本よりも経験から学んだほうが効率的

小野:それぞれの最初のステップを踏んだときの判断の基準、っていうのを話してもらったんですけど、その後、テーマで20代の働き方というところもあるので、入ってみてから今のそういうポジションになるまで、いろんな経験があったと思うんですが、特にこれからそういう経験をされる皆さんへのメッセージを込めて、どういう経験を拾いにいくべき、どういう経験は喜んでするべき、こういう経験は役に立ったなど、そういう経験談をお願いします。

有安:それ、すごく言いたいんです。僕、勘違いしてて、向上心がすごいあったんですけど、成長したいとか、世界に対して影響力を持ちたいとかあったんですけど、一生懸命勉強してて、夏休みとかすごい本とか図書館で借りて、すごい論文、いろんなの読んだりしてたんですけど、あんまりそれって意味なくて。それよりもアクション起こしている人の側にいるとか、どっかに飛び込んでみるとか、自分の環境から学ぶことが結構あると思っていて。

突き詰めていくと、人から学ぶか、経験から学ぶか、本から学ぶかぐらいしかなくて。僕は本から学ぶことが結構好きで、一生懸命本を読んだり、一生懸命授業を受けたりしてたんですけど、それって結構非効率で。それよりも現場の生きた知恵とか、戦い方とか、人生の生き方みたいなのは、人や経験からしか学べない部分なので、もっとそういうのに飛び込んでやったらよかったなと思います。

自分に過剰な負荷をかける

小野:赤川さんどうですか?

赤川:そうですね。僕は過剰な経験、過剰な負荷っていう大事かなって。大体できることを明日もやる、今日もやるっていうのをやると、成長ってそんなに実感ないんですけど、「ちょっと無理じゃないか?」みたいなことをやっていると、背伸びも含むんですけど、それにコミットして必死にやっていると、その瞬間は気づいていないんですけど、終わったあとに振り返ると結構登ってきたなという感覚を得るっていうことを、僕はキャリアの間に積み重ねてきたんで。

なので、そういう環境に嫌でも身を置かれる会社とか、場(環境)とかっていうのがいいんじゃないかなと。それこそ、起業家とかは最初からスーパー社長なわけじゃなくて、もがきながら何とか自分の組織を良くしていこうとしているんですよね。なんで、それを求められる場にいて、なんとかして応えるっていう、その循環を繰り返していくっていうのが僕は一番大事かなって。

有安:質問いいですか? 赤川さんは学生時代すごい緩い感じだったのに、変わったのってどのタイミングから変わるんですか? DeNAのおかげなんですか? なんで変わったんですか?

赤川:そうですね。根っこの部分は変わったのかなって思うんですけど、DeNAの経験がデカイですね。責任を負うっていうことがすごい大事なことだと思うんで。僕1年目のときに、「とにかく成長させてくれ」みたいな自分に向いた視点で“営業”っていうポジションをたまたまもらって、がんばって結果出したら、マネージャーになったんですね。

マネージャーになると、チームが8人くらいで、自分が成果を出す、あるいは自分がチームを導いて成果を出さないとこの人たちは給料が下がる。子どもがいるんだけど、仕事がなくなるとかっていう状況で、それをちゃんと責任背負って結果を導かなきゃなって思ったんで。世の中には自分で問題を定義して、それに向かってコミットしてっていうのを全部自分の中でまわしてる人もいると思うんですけど、僕は他人に対しての責任感とか、環境ドリブンで僕自身は成長したと思いますね。

あえて厳しい環境に身を置く

小野:2人とも共通しているのは、自分よりもひょっとしたら厳しいんじゃないかなっていうところにあえて身を置いてますよね。英語がしゃべれないからとか、環境とかもそうですし。

赤川:選びに行っているっていうのがありますね。とはいえ、入社したらなかなか自分から掴みにいっても、掴み取れないみたいなことがあります。僕は韓国オフィスを立ち上げたときって、英語をしゃべったこともビジネスで使ったこともないし、韓国行ったこともなかったんですけど。

韓国でスマートフォンが伸びてるらしいっていう話を聞いて、翌日からいきなり南場智子のミーティングに呼ばれて行ったら、向こうに韓国人がいて、He is in charge of Korea.って(笑)。南場は「私は行くんで」っていて「Bye!」って部屋にひとり取り残されて、その状況になると、とはいえなんとか次に繋げなきゃいけない、なんとかこの人をつてにして韓国のことを知りたい、韓国の需要のことを調べたいというので、そういうことを繰り返してきたんですね。

でも、結果的に韓国でその人にいろいろと繋いでもらって、オフィスを作るっていう意思決定をしたんですけど。そういう環境って、後から振り返ると笑い話なんですけど、その瞬間は「おお!」って感じなんですけど、僕はそれが好きですし、その環境に身を置いて僕は成長したなと思います。

「諦めの悪さ」が強さやレベルアップにつながった

小野:武石さんはどうですか?

武石:20代の経験ってことなんですけど、僕がサイバーに入ってから決めたことというか、サイバーに入るタイミングで決めたことがあって。自分で決めたこととか、腹をくくって決断したことに関しては最後までちゃんとやりきる、みたいなところはちゃんと持とうと。

たぶん、いろんな会社入ってもいろんな教育制度があって、新卒で入ればそれなりに教育を受けられて、スキルもアップして。でも、そこで得られないものが、自分の決断とか、自分で決めてこれをやりきる経験とか、時間がかかってでも最終的にこれを形にするっていう経験は、自分が強くないとできないと思うんで。

そうしたときに、例えば、いきなり当時まだ赤字だったサイバーに入ったとき、まだ当時サイバーが広告代理店だったときに、メディア事業を立ち上げたいとか、もしくはサイバーエージェントが最初にアメーバを立ち上げたとき、最初はうまくいかなくて、途中で藤田社長がその事業統括をしたときに言っていたのが、「1年後に100億ページビューいかなかったら俺は社長を降りる」とかそういう覚悟を目の前で言われたんです。

かつ、その当時50億ぐらいアメーバの事業に投資したんだけど、それも回収するまでは必ずやり切る、これ以上のビジネスを必ずやり切る、これはチームで必ずやり切るみたいな。その時その時の決断とか、退路を断つタイミングとか、それをやり切るとか、とにかく手を変え品を変えやり切るとか、そういう諦めの悪さみたいなのが、結局社会人としての自分の強さとか、レベルアップの機会になったのかなと思います。

そういう働き方ができる、例えば、皆さんも就職活動をしてこの会社に決めたっていう、なんで決めたのか、決めたからにはここまでやり切るみたいな、そういったところをちゃんと目標を持った状態で働くと、伸びしろが全然変わると思います。

“やらざるを得ない”環境をつくる

小野:ありがとうございます。荒木さんいかがですか?

荒木:僕も赤川さんにすごい近い考え方で、環境かなって思っています。自分自身は意志が弱いと思っているので、目標を決めてやりきるっていうのがすごい難しいんですよね。僕、最初に言ったとおり、大学時代にベンチャーに入ってやってたんですけど、そのときにすごいいい経験を積めたなって思うのが、とにかく自分でやんないと誰もやってくれないのでやらざるを得ないんですよ。

当時やってたのは、ウェブサイトとかシステムの開発を受託することをやっていたんですけど、僕が入社して1週間したころに会社の銀行に20万円しか入っていないことが発覚して、やばいってことで、とりあえずヤフーのウェブサイトを制作する会社のディレクトリを見て電話したんですよね。

あいうえお順に並んでいるので、とりあえずアイベックっていう会社と連絡がとれたんですけど、そこで「僕らウェブ制作やってます。仕事ください」って言って、そしたら「こういう、どこどこの会社の基幹システムを作る案件があるんですけどできますか?」って言われて「できます」って言って、そのときデーターベースがポスグレで、メールはキューメール使ってて、言語はPHPでってなって、とりあえず「できます」って言ってきたんですけど、帰り道に本屋さんに行って、PostgreSQLとキューメールとPHPの本を買うっていうのをやったんですよ。電話をして、提案をして、見積書を書いて、案件を取って、今度作んなきゃいけないじゃないですか。

その当時、大学生のバイトとかが何人かいたんですけど、バイトって逃げるんですよね。結構案件の最中で連絡がとれなくなったりとか、来なくなるバイトの人がいて、その人が凄腕のプログラマーっていうからその人に頼もうって思っていたのに、その人がいなくなったと。しょうがないから、本を読みながら書くんですよね。

その案件って僕しかいないので、とにかく僕が書き終えなければ誰も代わりをやってくれないし、そうしないと納品できないし、そうしないとお金入らないじゃないですか。そうなると、一日中自分が扱ったことないソフトや扱ったことがないプログラムを必死で調べながら何とかして、なんとか納品してお金をいただくというのをやっていて。逃げ場がないからこそやらなきゃいけないっていう環境がすごくよかったなと思いますよね。

それはGREEに入ってからも同じで、とにかく僕として常に心がけているのはやらざるを得ない環境に行くっていうのと、自分ができないことやらなきゃいけない環境に行くっていうことですね。そうすると、学ばざるをえないんで、赤川さんの言うとおりで、学ばざるをえないし、やらざるを得ないし。そうするとずっと大変なんですけど、しばらくするとできるようになっていると。

僕もアメリカ支社の立ち上げしましたけど、当時外国人上司のもとで働いたこともなければ、留学したこともなくて、とりあえず行ってレンタルオフィス借りて、人を採用するところから始めて、今思えばよく採用面接したなと思うんですけど。でも、やってたらとりあえずできたということで、今ではできるようになったと。そういう環境で生きるのがいいと。

赤川:僕はよく、「自分Do or自分Die」、その状況が大事だという話はよくしています。たぶん荒木さんもそうだと思うんですけど、基本は自分として良い人生を送れるか、後悔のない人生を送りたいなと。僕すごい負けず嫌いで、その局面局面で負けたくないんですよね。負けたくないし、かっこ悪くありたくないから、その環境に身を置くと、本来は意志が弱いんだけど、負けず嫌いがバーっと爆発して、やれるかたまに失敗する。失敗しても次に繋がることが多いですね。

小野:環境をうまく利用することが大事ですね。4名の話を聞いていて、結局、自分で必ずコントロール権を持とうとしていますよね。いきなり渡された韓国の事業っていうのも、与えられた環境でも「じゃあ」って自分でやろうというか。自分自身を追い込まざるをえない環境に身を置く。それと選択っていうのが非常に大事だなって思います。

どうしてもダメなときは、ビール飲んで寝ちゃう(笑)

小野:今日はせっかくなんでインタラクティブにやっていきたいって思っているので、このあとまだ20分くらいありますので、会場の方からこのテーマについて働き方、選択をすればいいかっていうこともそうですし、どんな経験を積めばいいかっていうところについて、ぜひ聞いてみたいっていう方がいたら。じゃあ最初に手が挙がった方。お名前を言ってから質問をお願いします。

質問者:ご説明ありがとうございました。SFC2012年卒で、現在ベンチャー企業で働いている丸田と申します。よろしくお願いします。皆さん、ここにいらっしゃるということは、幾多の苦難を乗り越えて、今お話があったように難しい環境を突破して成功を勝ち取ったような方々だと思うので、ぜひお伺いしたいんですけど。

私も現在大企業を退職をして、設立4カ月のベンチャーを5人で経営させていただいているんですけども、バックグラウンドが違う環境にいると、非常に困難なことばかりで苦労してるんですけど。皆さんが全然できなかったり、苦労して全然結果が出てなかったりして、それをがむしゃらに頑張って結果を出してきたっていうのを聞いて、すごく心に響いたんですが。

皆さんが苦しくて難しくて心が折れそうになって、それでも頑張れてブレイクスルーして、できなかったことができるようになった、出せなかった結果が出せるようになったというところで、どういうマインドセットでどういう行動をして、どういうふうに日々生きて、どういうふうに考えていけたら、そういうふうに結果を出していけるようなことができるのかということを教えていただければと。

小野:どういうマインドセットで、どういう心持ちだったのかを。

有安:マインド的な話ですよね?

質問者:行動も。

有安:幾多の苦難を乗り越えてきた有安と申します(笑)。マインドの話が出たと思うんですけど、今までの経営者もそうなんですけど、結構心の話ってすごく大事だなと思っていて。結構真面目に起業家のメンタルマネジメントの話とか投資家の人と話してるんですけど、やっぱり最初しんどいですよね。その規模感と、喜怒哀楽もすごいし、いろんなことが起こるし。

さっき(荒木)英士くんが言ったみたいに、任されたやつがいきなりいなくなるとか、衝撃をうけるというか、信頼を裏切られるってことがあると思うんですけど。僕が心がけていたのは、2つあって、1つは悩んで解決しないときはビール飲んで寝ちゃうっていうのが1つ(笑)。真剣に。

荒木:そうですよね。本当に、そう。

有安:解決しない問題ってあるんで、放置した方がいいとか、結果的に人脈が解決してくれるとか、いろんなことがあるので無理して頑張らないと。真面目だと一生懸命問題解決して、ああでもないこうでもないとかいって何時間も議論しちゃったりとか。それもそれ自体がもう無駄なんで、一生懸命真剣にやってダメだったらあきらめて放置する。一晩寝たら、いい解決法が見つかったりもする。というのがまず1つと。

もう1つは「真剣と深刻は違う」っていうのをすごく心がけていていました。シリアスな場面、例えば、本当に銀行口座に20万円しかないとか、誰かが亡くなったとか、そういうシリアスで悲しい場面だと、すごくチームが深刻になるんですよね。自分もそうだし、チームも深刻になって悲しくなるんですけど、それで一生懸命根詰めて一生懸命考えても、いいソリューションって出てこない場合が多いので、1回考えるのをやめて別のタイミングで真剣に考えるというのが大事かなと思います。

ビジネスでは死なない!

荒木:やっぱり面白がるってことじゃないですかね。銀行口座に20万円しかないって、相当面白いですよ(笑)

有安:面白かった? 大丈夫だった?

荒木:ちょっとおいしいと思うじゃないですか。大変なエピソードが増えたほうが面白いんで。僕よく言うんですけど、ビジネスでは死なないんですよね。死なないし、殺されないし、殴られたりもしないんで、面白いと思って「これは困ったなー」と思いながら、どうしようかなって考えるっていうのが大事だなっていう風に思ってますね。

あと、僕もビール飲んで寝るっていうのはすごく賛成で、アメリカ支社を立ち上げた最初の半年間は結構辛かったんですよね、全然うまくいかないし、生活もなじまないしって感じで大変だったんですけど。とはいえ、辛い辛いって言っていても何も解決しないんで、シリコンバレーは青空がきれいなんで、空を見ると結構スカッとするんですよね。スカッとして、ビールを飲むと。

ということをしつつ、後は人に頼るっていうのが僕はずっと苦手だったんですけど、そのときに結構学びましたね。いろんな人に、それこそ海外支社を立ち上げたことがある人とか、あるいは海外のビジネスをやったことがある人に「ぶっちゃけ困ってるんですけど、どうしたらいいですかね」みたいな話を聞くっていう。で、相談に乗ってもらって。別に解決しないんですけど、気持ちが楽になるという感じです。

赤川:僕は3つで。1個は今まさに荒木さんが言っていた「最終的に死なない」というところはありますね。2番目はこれ切り抜けたらかっこいいなとか、「これ切り抜けたら俺また次行っちゃうな」みたいなポジティブなことを考えて自分を前に進める、というのがあります。もう1点は忘れたんですみません(笑)。基本はその2つがベースです。

「人生で最悪だったことリスト」を作った

武石:僕の経験で言うと、僕も社会人になりたてのとき、ベンチャーに入りたてのとき、めちゃくちゃ辛くて、思い通りにうまくいかなくて、最初どうしたかっていうと、折れそうで折れそうで仕方なかったんで、朝の5〜6時くらいに1人で明治神宮に行って参拝をして「本当に助けてくださいみたい」なことを言って(笑)。でも結局どうにもならなくて(笑)。

ただパッと思いついたときに、意外と自分が強くいても、時が経たないと解決しないものってあるんだなと。それを認めたら、認めた以上は放置しないで、とにかく事が悪くならないように最大限の努力をすると。ただ、自分が折れたら終わるんで、折れないようにそれこそ、酒飲んで寝ちゃうとかもそうだと思うんだけど、僕もそういうことをやったりします。

あともう1個僕がやったのは、「自分の人生の中で最悪だったことリスト」みたいなのを作る(笑)。それを作って今の状況と比較したときに、全然まだ大丈夫だと(笑)。例えば僕、幼少期の頃に地元の北海道で台風の翌日に川下りをしたことがあって、そのときに下って5分後にカヌーが転覆したんですよね。それで川の激流に巻き込まれて、「俺もう死ぬかもしれない」っていう、そういう経験があって。そういう自分の最悪だったこととか、自分がゲスい経験をしたこととか全部リストに貯めておいて、それと今を比較するとまだ全然大丈夫じゃんと。そうやって自分を奮いたたせるということをしていました。

赤川:過去の修羅場があると、あのときよりマシだなっていう。僕も大障害を起こした経験とか本当にヤバイ時期とかあって、それは思い出してあの時よりマシだったなと。

荒木:過去の失敗よりひどくなったらリストを更新したほうがいい。面白くなるから(笑)。

失敗を素直に認めたほうが、周りが助けてくれる

赤川:っていうのを話しながら、3つ目思い出したんですけど(笑)。もう1個はオープンにするというか、誠実に取り組むってことかなと思ってて。しんどいときってどんどん負のスパイラルに入って、自分の失敗を認められなくなるんですよね。でも、究極の局面に行くと、できないことはできないって言ったほうがむしろ勝ちに向かっているというか、いいこと。そうすると周りが助けてくれたりすると。

ということで、全部自分で何とかしようとするんじゃなくて、これは俺できなかったと、申し訳なかったと、ちゃんと誠実にオープンに開示して、でも何とかしたいから助けてくれという話をすると、結構みんな助けてくれることが幸運にも多くて。それはいい仲間にも恵まれているけど、僕は誠実な人が好きなんで、誠実な人を助けたいなと僕も思うんで、そういうことは意識しながらやっていますね。

健康な食生活をすると「大丈夫」という気になれる

小野:ありがとうございました。他になんか質問ありますか? じゃあ1番前の。

質問者:お話ありがとうございます。環境情報学部2年のイシヅと申します。皆さまのお話を聞いていて、やはりこういう感じでいろいろな苦労を乗り越えられてきたという共通点があると思うんですが、そのときの精神状態ってやっぱり悲惨ですよね。そのときってどういった食生活されてましたか? ふざけているわけじゃなくて、本当に。

有安:新しい切り口ですね(笑)

小野:なぜ食生活なんですか?

質問者:食生活って意外に精神に関係するので。

有安:確かに健康的な食生活をすると「俺、大丈夫だ」っていう気になるよね。

荒木:なりますよね。

質問者:覚えている限りでいいんですけど、どういった食生活をしていたのか。

荒川:そのときによりますよね。それこそ大学の時とか、そもそもお金ないんで、僕の入っていたベンチャーがマンションだったんですけど、その1階に、あっち側の公園の近くなんですけど、99円ショップがあって、99円ショップで買ったおにぎりを食べていました。

有安:僕は睡眠をとることと、運動をすごくしていました。運動して、日光にあたって、セロトニンを脳内で出して、憂鬱じゃなくなるようにする。

質問者:リズム運動っていうやつですね。

有安:わかんないですけど(笑)。やっぱり身体と心って繋がっているんで、運動はすごいしてましたね。そうすると脳が落ち着いて、整理がついてっていうようなサイクルを作るようにしてました。