シモダテツヤ(以下、シモダ):今回も始まりました、第4回。

家入一真(以下、家入):4回目ですね。

シモダ:ミサワ公式ホームページの会議。今まで散々ね、間違いばっかり僕ら提出してきて、もういい加減にしろと。

地獄のミサワ(以下、ミサワ):もういいんじゃないかな、っていう。で、前回の最後に募集したじゃないですか。

シモダ・家入:はいはい。

ミサワ:この動画見ている人にホームページ作って持ってきてもらうと。それはどうなったんすか?

シモダ:あれはね、僕の方でメールアドレス作ったんですが、多分受信してない。

家入:あのね、エントリーにアドレス貼ってない。

シモダ:貼ってなかったですか。忘れてた!

家入:忘れてた!

シモダ・家入:(笑)。

シモダ:これ、マジで忘れてたわー。メアド作って。

家入:作ったよね。僕もちゃんと見れるようにしてもらって。

シモダ:データとかもちゃんと送って。お互いセットしてないですね、メーラーに。

ミサワ:もうそこで満足しちゃった?

シモダ:うん。

家入:本当に連絡したい人は、何らかの手段使って連絡してくるはずなんで。

シモダ:電話してきますよね。

家入:電話するなり。

シモダ:いきなりメールってのも失礼な話ですよ。こっちは真剣に考えてるのに。メール一本で「今度、こうしたらどうですか」ってのは。なんか一生懸命頑張ってる俺とか社長に対して失礼。

ミサワ:一生懸命頑張ってる俺らに対して。

シモダ:そうじゃない? 例えば、前に我々の友達の小説家が言ってましたよ。読者さんから「あなたのこのキャラクターを使ってこういうストーリー展開したらいいんじゃないですか」って言われたんです。そういうのって失礼よ。それと一緒です。

家入:相手に向かってつばを吐く行為ですよね。

シモダ:ほんとそうですよ。

ミサワ:前回募集したの何だったんですか? 前回メールアドレス置いとくからって言ったのは何だったんすか? そういうの大事じゃん。

家入:(会議が)締まるかなと思って。

シモダ:うん、締まる。なんか、読者と仲良くしてる感じを出して。イメージもよくなるやん、どんどん。

家入:双方向な感じで。

シモダ:そうそうそう。

ミサワ:でも、双方向じゃないんでしょ。

家入:うん。一方的にこっちが遮断する。

シモダ:だって我々、真剣に考えてるやん。いつも。一生懸命さだけは伝わってくるやろ?

ミサワ:いや、伝わってない。これまで5分で作ったもの以外は見てないですよ。

シモダ:じゃあ! 今回すごいの持ってきました! 見て下さい。

シモダ:「カラダはガッチリ! 腕は細い! 字獄のミサワ」っていうね。今回これ、写ってますよ、ミサワ君。ちょっと。

ミサワ:いや、写ってますけど。ガッチリって……。

シモダ:左にいるこれがミサワ。カラダはがっちりしてるしムチムチしてる。で、腕は細い。細くしたんですよ、フォトショップで。

家入:これ、加工したんすか?

シモダ:加工したんですよ

家入:へー、すごーい。

ミサワ:この写真。この写真使っちゃダメだって言いましたよね。前回、この写真に関しては名指しでダメだって言ったはずですよね。

シモダ:でも……。

ミサワ:いやいやいや。腕も細くしたからみたいなこと言いそうだったんで遮断しときますけど。腕が太いからダメだって言ったわけじゃないですよ。この写真そのものが。

シモダ:え、何? 足の部分が鉄腕アトムみたいになってるから?

ミサワ:違いますよ。最後のとこ切れてるからとかそういうんじゃなくて。「カラダはがっちり!」とか、俺、お相撲じゃないんで。

シモダ:うっそー?

家入:前回入りきらずに切れてた半分は、今回は(入れました)。

ミサワ:そうですよね。

家入:全部表現されてて。

シモダ:前回は半分、3分の2くらい切れてたじゃないですか、体が。今度は全部丸出しにすることによって、より腕の細さが際立つ。実際にさ……。

ミサワ:いや、腕の細さ、際立たなくていいんですけど。

家入:腕、細いねぇー。

シモダ:腕、細いなぁー。

ミサワ:細いってこれ、ただ加工しただけでしょ。あと、「字獄のミサワ」。名前間違ってるよ。

シモダ:え?

ミサワ:正しくは「地獄のミサワ」。「字獄」の「字」は、「地球」の「地」。

シモダ:「字獄」の「字」は「自分」の「自」?

ミサワ:「字獄」の「字」は「地球」の「地」! これ、前回まで全く間違える気配なかったのに、何でここにきて間違えるのか。

シモダ:あー。

ミサワ:あー、じゃなくて。

シモダ:それは、いっぺん、「じごく」って打って、スペース押したら変換されて「地獄」になるやん。それで先頭戻って「地」をデリートして、「漢字」って書いたの。この間の「関羽」だけにね。それで「漢」を消したら「字獄」になったっていう。そういう遊び心。「字(あざな)」ですよ、「字」。

ミサワ:いや、そういう余計なことしなくていいんですけど。名前重要なとこなんで。

シモダ:まあ、あと前回、ミサワの画がね、あんまり前面に出てない。関羽に飲まれてるとか、ボヤっとしてるとか。

家入:それはちょっと僕たちのミスです。

シモダ:ですねー。もっとイラストを出せとすごい怒られてましたから。

家入:怒られましたね。

シモダ:出しましたよ、今回。これミサワの画。

ミサワ:イラストって、コレのことですよね?

シモダ:そうです、そうです。

ミサワ:これ……は、僕のイラストじゃないですね。これは恐らく僕のイラストを真似て、シモダさんがさっき描いたやつです。

シモダ:(笑)。えっ? だってミサワこういう画描くやろ?

ミサワ:こういう画描きますけど、だからといって真似して出されても困るんです。

シモダ:ニュアンス、ニュアンス!

ミサワ:ニュアンスが伝わればいい、ということ?

シモダ:腕の細い人がこういう画を描いてますよっていうのが伝われば。

家入:細い腕を一生懸命に動かしてね。

シモダ:そうそうそう。器用にね(笑)。

ミサワ:細い腕は嘘じゃないですか。

シモダ:……そうそう。エンターページがそれ。

ミサワ:本当!? エンターページに他人の画が載るイラストレーターのサイトって……。

シモダ:でもだいたい、「地獄のミサワ」ってのがどういうのか分かるでしょ、これで。

ミサワ:うーん。嘘だらけですからね。

家入:ミサワ君のギャラリーも兼ねてるからね。

シモダ:兼ねてます! これ一枚で。

家入:いい出来だと思います。これね、今流行りの横幅1000ピクセルのやつなんですよ。

シモダ:横スクロールが流行ってますもんね、今。

家入:がぁー! って横にスクロールしないと、この画はやってこない。

シモダ:そう。うわー、やっと見れた、ミサワさんの画。

ミサワ:ミサワさんの画じゃないけどね、これ。シモダさんの画ですよ、これ。

シモダ:まぁそういう感じ。これ、どう?

ミサワ:どう? って、今ここ見てやっと気づきましたけど。

ミサワ:「※ユーカリを食べます」って何ですか?

シモダ:注意書きよ。細い手をこうして食べるでしょ?

ミサワ:食べ方じゃなくて! 僕ユーカリ食べないですよ。

シモダ:コアラってさ、ユーカリすごい好きやん。

ミサワ:うん。コアラはユーカリ好き。

シモダ:でもこれ見て? ちょっとコアラっぽくない?

家入:似てるね。

シモダ:コアラっぽいやん。

ミサワ:似てたとしても。コアラに似てる「人」はユーカリ食べないですよ! コアラじゃないから。俺は。

シモダ:え? いつも何食べてる? 

ミサワ:ユーカリって言うと思った?

シモダ・家入:(笑)。

シモダ:違うんですって。

家入:食べないんだ? でもさっき食べてなかった?

シモダ:食べてましたよね! 僕ら鳥のソテーみたいなの食べてたけど。なんか。

シモダ・家入:(コアラのふりを始める)

ミサワ:いや、食べ方はいいですよ。

シモダ:(腕を突き出して)「腕、細くなぁーい?」って言ってたやん。言ってたでしょ?

ミサワ:言ってないですよ! 「同じの」って言いましたよ。

シモダ:でも、店員さんユーカリ出しましたよ? ユーカリの木を持ってきてくれて。おっきめの鉢で。ミサワがこう(コアラが木を登る振りをしつつ)登って、ずーっと食べてて、僕と社長はこうやって(ナイフで肉を切るそぶり)。「最近どうなん、ミサワは。マンガ描いてる?」みたいな話を。

家入:うん、話した。

ミサワ:……。