ですね。O社長は変人です。事業もどんどん変えていって、倒産間近から復活させた後に、もう1回前へ前へ行きます。みなさんとそういう生き方、そして投資をできればなと思いまして、そう願いまして、この 20分を終わらさせていただきたいと思います。ありがとうございました。

(会場拍手)