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「誰かの手を握り、目を見つめること」ハーバード卒業生に贈られた人生のルール

「誰かの手を握り、目を見つめること」ハーバード卒業生に贈られた人生のルール

「あなたの人生に対する疑問の答えの多くは、他人の顔面に書かれていることがほとんどです」アメリカで活躍する女優、エイミー・ポーラーさんはハーバード大学での卒業式のスピーチでそのように語りました。人は悩んだり、苦しんだりするときに、他人に本当のことを話さず、自分一人で抱え込んでしまうことがあります。しかし、大切なことは他人とコラボレーションし、相手を頼ることです。自分では思いつかないこと、自分とは少し違ったアイデアを他人は持っていることがあります。これは、悩んでいるときだけでなく、多くの行動に当てはまります。つまり、一人でやるよりも、お互いに頼りあって物事を進める方が、より良いものができるのです。そしてなにより、そうすることの方が楽しみを味わえます。エイミー・ポーラー氏が語る、人生の生き方を読んで、仲間の大切さを改めて感じてみましょう

シリーズ
卒業式スピーチ > Harvard University 2011 Class Day Speech by Amy Poehler
2011年のログ
スピーカー
女優 Amy Poehler(エイミー・ポーラー) 氏
参照動画
Harvard University 2011 Class Day Speech by Amy Poehler

女優エイミー・ポーラー登場

エイミー・ポーラー リズ、トビーありがとう。こんにちは、こんにちは。素晴らしいコメントをいただきましてどうもありがとう。絶滅危機にある動物のシンボルまでいただきまして、どうもありがとう。今夜この子には、私のごみ箱の中に安住の地を与えてあげますね。本当にどうもありがとう。 「友達、ロマンス、同郷人、ビールを貸してくれ」今日あなたの卒業のお手伝いをし、祝福できる役に、私を選んでいただき光栄です。私がここにいるのは、私が立派に演じきった映画、色あせないクラシック、タイトル『デュース・ビガロウ、激安ジゴロ!?』があったからでしょう。どういたしまして、と言いたいです。 私は本当にハーバード大学に来られてうれしく思います。私はボストン大学を卒業しました。ある人はあそこを、ボストンのハーバード大学、と呼びます。でもハーバード大学はハーバードのハーバード大学ですよね。これ、他の人に言ってもいいですよ。 正直私はここにいることに驚いています。この場にいる大勢の人のように、昇天が始まると思ったからです。日曜日に目覚め、「あれ? 持ち物もすべて売り払ったし、上司にくそくらえと言ってしまったのに、まだ自分が地上にいるとは」そう思ったことのある人はここにどれだけいるでしょうか。あなたの気持ちが分かりますよ。 私は今天国に対して非常に不腹立たしく思っています。私は大学生の時にやっていた方法で、今日のスピーチを書きました。徹夜して、サー・ミックス・ア・ロットを聞きながら、キャノンのワープロに打ち込むのです。 実際は、始めに昼寝して、大きなプレッツェルを食べて、ちょっと泣いて、ワイルド・スピードを観に行きました。そこで私が言いたいのは、人生は強盗のようです。いいチームには、良い運転手、爆発物のエキスパート、変装が得意な美女が必要です。それに、厳格です。もしザ・ロックが出てきたら、あなたは目をつけられたということです。

「今」を良く知る若者たち

2011年卒業生はジョークを聞くために私を呼んだのではありません。今日私が呼ばれたのは、最近の石油トレーダーと監視官、そして米商品先物取引委員会の間で生じている緊張について話すためです。 みなさんは今日のニューヨークタイムズを読まれたと思いますが、その記事によると、実際のオイル価格と財界の将来価格の親密な関係に頼ることは、複雑な計画だと仮定していましたよね。その関係はもちろんみなさんご存知の通り、平行に推移します。おもしろいですね。 私がハーバード大学について知っていることと言えば、アメリカで一番古い大学であるということ、高水準の学習という最高の経験を提供してくれる場所であるということ、そして映画の情報によれば、そこにいる人は皆、何か発明をして、または自分の特許を盗まれたと誰かを訴えることにより、お金持ちになった人たちであるということです。 はっきり申し上げておきますが、私は映画の中のことすべてを信じます。今日私がお話しすることで皆さんに覚えていってもらいたいのはこれです。「映画の中の事は現実である」2011年の優秀な卒業生は私から何を聞くべきなのでしょうか。 私がボストン大学卒業生としてアドバイスをするならば、「覚えておきなさい。そんな意地悪な笑顔をして、あなたは私よりマシな人間というわけではありませんよ」それから、「一生懸命勉強してハーバード卒ですか。それはよかったですこと」 私がニューヨーカーとしてアドバイスをするならば、「ちょっとどいてください。自転車専用路で歩かないでください。ここから出てください」それからニューヨーカーとしてついでにお話ししておきますが、私のタクシー運転手も言っていましたが、ブルームバーグ市長は地下鉄に乗っているふりをしていますけど、そんなのは全くなでたらめで、みんなそれを知っています。 私が女優としてアドバイスをするならばこう言いたいです。「やめなさい。女優になるのはやめなさい。そういう人は世の中にたくさん居過ぎます。すごく才能のある友人たちにも仕事がありませんから、あなたの入る隙間はありません。あなたは素晴らしい人だと思いますが、代わりにヒトゲノムとでも仕事をしてください」 あなた方は皆賢くて、精錬された人たちです。私たち世代が知らなかった方法で、世を知っています。ですから、私があなた方にするアドバイスはほとんどありません。私があなた方からいろいろと学べるのです。質問の答えより、質問がたくさんあります。具体的に言うと、iPadでフェイスタイムを使って通話中に写真を撮ると、時々スクリーンがフリーズするのですが、どうやったら直りますか?

他人とのコラボレーションが人生を豊かにする

今日お話しすることで、私がこの世に生きる一人の人間として学び、発見したことは、「あなたは一人ではやっていけない」ということです。あなたが残りの人生を歩んでいくにあたり、進んでコラボレーションをしてください。 他の人や他の人のアイデアは、自分のより良い場合がよくあります。チャレンジし、あなたをインスパイアするグループの人を見つけ、多くの時間を彼らと共に過ごすようにしてください。人生が変わりますよ。 今日ここにいる人の中で、すべてを自分の力だけで成し遂げた人はいません。ジョシュさんは例外かもしれませんね。でも彼は本当の変人ですから。あなたが今日ここにいられるのは、誰かがあなたを励まし、助け、手のひらであなたを包み込んだからです。あなたが祈ったのが神様であれ、仏様であれ、ガガ様であれ、彼らがあなたがここに来るのを助けてくれたわけです。 そう考えれば、孤独に感じたり、恐怖を感じるのが和らぐでしょう。なぜなら過去10年間は恐ろしい時代でした。 あなた方がワールドトレードセンターに飛行機が突っ込んだのを見た時、あなた方はまだ子供でした。自分の手に負えないのがどういうことを言うのか、すぐに理解できました。あなた方の成長過程の10代の頃は、世の中が、警告、予測不能の危険や、果たされていないミッションであふれていました。 私の世代はエイズがそれでした。私たちは皆、何かにおびえながら成長してきました。あなた方の世代は空港で靴を脱ぐことに慣れなければなりませんでした。私の世代はボーイズ・2・メンが公共広告として、コンドームの使用を推奨した、きまり悪い歌を歌っているのに慣れなければなりませんでした。 しかし、そんな難しい時代の中私たちは気が付きました。グループの一員になるということがいかに素晴らしいということに。まあ、自分が一番大切ですけど。

答えは他人の顔面に書いてある

私は1990年の初めにシカゴに越して、そこで即興演技を学びました。そこで学んだいくつかのルールは今でも役に立っています。 「話を聞く」「イエスと言う」「その瞬間を生きる」「あなたの味方になってくれる人たちと遊ぶ」「早くに、そしてよく、人生の大きな決断をする」「2人の人が飛行機から飛び降りるか否かを話し合っているようなシーンではなく、飛び出した後のシーンを作り出すこと」「もし怖くなったら、相棒の目を見つめるのです。気持ちが楽になるでしょう」 この最後のアドバイスは特に役に立ちました。私がサタデーナイトライブに出演していた時によく思い出していました。生放送テレビは特に緊張します。一つ覚えているのは、ある時非常に緊張していたのですが、番組ホストの目を見つめていたら気持ちが楽になりました。 言っておいた方がいいと思うので言いますが、私はその時ニワトリのコスチュームを着ていて、ホストはドナルド・トランプでした。彼は私よりもっと大きくて凝ったニワトリのコスチュームを着ていました。私は彼の目を見て、彼がすごく馬鹿みたいに見えたので、すぐに気が楽になったものです。このアドバイスがいかに有効かわかるでしょう? ちなみに、そのコントを書いたのはハーバード卒業生でした。ノースウェスタン卒の人もいましたけど、どうでもいいですね。 強調してもしきれない点ですが、あなたの人生に対する疑問の答えの多くは、他人の顔面に書かれていることがほとんどです。ときどきiPhoneを見るのをやめましょう。そして人々の顔を見るのです。人の顔はあなたに素晴らしいことを教えてくれます。怒っているとか、吐きそうとか、寝ているとか。

成功も失敗も、誰かとやる方が楽しい

私はありがたいことに、素晴らしい役者団体の一員です。アップライト・シチズンズ・ブリゲイドと仕事をすることによって、サタデーナイトライブに出演することができました。そんなコメディ大学ともいえるところから卒業することになった時、次に何をすればよいのか心配になりました。 しかし、私が今や誇りにしている、パークス・アンド・レクリエーションに出演することができました。私の大好きな人たちと働くことができています。人生の曲がり角の先には何があるかわかりません。覗かない限りは。覗くときは誰かの手を握ってください。怖い気持ちが少しなくなりますから。一人ではできないのです。 それに、成功するにせよ、失敗するにせよ、他の人と一緒にやる方がずっと楽しいです。上手くいかなくなったときにはその人のせいにできますし。リスクは今、背負ってください。人は老いるともっと臆病になりますし、柔軟性もなくなります。実際本当にそうですよ。今週私はランニングマシーンで膝を痛めました。動いてもなかったのに、ですよ。

怖いときは誰かを頼り、勇気があるときも誰かを頼る

可能性に対してオープンであってください。そして自分の知らないことに関しては口を開かないこと。「いつも」と「絶対」という言葉を控えましょう。 あなたの心を他の人と分け合い続けてください。それが砕けても。 あなたの心を、プラスチックに包んで、決して使われることのないアクションフィギュアのように扱わないでください。オタクのような言いがかりをつけるのはやめてください。「私のハートはバットマンの限定版特別仕様だから、オリジナルのパッケージに入ってないと価値が上がらないんだ」とか言わないように。ハーバード卒よ、あなたは私よりマシな人間などではないのだ。 あなた方は卒業生として賢いですが、「わかりません」と言うことがあってもいいのです。高い需要を要求されても、「調べてきます」と言うことがあってもいいのです。これは役に立ちますよ。あなたの親御さんが、「いつ独立するのか」と聞いてきたら、あなたはこう答えればよいのです。「わかりません、調べてきます」 これが私の最後のポイントに繋がりますが、両親に良くしましょう。彼らはあなたたちのために、とてつもない犠牲を払ってこられました。彼らが今日あなたにやってほしいことは簡単です。笑顔を作り、あなたの変わった従妹と、一緒に写真を撮ってほしいのです。 やってあげてください。あきれた顔をしないでください。では2011年卒業生の皆さん、オプラは言います、時間が来ました。この引用でスピーチを終わります。「ヘイヤ、ヘイヤ、ヘイヤ、ヘイヤ、オーライ、オーライ、オーライ、オーライ、オーライ」アウトキャストというグループの「ヘイヤ」という曲です。歌詞の意味は不明です。すみませんね、夜遅くにこのスピーチを書いたもので。 つまり私が言いたいのは、「怖くなったら、誰かの手を握り、目を見つめること。勇気がある時にも、同じようにすること」 あなたは賢いからここにいるのです。そして勇敢です。もしそこに優しさを加え、タイヤを変えられる能力をプラスしたら、ほとんど完璧な人間です。 今日、私にスピーチをする機会を与えてくださり、ありがとうございました。この世にあなたが出ていくにあたり、愛、光、喜び、そしてたくさんの笑がありますように祈ります。そしていつもの事ですが、ウェイトレスにチップをあげるのは忘れないでくださいね。ありがとうございました。

  
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